陶子の心の窓

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レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展

2017-08-04 05:11:45 | 日記
北海道近代美術館にて開催中のレオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展を観てきました。



ウフィツィ美術館所蔵の絵など小さいながらも実物を見ることができて、束の間感無量。
タイトルにあるように「アンギアーリの戦い」という作品が多くの画家に影響を与えて、模写されたその作品も展示されていました。
さらにこの絵の構図がどうなっているのか、模型をつくった様子を動画で流していたり、実際に出来上がった模型が展示されていました。
この構図を頭の中に置いて、平面のキャンバスに描き切ったというのは、やはりレオナルドさんは天才だったんだなぁ・・とため息。
当時の人々にとっても衝撃的だったというのは大きくうなずけます。
その後時代が変わって活躍した画家たちの作品にも、この「アンギアーリの戦い」の影響が見てとれました。

レオナルド・ダ・ヴィンチは幅広い分野で才能を発揮させていたのは周知のとおりです。それを裏付ける資料もたくさん展示されていました。
左右反転した鏡文字で書かれたノート、植物や小動物のデッサン、印刷機や水汲み器などの発明品の設計図と模型・・などなど。
最後の方はモナリザや最後の晩餐などの解説もあり、この辺に来ると子供にもわかりやすいようにパネル展示もたくさんありました。

絵を観たい人には、ちょっと尻すぼみな展示でした。
たしかに「アンギアーリの戦い」が中心に据えられていますので、それこそが観たい!という方には大満足かもしれません。
夕方4時ころに入って閉館(5時)まで十分間に合いました。

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