冤罪とは何だろう、日本丸の進路が危うい 11/05
平岡秀夫法相は4日午前の記者会見で、冤罪の解釈について「冤罪とは無罪である者が有罪の判決を受ける状況に陥ったものである」と指摘したうえで、元局長の村木さんは無罪となったのだから「冤罪ではない」と断言した。
法相としての、この発言は限りなく重い。
岩窟王では無かろうし、数十年の監禁のみが冤罪の要件である筈も無い。
厚生労働省の文書偽造事件で元局長村木厚子さんが、法廷の場に立たされ数ヶ月間の拘束と同時に職務を解雇されたことが冤罪では無いと、現在において認識し、公言する平岡秀夫法相は恐ろしい。
どうやら我が日本国は北朝鮮並みの独裁国家であるようだ。
このままでは日本丸の進路が危うい。
元局長村木さん「冤罪ではない」 文書偽造事件で法相
2011年11月4日 12時47分 (共同)
平岡秀夫法相は4日午前の記者会見で、厚生労働省の文書偽造事件で元局長村木厚子さんの無罪が確定したことに関し「冤罪には当たらない」との認識を示した。
これに先立ち政府は閣議で、事件が冤罪かどうかを問う質問主意書に対し「特定の事件が冤罪か否かについて見解を有していない」とする答弁書を決定した。
平岡氏は会見で冤罪の解釈について「無罪である者が有罪の判決を受ける状況」と指摘。村木さんは一審で無罪となったため該当しないとした。
その後、法務省幹部は記者団に「法務省として冤罪を定義づけていない以上、村木さんが冤罪かどうかを判断したわけではない」と説明した。
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