年越しで懸案の風呂が直った♪

　朝から、エコキュートの修理に関して電話が来た。

　「誠に申し訳ありません・・・」のややこしい話方をする責任者ではない、元気で通りのよい声の主。

　「11時に伺います」と言っておいて、10時前にやってきたらしい。

　私はトイレに入っていて、出てきたら「はい、出てきました水を流しましたから、もう作業いいですよ」などと相方の声。

　外では何やら作業の音が・・。

　水道の元栓を閉めないと、作業の細部に入れないとかで、私のトイレ終了待ちということだったのだ。

　
　（エコキュートのヒートポンプ部）

　交換予定のヒートポンプは、軽トラに積んできて車庫の前に下ろしてある。

　当人は家の裏手で、ゴソゴソと作業中。

　
　（給湯・蓄熱部）

　こっちの方も交換などという話なら、まったくの買い換えと同じ。

　「１０年すれば元を取って、あとは儲かりですよ」などと、オール電化を勧めたあの台詞はなんだろう。

　元を取ったと思ったら、故障してまた投資をするはめに。

　
　（ヒートポンプ取り付け完了）

　内部の主要部品を取り寄せて修理する場合と、ヒートポンプを交換してしまうのとでは差額が２万円くらい。

　車のオプション設定の場合もそうだが、微妙な値段の差で段々とオプションが増える、あのパターンに似ている。

　資本主義とは人間の欲望と弱点をついてくるシステムなのだ。

　そして、その企みに見事に引っかかって、「そうか・・・どうせなら・・・この際・・」等と、・・・の部分がやたら多くなる。

　屋内のモニターに、元気な給湯器の声が響き渡ってどうやら交換は終了した。

　テストで湧かしたお湯で、「やっぱりお湯は温かいねェ」などと湯飲みを洗いながら、お茶どうですかと相方。

　が、しかし台所でモニター設定を確認した作業担当者は、一貫してマスクを外さず、お茶も飲まない。

　これはまあ、コロナ以来見事に徹底していて、作業完了証なる物を置いてさっさと引き上げて行った。

　かくて、本日の温泉行きは目出度く中止になった。

　

　年末から年始にかけて、毎日温泉三昧の優雅とも言えない面倒な風呂通いにも終止符を打った。

　願わくば、当分風呂通いなどせずに済むよう願いたい。

　そして、温泉のある故郷の町へ、今度は神社に初詣を目的として出かけたい。

　「神の目で見れば人間共のこと」・・・・しろ猫

　
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