なんかスノードラゴンの馬場になってきたね
今日は2000年高松宮記念で悲願のG1制覇したキングヘイローについて
母はアメリカでG1・7勝した超良血グッバイヘイロー
そして父は80年代ヨーロッパで最強と言われたダンシングブレーヴ
サンデーサイレンスに太刀打ちできる馬と思われていた
実際3才クラシックでは
サンデーサイレンス産駒スペシャルウィーク
突然変異の
シェリフズスター産駒セイウンスカイ
と3強を形勢した
しかし皐月賞はセイウンスカイ
ダービーはスペシャルウィーク
菊花賞もセイウンスカイに獲られ
4才(現3才)時は(2着・14着・5着)善戦マンで終わった
年明けて5才(現4才)
マイルの東京新聞杯・続く中山記念を連勝し
マイル路線へシフトしこの勢いでG1安田記念へ挑戦したが
当時外車グラスワンダーが君臨していてメンバー強力結果11着
G1・5度目の挑戦も返り討ちに会いました
続く宝塚記念も8着と振るわず休養
秋は毎日王冠から始動で5着
続く天皇賞秋は7着
叩き3戦目のマイルCSでは
ついにG1制覇か?と思われたが
春の安田記念でグラスワンダーを撃破した
エアジハードに1馬身半及ばず2着
秋4戦目ついに1200m戦を使い
スプリンターズSは
1200mのスペシャリスト
ブラックホーク・アグネスワールド・マイネルラヴ
相手に3着と好走
翌年に弾みをつけた
ここまでくるとそろそろG1勝ってもおかしくないと思うが
この世代はとにかく強いキングヘイローも違う世代ならG1・3つは勝っていたと思う
そして勝負の6才(現5才)
始動戦はなんとダートG1フェブラリーS
これは母グッバイヘイローがダート成績良いので
大方の予想は初ダートだが通用するという見解で
ゴールドティアラを抑えてなんと1番人気
しかしレースは最内2番がひびき
内包まれ13着惨敗
これには陣営に批判があったが敗因が明確に分かっていたので
予定通り高松宮記念へ
これまで数々の期待を裏切ってきていても当日4番人気
これはファンがキングヘイローG1勝ってくれという願いだろう
想定は1・07・0台の結果が出るメンバーだったが
この日は風強く1・08・0台もありそうな感じ
レースは
アグネスワールド逃げれず
最内1番メジロダ―リングがハナを切る
アグネスとダイタクヤマト・シンボリスウォードが引っ張る
前半600m33・1と速いペースで流れ
直線先行勢粘る好位にいたブラックホーク前に出る
アグネス粘る
上位横一線で決まるか?と思ったが
大外からキングヘイロー飛んできた~
ブラックホーク伸びないアグネス粘る
なんか内から出てきた
それを尻目にキングヘイロー差し切り勝ち
非常に鮮やかで痛快なレースでした
ワタクシこの時一番後悔しているのが
内から出てきて2着になったディヴァインライト買ってない(馬連16000円もついた)
これはサンデーサイレンス産駒が1200m戦であんまり成績良くないので
実力は認めていたが最後の最後で切ってしまった
そして鞍上が福永祐一騎手で苦楽を共にしたキングヘイローが勝って喜んでいたが
自分のディヴァインライトが勝てなかったので気持ちは複雑だとコメントしてましたね
マヤノトップガン以来のG1制覇で
坂口正大調教師も号泣するくらいこの馬に思いがあったのでしょう
鞍上柴田善臣騎手は大仕事をやってのけましたが勝っても負けても
いつもと変わらないコメントでしたね
それでなんでキングヘイローなの?ってことだと思いますが
当時キングヘイローの厩務員だったのが
シャイニングレイ担当の時岡助手なのです(当時は厩務員)
いつもパドックでレイと一緒に歩いていますが
レイが入れ込んでても冷静に対処してますよね
時岡さんがいればきっと今週シャイニングレイも安心してレースに臨めることでしょう
そして時岡さんのガッツポーズが見たい(キングヘイローの時もやっていたから)
最後に坂口正大調教師の名言
運というのは力があれば引き寄せられる
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