土曜日
競走がすべて終わったころ
今日の結果を見ようとクラブのHPを見たところ
シャイニングレイ引退と出ていた
ヴィクトリアマンボの時と同じく
全く内容が入ってきませんでしたが
恐る恐る見ると
左前脚屈腱炎再発
とのこと
それも以前痛めたところで
競走能力喪失の判断となりました
まあショックはショックなんですが
復帰した時から覚悟はできていたので
ついにこの時が来たかって感じです
電撃引退は
曾爺さんウイニングチケットと一緒ですね
奇しくも同じ屈腱炎
良いことも悪いことも経験させてもらいました
シャイニングレイを初めて見たのは
ノーザンファームしがらき
まだデビュー前でしたが馬体は筋肉ムキムキで
もう古馬か?って思うほど馬体ができてました
その1か月後の新馬戦
衝撃の3馬身差圧勝劇
続くG2ホープフルSでは低評価を覆す押し切り勝ちで
一気にクラシックの主役に躍り出た
翌年弥生賞に出走するまでは
ほとんどの競馬関係者はシャイニングレイが2冠獲ると思っていた
しかし弥生賞では今まで出ていなかった気性の荒さが出てしまい
馬場入り後鞍上を振り落とし
入れ込んだままレースにいき
直線失速し7着
まさかの弱点が露呈してしまった
陣営は立て直しをはかり
皐月賞へ準備をしていたが
最終追切後脚もとの歩様が乱れ跛行してしまった
これで皐月賞は回避となり次走未定となりました
当初はダービー出走プランもあったようですが
馬のポテンシャルから春は全休というプランになって北海道へ放牧に出された
夏を北海道で過ごし秋に巻き返しをはかりに栗東へ戻ってきたが
復帰予定のポートアイランドSの前に屈腱炎を発症してしまう
ここから2年の休養に入る
もう終わった馬とも言われていましたが
関係者の執念で復活してきた
最初はダート戦
3月の仁川Sダート2000m
強いグレイトパールがいる中
果敢に逃げて直線までは先頭にいた
ただ2年以上も休んでいたのでスタミナがなくなったが
地力で6着
レース後の脚もとが心配だったが反動はなかったみたいで
続く4月
今度は芝のレースに
出走できるかボーダーラインにいた福島民報杯芝2000mへ
しかし奇跡の出走可能でレースに出るが
入れ込み激しくスタート出遅れたのに
1コーナー過ぎに先頭
暴走気味に走り4コーナー手前でガス欠14着となりました
陣営はこの結果から
気性が馬の能力を邪魔している
いろいろ考えた結果
距離短縮という結論にいたりました
復帰後叩き3戦目
5月安土城S芝1400m
6番人気に低評価を覆す勝利で
勝った時は泣きました
関係者皆さんは喜んだろうね
2年半ぶりの勝利で一旦放牧にでて
次走どこに出るのか?
今度はさらに距離短縮で
なんと1200m戦
7月のサマースプリントシリーズ
G3CBC賞へ
ワタクシこの時何となく
シャイニングレイの単勝10万1点勝負してましたが
レースはスタート出遅れ
この時後ろへひっくり返りました
しかし外回って直線に入ると
なんか後ろの方から1頭上がってきた
一気に先頭捉えたか?とゴールしたが
なんと後方一気で差し切ったのは
シャイニングレイだった
馬券当たったこともうれしいが
シャイニングレイの鬼脚にビックリしたよ
これで重賞2勝目でいよいよG1へと思っていたが
放牧先で脚の疲れが取れず
目標にしていたスプリンターズSは出走せず
次走は未定となりました
11月に入り疲れも取れつつあり
今後のプランはどうなるのか?と思っていると
12月のG2阪神Cに出走
大外枠も響いたが気性の悪さを露呈し
暴走からシンガリ負け
そしてまた放牧に出されました
そして来年の目標は高松宮記念と標準合わせて調整され
トライアルを使わないで直行するプランに決定し
先日の高松宮記念に出走
CBC賞のようなレース運びをするも直線伸びず12着
そのあとしがらきへ放牧に出されていましたが
先週土曜日
レース後は脚もと安定していたが時間が経つにつれて
脚もとが熱を持ち腫れた状態になってきた
1回屈腱炎をやっているのでエコー検査したところ
屈腱炎再発が確認されました
陣営は相当迷ったと思いますが
馬の事を考えると
ここで引退のほうが良いのではないか?となったのでしょう
これ以上苦労させてはと思ったのでしょうね
ワタクシは
一度はクラシック制覇の夢を見させてもらったし
レースぶりも勝つか負けるかハッキリしていたので全く不満はない
出来れば種牡馬にしてほしいが重賞2勝ではキツイでしょう
残念ながら乗馬になるようです(ワタクシに財力があれば引き取りたいでも残念ながら財力無い)
シャイニングレイはどこの乗馬クラブへ行くのか?
分からないがどこかで会えたら良いな~
シャイニングレイありがとう
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