陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

「〇〇中」の読み方

2018-05-24 21:21:57 | 勉強
日本語のレッスンで質問されました。

「○○中」の「~じゅう」と「~ちゅう」と読み方が違うのはなぜか・・

そうですねぇ・・とホワイトボードにいろいろ例を書き出してみました。

「~じゅう」の場合
一日中
町中(街中)
日本中
世界中

「~ちゅう」の場合
営業中
作業中
工事中
旅行中
上演中

なにか法則らしいものはあるのかなぁ。ふだんなんにも考えないで使っていますからね~と言いつつ
はたと思いついて。

もしかしたら違う場合もあるかもしれませんが、「~ちゅう」とよむのは、時間や場所のときで「~ちゅう」と読むのは動作をあらわす言葉がつくときですね。
と教えました。
例外が思いつかなかったのですけれど、これでおおまかには通用するはずです。

今日はその「~中(ちゅう)」と「~中に」の違いを勉強しました。

ー仕事中ずっと頭が痛くて仕事に集中できなかった。
ー仕事中に2回電話がかかってきた。

この違いをどうロシア人に説明するか。
日本語教育のための文法書の助けをかりました。

「~中」は時間帯。まさに帯です。ずーっと。
「~中に」はその時間帯の中の点。瞬間のこと。

時間の概念って国や民族によって違います。
感覚もちがいます。

概念とか感覚ってそこで生活する人たちにとっては空気のように当たり前すぎること。
これを説明するのはかなり哲学的な思考の迷路にはまります。

納得できるとスッキリですが、自分でもよくわからないと焦ります。

それに加えて、私のロシア語がなかなか上達しなくて、これも焦る原因。

今日は市場で買い物をしたとき、値段を正確に聞き取れませんでした。
とんちんかんなお金の出し方をしてしまいました。
ゲッソリ・・。
市場のおばちゃんはいい人で、やな顔しないでちゃんとお釣りをくれたけど。

日本語を教えて、ロシア語を勉強する。
これって両立可能?


腹筋はご法度だそうです

2018-05-24 11:19:15 | 音楽
ノボシビルスクに来られた日本人女性、Mさんと親しくなりました。
Mさんはノボシビルスク市内の音楽学校で声楽の勉強をされ、無事ご卒業されたそうですが、修士も取りたいとのことで、また2年間滞在されるのです。

私が滞在している文化交流センターにいらして、その後お買い物をして帰るということなので私もご一緒しました。
Mさんは外を歩くときもスーパーの店内でもマスクをしたままでした。
修士課程に入るための試験があって歌わなければならないので、のどを守るためです。

ロシアではマスクをしていると、何か悪い病気や伝染病に罹っていると思われます。
ある方(日本人)がマスクをしてプールに行ったら入館を断られたそうです。
日本人は「うつさないように・うつらないように」、どちらの立場でもマスクをしますよね。


Mさんは声楽家としてどんな生活や食事をしているんだろう☆と私は興味津々です。
私はクラシック音楽が好きですが、楽器を弾くのもすごいことと思いますが、自分の声で音楽を奏でる声楽はもっとすごいと思っているんです。
体調管理はとても大事でしょうね。でも、Mさんの感じではそれほど神経質にもなっていないようでした。
ハムなどの加工肉も選んでいらしたし、甘いものも「食べたいときは食べてますよ^^」ということでした。

「腹筋とかトレーニングはされるんですか?」と尋ねると、「それは絶対ダメ!固くなっちゃうから」と即答されました。柔らかくしておかないといけないそうです。
するとしたら、ストレッチ。

なるほど。

コンサートホールのあの広い会場で、透き通るようなやわらかな歌声を響かせるには体もやわらかく、なのですね。

スポーツ選手でもどんなスポーツをしているかで体つきが全然違いますもんね。


Mさんとはいろいろ小さいことではありますが情報交換ができて楽しかったです。
海外での滞在はなにかと不便や困りごとが起きたりしますのでね。