Free!に今更ハマってしまったことを以前綴りました。
最近はこんなまとめもあったりして、
『Free!』ファンがほぼ全員『弱虫ペダル』へ流れていく風潮をトライアスロンと言うらしいwwwww
ほんとにだーれがうまいこと言えと、というお話なんですが、
私もお察しの通り(舞台も見てるので)ペダルも全力で漕ぎながら水とたわむれつつ、
さらに両手をバタバタさせながらラケット振ってテニスしているような状況です。大車輪状態です。
もうちょっとした脳内夢遊病ですね。
多次元でバーチャルスポーツとバーチャル男子に振り回されている次第です。どうしてこうなった。
(ただしそこからすぐにはリアルスポーツのサポーターにならないところが、あくまで見た目優先な文化系の私。
汗をかく姿さえ美しい人が出てきたらすぐさまはらたいらさんに3000点!さらに倍!)
それはそれとして、Free!は見るほどにいろんな場面が胸に迫る、
「女性の願いを叶えたら、この形になりました」(cスズキのスペーシア)という作品だとしみじみ思うんですけど、
(余談ですけどこのコピー安易すぎで、CM当たるたびにちょっと筋肉疲労による乳酸がたまる感じになりますが
ターゲットをしっかり言ってくださいっていうオリエンだったんだろうなというのがよくわかるなあとも思い、
またそれである程度売れるんだろうなとも思い… お疲れ様です)
その中でやっぱり特に何回見ても印象に残るのは、オープニングでも、本編でも、何回も繰り返される
「ハルちゃんがひっぱりあげられる」というシチュエーションです。
Free! - Iwatobi Swim Club - Opening (OP) (HD) - "Rage on" by OLDCODEX
主人公のハルちゃんは、
①オープニング曲の中で、水の奥深くに沈み込んでいこうとするところを
ものすごい勢いで手をひっぱられ水面に連れ出される
②第1回の冒頭で風呂の中から出るときに
真琴(友人の男子)が「お手をどうぞ」的に手をひっぱって
立ちあがらされる(※もちろん足の着く水深)
③リレーをおよぎきった後に、チームメイトから感動のまなざしを向けられつつ、
真琴(男子)にプールからひっぱりあげられる
と、何かと手をひっぱられるふんわり男子です。
ところで個人的な実感も含め、
潜在的に女子(おなごと呼んでほしい)というものは、誰かにひっぱり上げられたいものだと思う。
幼い自分を正しい方向に導いてくれる人というのに憧れるから、教師や先輩に惹かれる
閉塞的な状況から救ってくれそうに思うから、破天荒な男に惹かれる
眠れる自分の魅力を引き出してくれそうだから、才覚の立った男に惹かれる
人生一発逆転出来そうだから、お金持ちの人に惹かれる
はっきり言って他力本願です。
サムデイ・マイプリンス・ウィル・カム の世界です。
わかってるんだそんなことは。
だけど、誰かに手をひっぱってほしいと思ってるんですよね。きっと。
ということは、潜在的な望みを汲んで、ここぞの時には常にひっぱりあげてもらえるハルちゃんの姿に
女子は自分を重ねるのではないか。
つまり、ハルちゃん=お姫様。
ふんわりしていれば、いつも意を汲んで助けてくれる人がいるという安心感。(たいがいまこちゃん)
あっ、そうか、だから「まこはる」というジャンルがあるのか…
ニホンの萌えの世界はほんとうに進んでいるなと思うのは、
もうそういうことが大々的に気づかれているということです。
私が実体験を通じて、ひっぱりあげられ萌えからのお姫様スタイルをようやく発見しているうちに
おじさんにお姫様の格好をさせた本とかがどんどん売られていたりするんだ。(驚愕)
二次創作市場の猛者たちはものごとの本質を見ているのではないかという気がしてきた。
そのまなざしで現実世界をポジティブに見つめていけば、きっと何でも愛することができると思う。
ちなみにこうした視点(「姫感」の存在)を得て見ていくと、
Free!は、ハルちゃんに加えリンちゃんという第2のお姫様が居るところがすごい。
過剰に保護されるお姫様と、荒野をひとり馬に乗って駆け巡るお姫様 というような感じだ。
最終回では先に救済を受けていた姫Aが、最後までもがいている姫Bを今度はひっぱりあげてやるのですね。
うーん、この、ド定番だけで終わらない感。掘れば掘るほどの萌え。おそろしいぜ。
で、それはそれとして、思うこととしては
男子は、自分の持っている「姫感」に気づいていないほど美しいね。
無作為の美です。
無造作紳士ですよ。(song byジェーンバーキン)
JANE BIRKIN - L'Aquoiboniste
無造作に美しいものを、執拗に見つめつづけるよ、私は。
あー、私、何を言おうとしていたのかな。
もうよくわからないな。
ともかくも、ひっぱりあげるシーンを象徴的に何度も何度も入れ込んできた、
この作品の監督の変態すぎて鋭すぎる洞察に完敗。ということでした。
最近はこんなまとめもあったりして、
『Free!』ファンがほぼ全員『弱虫ペダル』へ流れていく風潮をトライアスロンと言うらしいwwwww
ほんとにだーれがうまいこと言えと、というお話なんですが、
私もお察しの通り(舞台も見てるので)ペダルも全力で漕ぎながら水とたわむれつつ、
さらに両手をバタバタさせながらラケット振ってテニスしているような状況です。大車輪状態です。
もうちょっとした脳内夢遊病ですね。
多次元でバーチャルスポーツとバーチャル男子に振り回されている次第です。どうしてこうなった。
(ただしそこからすぐにはリアルスポーツのサポーターにならないところが、あくまで見た目優先な文化系の私。
汗をかく姿さえ美しい人が出てきたらすぐさまはらたいらさんに3000点!さらに倍!)
