カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

除草と花と

2020-05-06 12:38:41 | 日常あれこれ
 庭の草取りをはじめて、もう何日目になるのだろう。

 確か緊急事態宣言の前からだから、1か月近くになるはずだ。

 庭の南側の芝の中の雑草以外は、普通の除草鎌を使うが、芝の中は鎌が使えない。

 手製の小さな木の椅子に座って、シコシコと作業を続ける。

 ちょこんと座ったままの、連続前傾姿勢作業なので、体中が痛くなるし、特に左手の指先と右手の手の平の親指の付け根辺りが痛い。

 理由は、芝の根に絡んだ雑草の根を抜くとき左指先に力が入る。

 右の手の平が痛くなるのは、その道具の形と使用法による。

 
 (芝生用の除草用具)

 二つに割れた細い先端を、雑草の根本付近の芝生に上からブスリと突刺し、半円型の部分をテコにして根ごと引き抜く。

 雑草の地表に出ている部分は可愛いものだが、地下茎は網の目状に張り巡らされ、その根っこは芝の根より下にあって結構深い。

 網の目状なので、何処が本体の根っこなのか探すのも一苦労。

 気のせいか、左手の指先と右手の手の平が頑丈になってきたような・・・。

 
 (雑草の花)

 ただ1本だけ花を咲かせた、ヒョロヒョロの名も知らぬ雑草があったが、折角なので花が終るまで見逃すことにした。

 ところが今朝になって、除草した後に小さな2輪の花を見つけた。

 
 (チリアヤメ)

 チリアヤメという花で、何年も前に友人からの貰ったものが、鉢から飛び出してしまったもの。

 そう言えば、昨日の除草の時にかなりの数を引き抜いた覚えがあるから、きっとその中で漏れたものだろう。

 まだ除草が済んでいないところが3分の1くらいはあるが、終わったつもりの所に花が咲くとは如何なるメッセージか。

 鉢植えのものはどうかと庭の裏手に回ったら、こちらも綺麗に咲いていた。

 

 花ひとつ一つの寿命は短いが、次々と咲くので全体的には一定期間咲き続ける。

 場所も違うし日当たりも違う、地面と鉢との違いもある筈なのに、今日という日にピタリと焦点を合わせて咲くという自然の不思議。

 恐るべしチリアヤメ。

 これに負けじと、除草作業など何のそのと紫カタバミも頑張る。

 
 (ムラサキカタバミ)

 これはもう、不滅の絶対王者として我が家の庭に君臨している。

 球根状の根っこあり、極小のニンジン状で白い根っこをもつものありと多彩。

 これくらいまとまって咲き誇ると、除草する気にもならない。

 しかも、我が家の家紋は「剣片喰」で、いわばお友達だから無碍にも出来ない。

 緊急事態宣言も延長が決まったし、庭の除草もいよいよ強力な相手が待ち受ける場所に差し掛かる。

 ただ気がかりなのは、とっくに除草が終った場所に、早くも取り残しの残党どもが反旗の狼煙を上げ始めたこと。

 緊急事態宣言が解除されても、コロナと雑草共々、ゆめゆめ油断するなということかも。

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