井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

空手教室でひたすら遊びました。クタクタ・・・(^^)

2019年05月17日 | 空手

木曜日は、枝光でやっている空手クラブの日でした。

空手といっても、空手遊びです。ボール遊びや、鬼ごっこ、かくれんぼ、あくまで武道のためです。

私の師匠は、子どものころからあまり型にはめてはいけないと、相撲とったり、鬼ごっこしたり、逃げたり、追いかけたり、じゃれあい遊びが一番いいと言っていました。

小さい時からスポーツをやりすぎると、サッカーはうまいのに、転んでも手が出ないとか、体がそのスポーツのために出来上がってしまって、その他のスポーツや運動がうまくできないことになってしまわないか。

私が以前、学習支援(無料塾)の指導員をしているとき、休み時間、子ども達とじゃれあい遊びをしていたんですが、スポーツ少年なのに、思いがけないけがをすることがありました。大したケガじゃないですが、こっちが、サポートしないと大けがするんじゃないかと思うような、基礎的な体の動かし方ができないのです。

 

でも、じゃれいあ遊びを通じて、次第に体が意識と調和するようになってきました。その時、小さき時からスポーツで体を鍛え上げることあ、かえってよくないんじゃないかと思っていました。そこで先生の言っていることがより理解できました。

 

私の空手教室での目標は、運動神経を向上させる。どんな運動嫌いな子でも、体を動かすのが好きになってほしい。そして、もしもの時に、自分や身の回りの人の体と命を守れること。スポーツの勝ち負けではなく。人生を楽しめるような空手を目指しています。

 

というのも、子どものころは、なんといっても体力勝負の感じもあり、体に自信がないと、何となく自信が持てないんじゃないかと思うのです。

自分の体を自分自身でコントロールできる。これが空手の基本です。

 

私のやっている空手は、寸止めする技術が求められています。相手に当てる前に、止めるのはかなり難し技術です。目的の場所に当てるには上下左右の2D(二次元)で大丈夫ですが、どこで止めるかは、上下左右に、奥行きが加わり、3D(三次元)になるからです。

また形の練習でも、ダンスの練習と同じで、空間に自分の手足・重心がどこにあるかを把握することができるか。自分のイメージ通りに、実際の体の位置が来ているか、ここも自分の体をコントロールすることにつながります。

 

これを訓練しようと思うと、地味な練習になってしまい、よっぽど好きでないと難しい。ですので、子ども達は、ただひたすら自由自在に動かして、ボール遊びでもひとつづつできることを増やして、少しずつ自分の体をコントロールできるように、遊びの中で、学んでいます。

でも、少しは空手の基本をしようとすると、え~空手? みたいな感じになります。(^_^;)

いや、ここは空手教室なんやけど・・・って

 

そして、鬼ごっこでも、逃げる時にはジグザグ逃げや、フェイントで相手をかわすなど、武道の要素が詰まっています。かくれんぼでも、息を殺す、気配を消すなど、楽しみながらできます。

その昔、忍者は普段はお百姓さんをしていました。私の母の実家は、11代ぐらい続いている古い農家ですが、じいちゃんは剣道の達人でした。農家なのに、日本刀や槍など、武器がたくさんありました。相手に一度打ち込むと、打ち込んだ後が腐ってしまうという木刀があったりと。

祖父がなくなったのち、ばあちゃんは、孫たちが日本刀を振り回したらいかんということで、すべて神社に奉納しました。

 

私の名前がしんごで、ばあちゃんは、新吾十番勝負という時代劇で、しんごが切って、切って、切りまくるようすをみて、私が大きくなったら日本刀を振り回すんじゃないかと思ったそうです。

 

ですので、武道の鍛錬には、農業が一番だったのかもしれません。こどもにとっては、遊びが一番の鍛錬だと思うのです。日常生活がすべてが鍛錬だと、ジャッキーチェンの映画でも言っていました。

 

だから、日常の何事にもないことに、生活一つ一つに意味を見出し、鍛錬につなげるということ。意識するのとしないとでは、同じことをやっていても、結果が全く違います。

食べる、寝る、話す、服を着る、遊ぶ、すべてが武道の鍛錬につながっているという考えです。

昔の、達人はお酒を飲んでいるだけでも、意識するだけで、武道の達人になれたのかなと・・(^^)

カンフー映画に出てくる鼻の赤い達人もそうだったのかなと。

 

そして今日は帰ってくるなり、7月6日と7日の土日にある大蔵祇園子供山笠の原稿書きをしていました。前から頼まれていたんですが、今日期限の今日になってしまい、文章がなかなかしっくりこずに、わずか1枚の原稿に、えらく時間がかかりました。渾身の作です。はたして、皆さんの評価はどうでしょうか。いつでも書き直します。(^^♪