海江田＝小沢・鳩山でなくてよかったです。

　今回の民主党の代表選は、「河和田町の選挙」とか「菅後継（主流派）か親小沢（反主流派）か」といわれて候補者が５人となり、政策の争点は、「東日本大震災復興のために増税」と「小沢元代表の処分解除」「マニフェストの見直し」の３点に大きな差異が見られます。この３点で５氏の考え方が「反小沢か親小沢か」に二分されます。
　小沢さんは、５５年体制終焉後の生き残りで、「闇将軍」「剛腕」の異名を持ちます。田中角栄・竹下　登・金丸　信ら「金権政治」の王道を歩いてきました。一方　「政党の壊し屋」の名もあります。１９９３年新生党結成、党代表幹事に、９４年新進党、幹事長に、９８年自由党を結成、党首に、２００２年民主党へ合併、一兵卒に。小沢さんの政冶的主張はその時々の問題でいろいろあります。勉強不足ですが、なんと言っても「金のダ―テイー」の部分です。さきの新生党・新進党・自由党を結成しては壊しましたが、その時の「党の残金」はどうなってるんですか。合計１４億位あったのではないですか、２００６年陸山会で都内６か所にマンションを所有、２００８年まだ記憶に新しいですが、大手ゼネコン・西松建設からの多額の政治献金問題
、陸山会２００４年度政治資金収支報告書の４億円の不正記載問題など、限りなくダ―テイーだ。このダ―テイーな金に群がっている議員が小沢派だ。政策に群れるならまだしも金に群がる人たちが国政を牛耳ることになるところでした。
　国政の場も「二元代表制」にならないだろうか、大統領制ではないが総理大臣は、主権者である国民が選ぶシステムになるといいですね。そうすると、いろいろな政策に興味を持って責任意識が主権者に生まれるのではないでしょうか。