退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

暑い夏がやってきました=2

2009-07-13 21:26:38 | Weblog
 テレツク テレツク テレツクテン~この囃子が聞こえるようになると、いよいよ夏祭り=天王様まつり=暑い夏だな という思いです。お囃子の練習が6月から始まり、どこかでお囃子の練習をしているな、という心地よさがあります。ところが7月になると、俄然太鼓の音にも気合いがこもっていることが伝わってきます。丁度1学期の期末試験の時です。久喜のお囃子は、よく馬鹿囃子といわれ単純なメロディーのようです。江戸囃子系ですが6台の山車のお囃子は、それぞれ微妙に違います。いつごろだったでしょうか、他所の町の太鼓叩きの人が手伝いに来ていました。幸手市、鷲宮町からだったと記憶しています。祭典保存会が組織されるようになってからは自分たちで後継者を育成しはじめています。小・中学生を対象に募集をして地道に育成を続けています。そのお陰でどの町内も太鼓叩きは、地元の子どもたちです。金・笛も同じように子どもたちによく受け継がれています。大太鼓1、小太鼓2、笛1、金1、で計5人、交替要員いれて10人でしょうか。
 山車には「人形山車」と「提燈山車」があります。人形山車は、18日の昼間の時間だけで、あとは「提燈山車」です。昔は昼間が人形山車で、夜が提燈山車だったような気がします。人形は等身大より一回り大きいもので、一人で担いで梯子を登って山車の屋根まで揚げます。並みの人では担ぎあげられません。それで提燈の出番が多くなっているのでは。「提燈山車」というようになったのはいつ頃からだっただろうか。提燈は何個ぐらい付いているのでしょう。基本的には10段で前面横に並んでいる数と側面に並んでいる数です。前面横10個縦10段ですので100個、裏面も100個ですので計200個、側面が横に12個縦10段ですので120個左右ですので240個です。合計で440個ですが、全面は空いている部分がありますので一応400個と言っています。この提灯は1個いくらぐらいでしょうか。一概には言えませんが、おおよそ6000~8000円です。これもいちがいに言えませんが、一晩で20個前後焼失してします。提燈の明かりのロウソクは
15cm位で親指ほどの太さのものですが、大体4時間ほど燃え続けます。6時に点灯して最後10時までもちます。