あふれる気持ちがとどめられず、年末からTwitterなどでちょいちょいとつぶやいていましたが、
どうやら私は、ここにきて二次元イケメン、そしてイケメン声優の沼に足を突っ込んでしまったようです。
原因はアニメ『Free!』にあります。
このアニメ、昨年夏に一応オンタイムで見てました。
TLで話題になっていたのもあり、録画して毎週チェックしていたのです。
男子高校生が水泳部作って脱いだり泳いだりキャッキャする話ということで、
「ほほう、そうか、お姉さん方に向けたアニメ市場というものがあるんだな、
それにしてもなんかキャラクターとかあざといな、たしかにイケメンだけど」
という、マーケティング的視点(?)から興味深く見ました。
でも、いままでほとんどアニメ(いわゆる深夜アニメですか)を見る習慣がなかったというのもあり、
一通り納得した結果、最終回とともに記憶の奥へ閉まっておいたのです。
ところが昨年末。
仕事が終わって家に帰ったときに、気軽に見られる番組がなんだか急になくなっている
(バラエティは面白くない、ドラマは重い、ニュースはみどころ少ないのに尺が長い)ことに気づき、
何か短時間でパッと面白いのはなかったかな、と、
ふとHDDに残っていたFree!を、何気なく再生し始めてしまったことがすべての原因でした。
…あれ? なにこれ、面白くない?
青春を生きる二次元の少年たちが、さわやかな夏が、仲間の絆となんて素敵な上腕三等筋が、
急に胸に突き刺さってきた。
武器とか持ってない高校生の日常の他愛もない話なのですが、
ディティールのこだわりを改めてみることで感知してしまったわけです。
さらに、キャラクターも去ることながら、
準主役をやっている鈴木達央という声優がやばい。
準主役の声(優しめ)をやっているのに、同時にオープニング曲も歌っていて(超ロック)、
声が全然ちがうんですよ。それに気づいてしまった。
そうだとわかったときのこの衝撃、そして芽生えるもっと知りたい気持ち……
はい、ここで一気にドライブがかかりました。
そして私はポーカーフェイスを装いながら、狂ったように職場でも音源を聞く毎日が始まりました。
ドラマCD、WEBラジオ、キャラクターソング、…と本編以上に尺があるんじゃないかという
付属ビジネスの充実ぶりが、もっとぎゅんぎゅんにハマりたい気持ちを十分に後押ししてくれるという憎たらしさ。
そこで聞きこんでいくほどわかる、鈴木達央の面白さ。
キャラクターを完璧に演じている一方、フリートークではあふれる下ネタ、そして下ネタ。
聞けば聞くほど魅力的な男性ではありませんか。
ちなみにWEBラジオが一番威力があったような気がします。
中の人たちがパーソナリティになってキャッキャウフフしてるとか、すごいな。という驚きもつかの間、
クールな主役の声をやってる声優の島崎さんが実際は後輩の天然キャラ、やさしい準主役の鈴木さんが実際はドS先輩という
腐女子が泣いて喜ぶギャップに私もまた、まんまと転がされることになってしまった。
あー、わかってるわかってる。またもやニッチだって気づいてる。
でもな、この感覚は新しすぎた。声から持ってかれるとは。
これは、新種の恋かもしれないな。
取りつかれたように声を追いかけて行く毎日の中で、
その自分の気持ちとまったく同じことがこのブログに非常に情熱的かつ理知的にまとめてあったので
賞賛とリスペクトをこめて…
夏に現場がなかったジャニヲタが鈴木達央さんにハマった理由
しかし恐ろしい予感しかしない。
自分の、Wikipedia好きというか、体系立っていろんなものを認識していきたい性質もあいまって、
これは根こそぎハマってしまうかもしれない。声優さん。
すでに鈴木さんを軸に、横展開が始まっている。(自分の中で)
厄介なのは、いままでハマってきたイケメン界隈に、彼らがいろいろとニアミスしていることである。
なんかこの字面見たことある っていう声優の人ってめっちゃ居ますね。