それはそれとして、Free!は見るほどにいろんな場面が胸に迫る、
「女性の願いを叶えたら、この形になりました」(cスズキのスペーシア)という作品だとしみじみ思うんですけど、
(余談ですけどこのコピー安易すぎで、CM当たるたびにちょっと筋肉疲労による乳酸がたまる感じになりますが
ターゲットをしっかり言ってくださいっていうオリエンだったんだろうなというのがよくわかるなあとも思い、
またそれである程度売れるんだろうなとも思い… お疲れ様です)
その中でやっぱり特に何回見ても印象に残るのは、オープニングでも、本編でも、何回も繰り返される
「ハルちゃんがひっぱりあげられる」というシチュエーションです。
Free! - Iwatobi Swim Club - Opening (OP) (HD) - "Rage on" by OLDCODEX
主人公のハルちゃんは、
①オープニング曲の中で、水の奥深くに沈み込んでいこうとするところを
ものすごい勢いで手をひっぱられ水面に連れ出される
②第1回の冒頭で風呂の中から出るときに
真琴(友人の男子)が「お手をどうぞ」的に手をひっぱって
立ちあがらされる(※もちろん足の着く水深)
③リレーをおよぎきった後に、チームメイトから感動のまなざしを向けられつつ、
真琴(男子)にプールからひっぱりあげられる
と、何かと手をひっぱられるふんわり男子です。
ところで個人的な実感も含め、
潜在的に女子(おなごと呼んでほしい)というものは、誰かにひっぱり上げられたいものだと思う。
幼い自分を正しい方向に導いてくれる人というのに憧れるから、教師や先輩に惹かれる
閉塞的な状況から救ってくれそうに思うから、破天荒な男に惹かれる
眠れる自分の魅力を引き出してくれそうだから、才覚の立った男に惹かれる
人生一発逆転出来そうだから、お金持ちの人に惹かれる
はっきり言って他力本願です。
サムデイ・マイプリンス・ウィル・カム の世界です。
わかってるんだそんなことは。
だけど、誰かに手をひっぱってほしいと思ってるんですよね。きっと。
ということは、潜在的な望みを汲んで、ここぞの時には常にひっぱりあげてもらえるハルちゃんの姿に
女子は自分を重ねるのではないか。
つまり、ハルちゃん=お姫様。
ふんわりしていれば、いつも意を汲んで助けてくれる人がいるという安心感。(たいがいまこちゃん)
あっ、そうか、だから「まこはる」というジャンルがあるのか…
ニホンの萌えの世界はほんとうに進んでいるなと思うのは、
もうそういうことが大々的に気づかれているということです。
私が実体験を通じて、ひっぱりあげられ萌えからのお姫様スタイルをようやく発見しているうちに
おじさんにお姫様の格好をさせた本とかがどんどん売られていたりするんだ。(驚愕)
二次創作市場の猛者たちはものごとの本質を見ているのではないかという気がしてきた。
そのまなざしで現実世界をポジティブに見つめていけば、きっと何でも愛することができると思う。
ちなみにこうした視点(「姫感」の存在)を得て見ていくと、
Free!は、ハルちゃんに加えリンちゃんという第2のお姫様が居るところがすごい。
過剰に保護されるお姫様と、荒野をひとり馬に乗って駆け巡るお姫様 というような感じだ。
最終回では先に救済を受けていた姫Aが、最後までもがいている姫Bを今度はひっぱりあげてやるのですね。
うーん、この、ド定番だけで終わらない感。掘れば掘るほどの萌え。おそろしいぜ。
で、それはそれとして、思うこととしては
男子は、自分の持っている「姫感」に気づいていないほど美しいね。
無作為の美です。
無造作紳士ですよ。(song byジェーンバーキン)
JANE BIRKIN - L'Aquoiboniste
無造作に美しいものを、執拗に見つめつづけるよ、私は。
あー、私、何を言おうとしていたのかな。
もうよくわからないな。
ともかくも、ひっぱりあげるシーンを象徴的に何度も何度も入れ込んできた、
この作品の監督の変態すぎて鋭すぎる洞察に完敗。ということでした。