弔辞 竹島敏正さま 令和6年2月25日
竹島さん お隣同志になってからかれこれ50年近くになります。とても長いお付き合いでしたね。竹島さんは三重県鈴鹿のご出身。京都大学理学部をご卒業。ながらく通産省にお勤めでした。竹島さんとはご近所ということの他、趣味の囲碁を通じてのお付き合いで、それは老人会親和会の囲碁部のことです。毎月囲碁の会でご指導を頂いてきました。と言っても竹島さんは日本棋院5~6段の腕前、私は初段と格段の差があり、直接の対局は無理でしたが、いつもニコニコ笑ってのアドバイスを頂いていました。竹島さんと対局する相手は、ニコニコ顔に魅せられていつの間にか逆転してしまうこともありました。親和会最長老の重鎮でした。囲碁のある日は、呼び鈴を押して誘って下さる事もありました。
日常生活において経験深い竹島さんから頂くアドバイスは私にとり貴重な支えとなりました。垣根越にご家族が竹島さんをしっかり支えて居られることは知っていましたが、今年に入ってから、誤嚥性肺炎で1月29日入院、2月13日退院、18日に安らかにお亡くなりになられました。
竹島さんは大正13年生れ100年もの人生を全うされました。どうかゆっくりお眠り下さい。
長い間のお付き合い、ご指導有難うございました。心からご冥福をお祈り申し上げます