退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

要援護者見守り支援について

2012-01-25 20:45:41 | Weblog
 この度の「東日本大震災」で地域の和、人と人の絆、コミュニテイ…とかが大切であると言われました。確かに初期救助は隣近所の助け合いであることがわかりました。久喜市では2年前から地震や台風などの災害時に、自力で避難することが困難な高齢者や障害者などの要援護者が、住みなれた地域で安心して暮らせるよう、平時から要援護者の生活を見守り、災害時には地域の支援を受けられる体制づくりを進めています。この体制づくりに協力しているのが、地域の実情に詳しい区長、民生委員それに防災に関わる自主防災組織の人たちです。
今年も要援護者登録台帳の確認作業が行われます。登録されている要援護者に移転した人はいないか、施設に入所した人はいないか、近親者と同居をしていないか、死亡した人はいないか、など実情の把握・確認作業です。この確認のための訪問ですが、このときプライバシー=個人情報との関わりが障壁となります。留守(居留守)、面会拒否、中には個人情報なのに誰に聞いてきたのか、とか憤慨する人もいます。本来、要援護を希望する人こそ、「高齢者あるいは障害者が住んでいます。何かの時には助けて下さい」と自分から平素情報発信をしておくべきです。要援護を拒絶している人は自力で避難していただくしかありません。