井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

熊本市へ災害支援物資と、八幡の共産党の方が集めた募金50万円を届けました。

2016年05月07日 | 日記

電話で、食料品など物資はまだ必要ですかと、熊本県委員会に尋ねると、保存のきく食糧がまだいるとのことでしたので、4月26日に、お米やパンなどを満タンに詰め込み、27日の朝7時に友人2人と熊本へ向け出発しました。届け先は、現地で災害物資の受け入れ拠点になっている、日本共産党熊本県委員会です。日本共産党が集めた物資などは、福岡県委員会にすべて集められ、ここから、毎日トラックで熊本県委員会までピストンで運ばれています。しかし、毎日届けても福岡県委員会の倉庫が入りきれなくなったため、県内の共産党の地区委員会で物資がある場合は、それぞれ熊本へ運ぶこととなりました。

門司小倉地区委員会と、嘉飯地区委員会は、すでに出発しているとのことで、八幡も出発しました。この時点で九州道は植木まで通行可能でしたが、植木IC付近では大渋滞ということでした。26日の朝4時に出発したフードバンク北九州の便3台は菊水ICで降りて、海側の道を走ったとのことでした。友人に聞くと、海側は朝の渋滞でそれなりに混んでいた、そのまま植木まで行った方が道が分かりやすいじゃないかということで、高速で行けるとこまで行きました。

植木IC出口はそれほど混んでなく、私たちは、災害支援物資を積んでいたこともあり、そのまま、益城熊本ICまで走ることができました。熊本市内は思っていたほど、混んでなく、スムーズに目的地へ。ニュースなどで物資は足りていると聞いていたので、入るかなと若干気になっていましたが、熊本の倉庫はほとんどからでした。ここから、毎日、阿蘇と益城に食糧などを届けているそうで、益城町では共産党の元町議の方の自宅が、被災地での物資・ボランティアの拠点になっているそうです。

私たちが到着すると、若手のボランティアの方が、総出で荷降ろしをしてくれて、熊本県委員会副委員長の元県議の方に、募金50万円をお渡ししました。物資の状況を聞くと、県委員会の向かいが市の避難所になっていましたが、物資が足りなくて、毎日、避難所方が向かいの事務所まで、物資を取りに来られるとのことでした。最近でも、地べたが痛いので毛布や枕を取りに来られるとのことでした。益城町でも、水道が復旧していない所があって、水は食糧はまだいるとおっしゃっていました。

毎日物資を益城に届けている方は、道路はほぼ通行できて、渋滞もあまりしなくなったということでした。行政の職員の方が不足していて、職員の方にかなりの負担が来ていること、その結果、物資の配給が滞っていること、行政からの物資が届いていない所もあることなどが分かりました。国はパフォーマンスでオスプレイ飛ばす余裕があったら、現場で奮闘している、行政マンを支援し、マンパワーの確保が必要だと感じました。国は、この震災にかこつけて、首相や内閣に権力を集中させる緊急事態条項の制定を騒いでいますが、本末転倒です。現在でも、災害で奮闘しているのは、地元の自治体であり、その指示を受けた警察・消防・自衛隊です。その内閣に権力を集約して、人権を制限できる権限を与えて、なんの災害支援をするというのでしょうか。一方、国会では、国は自治体をしっかり支援しますと答弁しています。中央への権限の集中よりも、地元の自治体への支援こそが大事だし、国もそう言ってるではないですか。現状で、国ができることがたくさんあります。予算措置と、仮設住宅建設への資材・人員の確保です。本来の役割を果たす前に、オスプレイですか、緊急事態条項ですか。

明らかに、緊急事態条項は、別の意味があります。誰もが怪しいと気づいているのに、堂々と、厚顔無恥に、震災を利用しているのがいやらしくってたまりません。自衛隊に物資をたっぷり詰めるヘリがあるのに、わざわざ、あまりものが積めないオスプレイの出動を米軍に要請したり、危険な船の上で物資を受け渡ししているんですから。このパフォーマンスは露骨すぎではないでしょうか。

被災地で、訓練をするなと言いたいです。

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