親和会だより30年8月号
今年の夏ほど猛暑・酷暑の日々が続いたことはなかったのではないでしょうか。まさに夏バテ寸前の状態でした。これは日本だけでなく世界的に各国とも異常気象の現象が起きているとのこと。やはり二酸化炭素の増大によるものなのでしょうか。地球全体が温暖化されているということは、地球の過去を見ても逆の現象、寒冷時代が将来来るのではと考えさせられます。しかし暑さ寒さも彼岸までと言われる様に涼しい気候も間もなくやってくるものと期待しております。
8月の親和会のサロンはあまりの灼熱続きのため、急遽中止とさせていただきました。お願いしていた講師のご年齢と共に参加する会員の健康を考えた末、9月の例会に変更させていただきました。後記に講師のプロフィールを紹介させていただいておりますが、大勢の会員またその他の方のご参加をお願いいたします
例会報告
8月18日、参加者15名、冒頭にラジオ体操により体を解し、エアコンもいらない快適な
気温の中、中島副会長の司会により開始、会長挨拶に続き今後の行事予定について説明、忘年懇談会及び抹茶を楽しむ会に触れ、近々に書面による案内とともに出欠の回答を9月15日までにお願いする、なお回答を前回通りAブロックは浅原さん。Bブロックは鈴木さん、Cブロック並びにサニータウン自治会の方は井上さんに集計をお願いする。
なお、忘年懇談会については諸物価値上げの折、会費を¥1200.と変更させていただきます。
ついで成住さんより来月のサロンでの講師のプロフィールをご紹介、
講師 山田治男様
大正14年生まれ 93歳
昭和18年 出光興産入社
昭和20年1月 関東軍国境守備隊 ソ連軍と戦う
シベリア抑留ソ連軍が満州や樺太から約57万5000人連行。
強制労働、飢え、厳寒で約5万5000人死亡
昭和23年6月 復員 会社に復帰 営業:清水、大宮支店長 製造部門
昭和63年 出光興産退社
小学生の登校見守り、姉ヶ崎青葉台町会協議会長
さわやか福祉財団 (理事長 堀田 力)
地域社会に尽くす 助け合い運動
平成12年 NPO法人青葉台さわやかネットワーク初代理事長,現在は相談役
趣味 油絵、水彩画、俳句
四国八十八ヵ所お遍路さん 秩父34か所、西国33か所、坂東33か所=百観音巡り
2 最近講演された事例
千葉県経営者協会 出光興産「人間尊重主義」の経営理念
出光中堅社員教育 「戦後接してきた出光佐三の生き様と教え」
浦和ルーテル学園高校 「戦争の悲惨さからこの国を守るのは誰か」
3 親和会サロン
終戦を回顧して「戦争体験を通じてこれからの日本を考える」
昭和20年8月15日から今年は73年。銃を持って戦った軍人も遺族も
亡くなったり高齢化。戦争を知らない親・先生→子供の時代
(空襲、灯火管制、B29、焼夷弾、機銃掃射、防空壕)
平和は日本人だけでなく世界の人が望んでいる
日本では現憲法を守れ~改正せよ 米国防予算79兆円 議論百出
私達 親和会の世代に何が出来るのか、今回の講演を拝聴して、一人一人が静かに
考えるよすがにしたい
次いで毎月のサロンを第2土曜日に変更してはの提案がありました。理由として畑が丘自治会の毎月の役員・班長会議が第一日曜日に開催されるので、同じ週末、土曜日に開催するサロンの催しに参加を呼び掛けていただけるのではとの提案です。
早速皆さんに意見を求めた結果、来年度よりサロンは第2土曜日に開催することにしてはとのご意見がありました。今後検討し次年度の計画に反映させたい。その他のご意見もなく、お盆時に当たりNHK番組 新日本紀行より『あの世・この世』全国各地のお盆をどのようにして過すかを映写し鑑賞。
まさに地域によって様々な行事として、いかに先祖・亡くなられた霊に対して迎え送ることを大切にしていることに感激。あるでは住んでいる全員が1時間と決め一斉に墓地に行き墓参りをする。大勢で行くことが祀られている霊が喜ぶのでは。また4日間終夜で盆踊りを舞う郡上八幡、灯篭流しを舟で引き海にに出る、身内一族が墓に参りその前で食事をする、大神楽を舞う、など地域によって風習が変わり先祖の霊に対し熱い思いが感じられる.
小井沼 記