271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

谷川岳(2012年の夏)

2012-08-06 12:38:48 | 公園案内
7月の末に高校山岳部の先輩から電話があって、8月5日の追悼登山の連絡を私がメールで行いました。返信率は例によって悪く、それでも9名の参加まで漕ぎ着けました。当日の朝は私の出発がちょっと遅れ、集合場所の駐車場には誰もいません。一人で渋川・伊香保ICから関越道に乗ります。日曜日の8時前なに車が多い。順調に飛ばして水上ICで一般道へ、コンビニに寄ってから土合を目指します。ロープウェイの駐車場の入り方が昨年とは違い、下から入ります。ここに東京理科大学の山荘があったとは、今年初めて気がつきました。車を停めてエレベーターで上に上がり外に出るといつものメンバーが見えました。間に合ったようです。

食料・飲料・調理道具をカートに積んで「国道291号」を徒歩で一ノ倉沢に向います。

しかしこんなところで2012年ロンドン五輪グッズが出てくるとは意外でした。

国道291号の登りは最初がきつい。ここで「地元高校生が作った 谷川岳一ノ倉沢沢めぐり散策マップ」を頂きました。一ノ倉沢の駐車場近くでこのマップにスタンプを押し、帰りにこの証拠を見せると『高山植物の本』が貰えます。フルカラー128ページです。
登山指導センター前の急勾配では腰痛で散歩をサボっていたつけが来たことが身にしみます。ここを我慢すると後は平坦な舗装道路です。4キロの道をぶらぶら歩き、それで気がついたのは路傍の雑草で、オオバコは前から多かったけれどドクダミの白い花がやけに目立ちます。ここまで「都市化」が進んでいます。それに「山ガール」のカラフルなストッキング、自転車ですね。何台もの自転車に追い越されるなんてことは今まで無かったことです。別に彼らを敵視しているわけではありません。一ノ倉沢で「幽ノ沢まで自転車でいけますか?」と訊かれたので「行けます!行けます!」と次郎さんみたいにお答えしました!
一ノ倉沢ではいつものようにセレモニー。そして川原で荷物を広げて高級牛肉とマツタケを焼いて豪華なランチとなります。腹も膨れると幽ノ沢までの散歩が例年の行事なのですが、今年は皆飲みすぎたか、体力の限界だか、私一人の散歩になりました。今年もカリガネソウが一ノ倉沢で見られなかったので、幽ノ沢まで足を伸ばしたかったのです。

この道はまだ昔の面影が残り、アジサイの下にはミズ(ウワバミソウ)が沢山生えています。採りたいけれど、ここは国立公園です。幽ノ沢の水場(ブナのしずく)で水を汲んで、ゆっくり戻ると、既に撤収作業も終わっていました。舗装道路をぶらぶら歩いているとニホンザルに出会いました。

あまり人を警戒しないようです。高校2年の頃、年間30日位谷川岳に行きましたが、ニホンザルやカモシカに出会ったことはありませんでした。そういえばこんな看板がブナの幹に巻き付いていました。

サルに餌を与えると罰金ですぞ!今年は木の実が凶作らしい。指導センターの少し上にトチノキがありますが、ほとんど実がついていませんでした。

そして小さな秋を見つけてこのハイキングを終えました。今週はもう立秋です。

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