陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

ネット環境から思ったこと

2018-05-21 11:13:12 | 雑感
昨日の朝10時ころは、インターネットがつながらなかったのです(ロシア・ノボシビルスク市にて)。
ルーターの電源がきれているのか、あるいはアカウントの更新をしなくちゃいけないのか…。
ちょうど日曜日で詳しいことがわかる職員がいなかったので、悪あがきはやめようとパソコンの電源を切り、ロシア語の宿題をやったのでした。

その後、昼食をとるために自分の部屋に戻ったところ、ケータイのメール受信もできなくなっています。
「はは~ん。これはきっと、今どこもつながらない状態だね」と思いました。
昨日の記事にも書きましたが、マラソン大会がありました。
だから、一時的にインターネットが使えなくなっていたのでしょう。
こういう状態は、5月9日のパレードの時にもあったことでした。
パレードを見に行った場所でスマホのWi-Fiがつながらなくなったのです。
いろんな人が集まるイベントがあるときはネット不通になる。
だんだんロシアの事情がわかってきました(苦笑)。

日本ではマラソン大会やお祭りなどのイベントがあるときは、そのイベントそのものの告知がポスターなどでありますよね。そして、それにともなう通行止めのお知らせも2週間前ほどからあります。
JRや地下鉄の増便のお知らせもあったりします。
でも、ノボシビルスクにはそういったものがありません。それとも私がしらないorわからないだけかな。

それにしても、大きな道路とかインターネットとか、人やモノ、情報が行き来するインフラが一時的にでもストップしてしまうのって、かなりのストレスだと思うのですよ。
「止めるなら止めるでちゃんと情報だしてよ!」なんて声は上がらないのかなぁ。
「まあ仕方ないね」「そのうちつながるでしょ」って感覚が大多数かもしれません。
お国柄??

そういう感覚の人たちと日本人がビジネスをするのは、何かと不便やストレスも多いことでしょう。
日本人はきちんきちんと物事を進めるのが常識ですが、ロシア人はそうではない。
あまりきっちり決めすぎないで、臨機応変に対応していく。また、困った問題が起きたらどうしたらいいかをものすごく親身になって考える。そういう人たちです。
日本人は物事がうまくいかないと、「ほら、きちんと準備しないから」「責任者は誰だ!」という流れになりませんか?
うまくいって当たり前、失敗したら誰が責任を取る?
・・・
こういう流れでは、なかなか「私がやります!」と手を挙げる人も少ないでしょうし、社会問題として心の病にかかってしまう人がいるのもうなずけます。

きちんとしている日本では物事がスムーズに運んでいますが、また違ったストレスもありますね。

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