退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

久喜から・・・文学の香りを発信!!!

2013-10-28 19:45:33 | Weblog
 彩の国・埼玉りそな銀行第44回埼玉文学賞の受賞者が発表されました。小説、詩、短歌、俳句の四部門です。応募総数360点で15歳の高校生から90歳の男性まで県内外の幅広い年齢層から応募がありました。この四部門のうち久喜市の方が正賞を受賞したのは、小説部門の藤田 和子さん(65)、俳句部門の荻原陽里さん(53)です。
 藤田さんは、鹿児島県徳之島出身で久喜市に住んで37年、書くことが好きで小説は2度目の応場で佳作に入選し、ますます書くことが面白くなり応募を続けてきた。今回のタイトルは「思い込み」で、思い病気だと勘違いをした60代の女性の心理描写を巧みに描いた作品です。昨年佳作に入賞した作品は、故郷・徳之島の風習・風土を背景に、大家族の世話をした自分の祖母のことを書いたものです。「これからも日常の些細なことに目を向けて自分が感じたことを書いていきたい」
 萩原陽里(ひさと)さんは、上尾市出身で高校生のときから習い始めて、在学中に落合水尾氏主宰の結社「浮野」の同人になった。しばらく休会していたが、結婚して子育ての時期にゆったりとした時間の中で俳句が造れるようになり、再び句会に入会した。受賞作「父に」は、80歳の実父への感謝と尊敬の思いを詠んだ作品です。娘から見た父は「愚直で人間大好きな人」「私を大人として扱ってくれたことが、とてもうれしかった」と振り返る。前向きに今も生きる父の姿に心打たれ、これまでの感謝と頑張る父にエールを送りたいと、五七五に自分の思いを託しました。


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