不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

親和会

地域自治会の親睦会の活動&トピックスなどなど~

仁清・乾山と京の工芸ー風雅のうつわ  

2014年11月30日 08時37分02秒 | 音楽美術鑑賞クラブ

出光美術館「仁清・乾山と京の工芸」に行ってきました。

野々村仁清(にんせい)と尾形乾山によって大成された京の工芸品は誠に絢爛豪華。

和歌や漢詩、能などの文藝を文様と文字であらわし、風雅な遊び心まで秘めていた。

「天と地、すなわちこの世を動かすのは武力ではない。和歌の心である。人々の共感を目醒めさせ、やがて人ならぬ鬼神の心をも揺り動かす力、それは文化の力である」 紀貫之

鑑賞後帝国ホテルインペリアルラウンジ「アクア」本館17Fで昼食

北欧料理とデザートを充分に頂き、少しばかりリッチなひと時を過ごしました

 秋澄むや風雅の茶壺魅せられて

 美術館出でて皇居の秋麗

 冬かもめ濠の一隅明るうす 

 孫の来て弾む買い物冬ぬくし(帝国ホテルで買ったお土産、お孫さんの笑顔が見えて来るようです)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親和会だより 26・10

2014年11月13日 14時14分30秒 | 親和会たより

親和会だより 2610

 10月例会 平成26年10月19日(土) 10時~11時 参加者27 名   

 

1 会長挨拶          

先月来、御嶽山の噴火、台風17号、18号の襲来等で大きな被害が発生し被害者の方には大変お気の毒なことであったがそうこうしているうちに寒露も過ぎ秋も深まって来た。

①千葉市の感染症課から手紙で感染症対策をするよう云って来た。毎年のインフルエンザに加え高齢者には肺炎球菌の予防注射も勧めている。条件等よく調べ予防に役立てたい。

②セーフティーウオッチャーについて自治会から話があった。児童の登下校時の安全を見守る活動であるが当自治会からは梶浦さん、親和会の永島さんが畑小児童の見守り活動をしている。永島さんに詳細のお話を戴く。

(永島さんの話)  昨今児童が登下校時に誘拐されたり殺されたりする事件が多発していることを受け各地でセーフティーウォッチャーという見守り部隊が組織されている。畑小では20人地区の小学校の300人に比べると圧倒的に少ない。若い親は働き盛りで活動できない、60歳を過ぎた人間が協力するのが必要である。方法は多様である。犬の散歩を兼ねての活動でも良い。多くの皆さんの登録をお待ちします。

親和会会員ついては永島が学校への窓口になります。

2 行事・各部活動報告及び予定

全体(中島):日程案提示。来年1月の第1土曜日は3が日になるので休会とし,例月開催している囲碁の会およびサロンは開催しない。

旅行の会(金留):10月1日~3日草津温泉へ往復バス旅行をした。ホテルは12階、13階の素晴らしいスイートルーム、係の人の案内による施設内の散策、ロープウェイを利用した白根山への遠足も行い皆さん大満足でした。帰路東京駅から乗った総武線快速列車が津田沼駅に止まらず千葉駅まで全員行ってしまうというおまけまでつきました。(こういう運行があるということを初めて知りました) 利用施設は岸さんの会員権を利用させて戴き、会員並みの待遇を受けることが出来ました。 岸さんありがとうございました。

会計(小川):忘年懇親会の申し込みは10月29日だが出席の方は会費を11月1日(1土)のサロンの時ご持参願う。サロンに出席されない方については事前に集金に伺う。追加出席申し込みは2日前まで会費を添えて各グループ担当まで。

音楽美術鑑賞部(鎌田):11月27日(木)、出光美術館見学と帝国ホテルでの食事会参加希望者は11月15日迄にA鎌田、B小川、Cサニー竹内宛て申し込み願う。

12月サロン(成住):一人10分から15分で自己紹介のうえ、感想や質問をやりとりし会員同士の相互理解を高める会としたい。お話しいただける方を大募集します。 

4 その他

初代畑が丘自治会長であった東条さんのお宅に入居された方から自治会にご挨拶のお菓子を戴いた。次回サロンの時戴くことにする。最後に歌集を使い全員で合唱をした。

5 ミニイベント

11時から鎌田、車田、反田、広瀬の皆さんのお世話でお抹茶を賞味する会を催した。お花,書も飾った席が設けられ又、千利休茶道思想の資料と解説もあり、おいしくお茶を戴きながら大変優雅な一時を過ごすことが出来た。 お世話下さった皆様、ご準備及び当日のご尽力大変ありがとうございました。                                (中島記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能楽とは

2014年11月12日 12時13分46秒 | サロン関連資料

 

 

能楽とは                                         

   能楽との呼び方は明治以降の造語で、江戸時代は猿楽、または猿楽の能と呼ばれていた。   

  能楽とは能と狂言より成り立っており、狂言は独自の演目となることがある。

  能は20人ほどの人から構成され、謡と囃子からなり一曲は1時間から2時間ほど掛かる

 

