カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

創造的復興?

2024-02-08 15:32:44 | 熊本地震

 今日は現在までのところ、晴れ時々曇りの予報通り。

 朝晩は冷え込むが、昼は幾分過しやすい気温まで上昇しそう。

 

 (午前中の空模様)

 今日は久々に街の外側に添うコースを歩いてみた。

 主として仮設住宅などの跡を回ってみた。

 

 (昨年撤収された仮設住宅の跡地)

 地震の後に町内では4~5箇所の仮設住宅が建設された。

 この場所の仮設住宅は、その中でも規模が一番大きかった。

 私の知人も何人が住んでいたが、昨年末で町内の全ての仮設住宅は建設から8年ぶりに撤収された。

 農地に建設されたものが多く、殆どは元の農地に戻して所有者に返還された。

 道路を挟んだ南側には、仮設の役場の庁舎が建っていたものだった。

 

 (仮設役場の跡地)

 ここも農地であったが、借上げて仮設の庁舎が建設されたが、元の場所に再建された。

 撤収した跡地は、買い上げられて町の複合施設が建設される予定で、現在基礎工事中。

 工事現場の向こうの建物は、町営復興住宅で仮設住宅等から入居した人達も多い。

 復興住宅は町内に6箇所くらい建設されている。

 住宅については、町の中心部ではまだ区画整理事業が進行中で家を建てられない人が沢山居る。

 テクテクと歩くと、今まで無かった道路の建設や拡幅工事が目立った。

 家屋倒壊などで、緊急車両の通行もままならなかったのだ。

 

 

 (道路拡幅と新設の工事現場)

 拡幅も新設も、いづれも前方に既に家が建っているのが気になる。

 

 (解体中の家)

 この家は、震災の数年後に再建されたものだが、残念ながら撤収の憂き目にあっている。

 まだ新築して5年くらいしか建っていないが、よく思い切って協力しているなと思った。

 暫く歩くと・・・。

 

 (新設の道路)

 新設の道路が、一軒の家の前で途切れていた。

 車道だけなら、十分な広さのとれる既存の道路がこの家の前を通っている。

 ところが、歩道も新設すると幅が足りない様子。

 しかも、道路の設計コースはこの家に向かって微妙にカーブし正面からぶつかっている。

 元はこの辺りは家は無くて、この家も3年くらい前に建てられたもの。

 私の頭に、?印のランプが3個ほど点灯した。

 ?1:何故、道路は左右の空き地を通らずこの家に向かって計画されるのか?

 ?2:何故、道路新設計画が有ったのなら、この場所に家を建てたのか?

 ?3:何故、住民は知らなかったのか、行政は周知徹底を図らなかったのか?

 まあ、町内を歩けば歩くほど??の数が増えるので、最近は数えないことにした。

 区画整理を待っていられない人達が、民間業者が整備した分譲住宅に集まる。

 そうした分譲住宅が何カ所か有るが、その住宅地の外れに花畑があった。

 

 (花畑)

 ヒマワリやコスモスの季節の花が一面に咲き誇るが、今は芝桜がやっと咲いている程度。

 眺めていたら、向こう側の土手に何やら花で文字が書いてある。

 「石川県 ガンバレ」の文字が黄色のパンジーらしきもので表されていた。

 復興の現実にうんざりしていた気分が、少しスッキリしてきた。

 「疑問符の次に疑問符列をなす」・・・しろ猫

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