国語職人       社会職人

近道は無く,魔法も無い。
確かな技術に裏付けられた実力が大切。

公民が不得意な生徒

2014-11-13 09:41:26 | 日記
本当に,多いです。

「社会で何が不得意?」,と聞くと,二人に一人は「公民」と答えます。特に,人権の分類では,「?」となる生徒が全てです(Sで全国1位を取った生徒でもです。)。試しに,「自由権と請求権と社会権の違いは?」と聞いてみてください。キチンと答えられる生徒は,私は一人も会ったことがありません。

やはり,大学の法学部で,憲法をキチンと勉強していない講師はツライでしょう。ですが,人権の分類は,試験に出ます。暗記に頼る勉強になるのは避けたい。

お薦め本は,
芦部信喜「憲法」(岩波書店) 法学部学生で持っていない人はいないのではないか,というレベルの本。分かりやすくかいてあります。ただ,行間を読む必要がある本として有名。行間を読めるようになるには,憲法の論文に当たる必要があり・・・・。やはり,読まないより,読んだ方がいいかも,ということ以上のことは言えません。

良く分かっている講師に,説明を受けるのが一番でしょう。


公民でも語呂合わせは使います。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)などは,語呂で覚えます。


冬休みになると,社会の単発の依頼が毎年来ます。今年も,来ることでしょう。


(注)社会が得意で,社会で偏差値を上げている生徒は危険です。特に難関校は,社会はみんな入試までには仕上げてきます。国語・算数をキチンと勉強するのは必須です。



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