退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

あなたが選んだ総理大臣=菅 直人

2010-09-17 12:44:59 | Weblog
 熱い民主党代表すなわち総理大臣の選挙が終了し、菅 直人に決定した。得票ポイントの内訳をみると、やはり”ねじれ”現象が見られます。このねじれは、国民と国会議員のねじれです。国会議員のポイントは、菅 氏412p、小沢氏400pで拮抗していますがが、党員・サポーターのポイントは、菅 氏249p、小沢氏51pです。また、先の世論調査でも菅 氏支持73%、小沢氏支持16%でした。わたしたち国民の多数は、菅 氏を支持しているにもかかわらず、私たちが選んだ国会議員の半数は小沢氏を支持しています。その人たちは、私たち国民の声を聞いてくれたのでしょうか、支持者の声を反映すべきではないでしょうか。中間で菅氏・小沢氏にまだ決めかねている国会議員へのインタビューで地元に帰って後援会に相談をして決めます、と答えている議員がおりました。
 10.9.1の毎日新聞・編集手帳に次のような大変面白い記事がありました。
料理屋で言えば首相とは、板場を仕切る最上位者「花板」かもしれない。菅さんが花板を務める料亭「民主」は、いまのところ清潔なところだけが取り柄である。肝心の料理を褒める人はそう多くはないが、手をきちんと洗わない板前を板場から締め出していることで、客の評判を何とか保っている。そんなとき「料理の腕は俺の方が上だぜ」と締め出され組の小沢さんが、次期花板に名乗り出て大騒ぎとなった。そこに「まあまあ、ご両人、みんなで仲良く板場にたって”挙板態勢”でまいりましょう」と、清潔さでも料理でもしくじって辞めた前花板・鳩山さんが割り込んで話をややこしくする。「みんなで仲良く」が手を洗わぬ板前にも調理させることを意味する以上、清潔さだけで料理支持率を保っている菅さんが「うん」と言うはずもない。店内の声を聞いて花板を決めることに落ち着いたのはよかった。
菅さんは料理の腕を磨くべし、小沢さんは、手を洗うべし。客の注文はそれに尽きる。