人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

この秋も去りゆく...

2019-11-28 10:24:43 | 詩的文章
未曾有の台風の襲来
記録破りの大雨...

秋の感傷に耽ってなど居られなかった...今年の秋...
読書、行楽、味覚の楽しみ...
浮かれてなど居られなかった
全く人生には思ってもみないことが起きる

体がじんじんしてきた...
いや、これはいつものやつと違うぞi
悪寒がする、低周波のような耳鳴りがする
気がついてみれば...
当たり前のように感じていたことが、感じられなくなっていた
これが当たり前のことなんだろうか?
何かが詰まっている、通らない、開かれない...
通らそう、開こうとしようとしても...
心を開けばいいの? どうやって?
開かれないものは、どうしたって開かれないi

秋と冬の合間には、どうしたって寒風が吹き荒れる
木々の葉っぱはどうしたって枯れ落ちる
温暖化が進めば、どうしたって異常気象に見舞われる
どうしたって...どうにもならない

気がついてみれば...
さみしい木々も鮮やかに紅色に染まってきた
秋晴れに恵まれなくとも、冷たい雨にたたられても
くっきりと、あの燃えるような赤を映し出す
枯れたり、落ちたりしても、変わる時は変わる...
どうしたって...そうなるもんだ

当たり前のことが当たり前とは限らない
当たり前でないことが当たり前なのかもしれない
一体、妙なるものというものは...全く思ってもみないことなのか?

この秋も去りゆく...
移り変わるものと、変わらないものとを映しながら...
コメント
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