ヘイアウとは、古代ハワイ人にとっての神聖な場所のこと。
ヘイアウは、山の中にひっそりとあることが多いのだけれど、この ウルポ ヘイアウは住宅地に近い場所にある。
ごろごろとした石が、ぎっしりと積まれている。
この石は、はるか遠くから人間が運んできて、ひとつずつ手から手へと渡しながら積まれた。
元はこんなふうになっており、この平らな舞台のような場所で、祈祷や儀式を行ったらしい。
歴史を感じる碑があった
バナナの皮で何かを包んだものや、レイがお供えしてある。
誰かがこうして祖先を敬っているのだろう。
私はハワイアンじゃないよそ者なので、入れるのはここまで(という気がしている)
碑には、このヘイアウの北西の角を奥に進んだところに、メネフネの作った井戸があると書いてあった。
メネフネは、ハワイに伝わる伝説の小人たちのことだ。
実はこのメネフネ、ただの伝説ではなく、ほんとうに信じている人もたくさんいる。
(夫も高校生の頃に、庭に繋がるジャングルで見た一人)
今年、カウアイ島に行ったときの不思議な体験もメネフネがらみだったし、
ハワイには、そういうことを自然に信じられてしまうパワーがある。
このヘイアウにあると言われる井戸。
そこまでは踏み込めないけれども、きっとそこは本当にメネフネの井戸なのだろう。
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ハワイと沖縄は関係があるような気がするから、
もしかしたらキジムナーとメネフネは同じものかもしれないよね。
メネフネ・・・沖縄のキジムナーを思い出してしまいました。
ここまで!という感覚がなんだかとてもわかるような気持ちになりました。
清らかな気持ちになる場所だったのでしょうね