これはテニスのミュージカルで培った情報把握能力がすべてを繋いでいっている気がする。
このジャンルを今、知らず知らずのうちに学習してしまっている自分がいる。
そのことにいま最も私は驚き、あわてている、まさにオンタイムの状況なのです。
そんな中、
ここで2011年以降、ハマり転がり広がってきた自分の軌跡を一旦まとめておきたい。
~スカーレットの、他次元化するイケメン萌えの世界~
2011年 春 :戦国鍋テレビが放送されていることを感知する
2011年 夏 :放送外エリアに転居したことにより見られなくなってしまった
戦国鍋テレビがどうしても見たくなり、DVDを買い始める
みごとにハマる
2011年 秋 :戦国鍋テレビのなかでも俳優の村井良大くんがすごいのではないかと感じ始め
村井くんの舞台のチケットを取る
村井くんの主演DVDなどを買い始める
以降コンスタントな舞台観劇を始める
2011年 冬 :年末に大江戸鍋祭に参加する(初・マチソワ体験)
戦国鍋フィーバーが止まらない 書籍グッズを買い集める
2012年 年頭:戦国鍋テレビに出ている若手俳優がみんな経験してるこの舞台ってどんなんだろうと興味を持ち、
テニミュ(2nd六角)初観戦 衝撃を受ける
また、平清盛(大河)にダダはまりする
2012年 春 :テニミュをもっと知りたくなり、映画祭フル参加
みごとにハマる
2ndシーズンのDVDを買い始める
宝塚雪組トップ音月・舞羽ペア(当時)にハマりヅカを研究し出す
2012年 夏 :テニミュ立海観戦
ライブビューイングデビューし、6代目青学卒業に号泣する
2012年 秋 :戦国鍋赤レンガライブに参戦
ニコニコ動画のテニミュ俳優番組などをたしなみはじめる
ゴーバスターズ、仮面ライダーウィザードなどを見始める
雪組トップ退団、嵐のようなヅカフィーバー終わる
2013年 年頭:武士ロックフェスティバルに参戦 号泣する
テニミュ比嘉観戦(LVも参加)
漫画を衝動買いした「八犬伝-東方八犬異聞-」がアニメになっていることを知り
チラ見するもそこまでハマらず
2013年 春 :牙狼なども見始める
和田琢磨くん(青学6代目手塚)の写真集発売イベントでイケメンぶりに衝撃を受ける
2013年 夏 :テニミュ全国氷帝で大フィーバーし、6公演見る 号泣
テニスの王子様 原作本を読み始める
弱虫ペダルの舞台観戦、感動を得る
夏クールではじまったFree!を見る
テニミュ ハイタッチ会に参加する
2013年 秋 :弱虫ペダルを見始める 仮面ライダー引き続き見る
テニミュ映画祭にまたもや参加する
2013年 年末:Free!を何気なく再生、衝撃を受ける(鈴木達央スゲェ)
2014年 年頭:アニメと声優の沼に足を踏み入れたかもしれない
Free!の関連本とブルーレイとOLDCODEXのCD購入してしまった
冬クールのアニメはとりあえず5番組ぐらい予約してみた
~つづく~
ふと見かけたバラエティのイカす男子たちをきっかけに、
三次元から徐々に二次元に向かって、雑誌からテレビからDVDから生舞台まで、
西へ東へ気づけば奔走するようになっていったのだ。
なんか、「思うツボ」という感じでハマり続けているわけだね。
この2年を経て感じることは、
完全に自分が「消費する側」に回ったな、というしみじみとした実感です。
生活上では嫁にも行ったし、イケメンさんに払うお布施は完全にどれも道楽消費なのですが、
その代わりに、より純度高く「恋できる消費」を自分が求めていっている気がする。
溺れられそうなところにお金払ってハマりたい。現実は出来るだけ遠くにすっ飛ばしたいね。
そんなわけで、心と体の赴くままに突き進んできた結果、
どこが主戦場なのか、どうにも混沌としているわけですが、
2014年は、見た目、次元、ジャンルにとらわれず、幅広いメンズの魅力を感知し理解し、
常に頭の中でドーパミンを噴出させられるような幸せな1年を送りたいと思います。
ヒリヒリとした感じがほしいんです。