  歴史  

初めは612年ごろ中国より伎楽として入って来、大きな仮面をかぶり寺や神社で練り歩い

た物から発展し、仮面劇(東大寺大仏の開眼式で行われた仮面行列)となり14世紀能の

形となり15世紀、足利義満のころ観世観阿弥、世阿弥によって完成され、貴族に持て囃

されたが応仁の乱により、貴族階級が没落し変わりに豊臣秀吉、徳川家康など武士階級

によって保護され、幕府の禄に頼って生活してた能役者が、明治維新となり幕府の後ろ盾

がなくなり能役者は路頭に迷い能楽の危機となるも、岩倉具視など政府の要人や華族に

よって能楽が息を吹きかえり、昭和58年に国立能楽堂が出来、今日に至る。 

 特色

   歌舞伎その他の演劇は公演期間が短くても3回以上、普通演劇としては1ヶ月、中にはロン 

   グランで半年などあるが、能は1回限り、しかも前もって合同の練習は行われず直接本番と

   なる。

   謡曲は七・五調で出来ており、言葉が少ない時は生み字(あ・い・う・え・お) で伸ばして埋め 

   る。またすべて候文で出来ている。

   曲の物語の前段は鑑賞する人々がストーリーを熟知しているものとして出来ており、中途より

   物語が進行する曲目も多々ある。

   全ての曲はツヨ吟、ヨワ吟で構成され、一曲の中に2つの吟で構成されていることが多い。

   演者はすり足で歩き、また舞う。早足でも踵をつけて歩く。

 

 能の構成

   あ、 初番目物(脇能物) 神の祝福の能  高砂・西王母・嵐山・竹生島・老松 など38曲

   い、 弐番目物(修羅物) 修羅道に落ちた武士が、この世に救いを求めて現れる能

                    清経・八島・巴・実盛・忠度 など16曲

   う、 三番目物(鬘物)   女性をシテとして、能の理想美である幽玄の情緒を最も多く含み、

                     能の最高位におかれる。美しい舞を舞うのも特徴で

                     井筒・野宮・江口・松風・熊野・羽衣・杜若・芭蕉など 39曲

   え、 四番目物(雑能物) 他の分野に属さぬ全て。題材も劇的で、内容・演出ともに変化に

                          富み、上演頻度も高い。

                     隅田川・三井寺・班女・通小町・善知鳥・砧。道成寺・綾鼓・            

                            など76曲

   お、 五番目物(切能物) 鬼や天狗、妖精などが登場するフィナレー用の能の一群 51曲

                     山姥・野守・鞍馬天狗・是界・黒塚。紅葉狩・船弁慶・猩々など

   220番ほど出し物があるが、よく上演されるものは約120番ほどである

                                                 

    能舞台の数   全国で役 63~4  残念ながら千葉県になし                                                 

               但し地方のにある能舞台は除く  (佐渡だけで30?ある)

 能の舞台

    鏡の間、 橋掛かり(幅1間半、長さ3~4間) 舞台(3間4方) 囃子座  地謡座

       能舞台は神聖なものとして、舞台上では白足袋を着用す、但し狂言方は卵色。

  能の役

    シテ(主役) シテ ツレ(子方) ワキ(脇役) ワキツレ 地謡  後見  囃子方

     シテ方 五流派  観世(442)・宝生(195)・金春(106)・金剛(82)・喜多(48)

     ワキ方 三流派  高安(16)・福王(16)・宝生(26)下掛り宝生とも言う

      狂言方 二流派  大倉(77)・和泉(60)

     囃し方 笛(能管) 三流派  一噲(11)・森田(45)・藤田(4)

          小鼓    四流派  幸(31)・幸清(9)・大倉(16)・観世(7)

          大鼓    五流派  葛野(11)・石井(10)・高安(11)・大倉  (9)・観世(2)

          太鼓    二流派  観世(16)・金春(21)

         注. 大鼓を通称 おおかわ と呼ぶ

 上記人数は2013年度能楽協会名簿による能楽協会会員数 総数 1271人

 

能の役はすべてシテ方が演じるが、ワキ役はワキ方が演じシテ方が演じることはなく、また

狂言方は能の中間で物語の内容を語る役割である。

また、能は仮面劇であるが、面をつけないものもある。ワキ役は面をつけることはない。

 また、地方には流派に捉われることなしに独特の能が存続し、黒川能や佐渡のごとの能

 などあり、地域に根ざしている能がある。

主な略式の上演形式

   《袴能》     面・装束を用いることなく能を演じるもの。夏によく見られる形式

   《番囃子》  謡と囃子という音楽的要素で能1曲を聞かせるもの

   《素謡》    謡のみによって能1曲を聞かせるもの

   《半能》    ワキの登場する前場の冒頭から、後場に転ずるもの

     《舞囃子》   舞事・働事などの見どころを謡と囃子で舞うもの

   《素囃子》   舞事・働事などの囃子事を囃子によってのみ聞かせるもの

   《仕舞》     舞の見せところを地謡の謡によって舞うもの

   《独吟》     謡の聞きどころを独演するもの

   《連吟》     謡の聞きどころを複数で演じるもの

   《独鼓》     謡の聞きどころを謡と打楽器とで演奏するもの

   《小謡》     結婚式でおなじみ、ごく短い謡の部分を聞かせるもの

   《一調》     謡の聞きどころを、謡い方と特殊な演奏をする打楽器の囃し方一人ずつで

             競演するもの  

《一調一管》  一調に笛が入る形式で、『序之舞』などの笛の聞きどころを競演するもの

《一管》     笛の聞きどころを独奏するもの

《小舞》     能の仕舞に相当するもの。狂言の見どころを小舞謡によって舞う

                                   平成26年9月

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謡曲愛好会

2014年11月12日 12時00分00秒 | 謡曲愛好会

 

 謡曲愛好会が発足しました

経緯   平成25年親和会忘年懇談会での余興「謡曲」や

     能楽についての話を拝聴したところ、謡曲を

     習いたいとの要望があり、平成26年8月19日より始りました。

実習   月3回、第1,2,3火曜日 午後2時より4時まで 於自治会館

参加人数 現在7名 ご参加をお待ちしています

曲目   宝生流謡曲 

     テキストは宝生流謡曲稽古本による

     《 橋弁慶 》《 鶴亀 》を終了し次は《 猩々 》の予定です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする