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「竜の像」(東松島市野蒜海岸)

冬山登山

2019-01-28 21:52:05 | 日記
 NHKラジオ土曜9:00から「石丸謙二郎の山カフェ」を放送している。毎週聞いているうちに中高年登山でもしたくなってきた。しかし、登山経験は40年程前の泉ヶ岳(1175m)、栗駒山(1626m)のみ。後は、ハイキング程度。
にもかかわらず、冬山登山なんて無理。昔、むか〜し「孤高の人」(新田次郎)を読んで主人公をまね、縦走のつもりで近くの林道など冬季に歩き回った事もある。もちろん単独で、食糧は餅と甘納豆。気分は「孤高の人」。近くに見える範囲の里山でもと思うが、最近は街中でも冬眠してないクマの目撃情報もあり、里山でも行きたくない。冬は見通しも良く小動物の観察も楽しいのに。しかし、この時期に近くで単独でも安全に登頂出来る山を見つけた。早速、支度をして出発。
 
 
ふもとは工事中が多く車も走りにくい。駐車場から登山口まで案内に従って歩く。

蒲生干潟を見ながら進むとバッタに見えるような流木。

(正面から見ると5本松に見える)
近くの神社で登山の安全祈願をして強風の中を進むと間もなく登山口に到着。
 
記念写真を撮ろうとしたら防寒靴が雪で滑って早くも滑落しそうになった。アイゼンを付けていなかった。服装は万全。気合いを入れて頂上めざしゆっくりと一歩ふみだす。
わき目もふらず、休憩もせず、息も乱さず山頂に到達。山頂からは、仙台港を出入りする貨物船、蒲生干潟、足元は工事用の重機、その向こうには仙台市内と蔵王連峰の360°大パノラマ。この間、約3秒。

初の3000mm級厳冬期単独登頂に成功。雪崩や落石に気を付け慎重に1秒で無事下山。
下山後は、高砂市民センターで「登頂証明書」を発行してもらった。




帰宅後は、賞味期限切れの小豆であんこもち。気分は「孤高の人」モデル。甘納豆ではないけれど。
 

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