親和会だより29-10
秋雨前線の影響で、このところ天候不順が続き真夏の暑さの日もあれば
12月の気温の日もあり、わたくしたち老齢者にとって辛い毎日ですが変わ
りございませんでしょうか。大型台風も無事通り過ぎ、やっと秋晴れの天
気となることでしょう。先月の例会にて忘年懇談会について皆様のご意見
をお聞かせいただき、今年は自治会館で開催することに致しました。
すでに皆様のお手元にご案内が届いているかと存じますが、多くの方のご
参加をお待ちしております。なお、自治会館にてのことで男性会員の手助
けが必要となりますのでよろしくご支援くださりますようお願いいたしま
す。
サロン報告
10月7日、参加者はやや少ない15名であったが冒頭よりパソコン研修
会の発表となる。進行を成住さんにお願いし、初めに『世界における日本』
というテーマの中からGDP と軍事費について、まとめられた永島さんよ
り発表されました。プロジェクターを使い表やグラフを使い、コメントを
交え約1時間説明されました。
① GDP(国内総生産)について
1位はアメリカ18兆6000億㌦。2位は中国11兆2000億㌦。
3位は日本4兆9000億㌦。続いてドイツ。イギリス。フランス。インド。イタリア。ブラジル。カナダ。韓国 等
1位のアメリカはけた外れに大きく、2位の中国の伸びは素晴らしく、
数年の後には、中国がアメリカを追い越すとされている。
② 軍事費について
1位はアメリカ6100億㌦。2位は中国2200億㌦。3位はロシア。
4位はサウジアラビア。インド。フランス。イギリス。8位日本460億㌦。ドイツ。韓国。イタリア。オーストラリア。ブラジル。UAE。
イスラエル 等
アメリカの額はけた外れに多いが、近年はー4.8%。イギリスも
―12%と減少してるが、中国は118%。ロシア87%。韓国87%。UAEは123%と増えてる国々もあり、特に中近東などは近隣との摩擦が多い国では顕著に軍事力を増強されている。
上記の事柄も如何に平和が大切かが判る。
なお、次回は人口・領土・領海について発表の予定。
例会報告
10月21日、参加者15名 天候不順につき出席者少なし。中島副会長の司会により初めにラジオ体操、その後特段の報告もなく、DVDによる日本の芸能より狂言を鑑賞する。上方の大蔵流三家による狂言づくしより「佐渡狐」茂山忠三郎、茂山茂。山口耕造の出演、越後の百姓と佐渡の百姓が
佐渡に狐がいるかどうかの問答の中、判定する者に賄いを渡し、佐渡に狐がいると言わせる現代にも通じる話で笑いを誘う。第2話は「首引き」善竹忠一郎、善竹隆司,善竹隆平等の出演によるもので、鬼が娘の喰い初めに生きている人間を食べさせるテーマで父親が娘可愛さに愛情あふれる喜劇、娘のお多福顔やしぐさが可愛く見惚れる演出。最後は狂言の中でも難曲といわれる「釣り狐」に匹敵する「狸の腹鼓」で茂山千五郎、茂山千作、囃子入りで,老尼に化け猟師に狸取りを思いとどませる古狸、正体を見破られると,扮装を脱いで腹鼓を打つて猟師が喜んでる隙に逃げる。見どころは老尼の扮装を一瞬のうちに抜いて狸の姿になる早業が見事で、狸の仕草も見事でした。
子供会と親和会共催による子供を遊ぶ会を10月28日午後1時より4時まで
自治会館にて開催いたします。小学生と交わり昔遊びなどに浸るのも老化防
止に役に立つのでは。男女を問わずご参加をお待ちしております。
お知らせ
忘年懇談会を11月21日(火)午前11時より午後2時まで、自治会館にて
開催、会費1,000.紙面にて会員各自にご案内の通り、
締め切りは10月31日まで
Aブロックは浅原さん。Bブロックは鈴木さん。Cブロックサニータウンの方々は井上さんまでお届けまたはご連絡ください。
新会員加入のお知らせ
森野 国男さん Aブロック1班にご在住 住所 畑町662-15
小井沼記
親和会だより29-9
会長挨拶
夏休みも終わり子供たちも元気に通学するようになりました。1か月ちょとの間に
背丈も見違えるように伸び、いまさらながら子供の成長の早さに驚かされます。
例年8月は猛暑の日々が続くにもかかわらず、比較的30度以下の日が多く私たちの
年齢者にとり過ごしやすい天候でしたが夏野菜にとっては日照不足で生育に影響が現
われ、価格の上昇となり困ったものです。近くの畑にはねぎやキャベツが植えられ
2か月後には収穫され価格も落ち着くのではないでしょうか。
報告事項
サロン報告
中島副会長の司会のもとにラジオ体操に始まり、各部会よりの報告も特段報告もないことにより、今年の忘年懇談会について会長より毎年近隣の食事処で開催しておりましたが、今年度は自治会館で開いてはとの提案があり、出席者で話し合いをいたしました。食事等は取り寄せるにしても、会場の準備は女性の負担が多いので賛成しかねるとの意見が寄せられましたが、男性も設定、後片付け等に協力することを条件に、自治会館で開催することになりました。役員の方々に弁当との情報を調べ検討することとなりましたので、あとは期日をいつにするか改めて決めさせていただきます。
次いで先日105歳で亡くなられた日野原重明を偲んで、NHKで放映された100歳の誕生祝のDVDを映写、鑑賞いたしました。
日野原先生は神戸市芦屋の牧師の家に生まれ、幼くしてピアノを習い、親の関係で関西学園で学び、第3高校を経て京都大学医学部を卒業され、アメリカ留学の後、聖路加病院に勤務され亡くなるまで現役の医者として過ごされました。医者になる切っ掛けは子供のころ病弱で、大学に入っても結核にかかり1年休学もされ、その間 母親が一心に看病された事に対する感謝の気持ちからであった。また日本航空がハイジャックされたよど号事件の時、乗り合わされ北朝鮮まで3日間拉致され無事帰還され、多く方より見舞いを受けた。奥さん共々で感謝の礼状を出されたが奥さんの礼状の文節に終生感謝の気持ちでと書かれるのを見、医者として人々に感謝の気持ちで接することを決心され、終生努められました。当然家庭においても奥さんに対して帰宅された際には挨拶と同時に手を握り、声をかける。病院においても患者さんに必ず声をかけ、やさしく手を握り励ますことを実行なされ、余命いくばくもないがん患者に対しても同じように声をかけ励ますことにより、患者さんが生き生きとした表情になり感謝の気持ちで亡くなられる映像に、改めて偉大な医者であったと感銘させられました。
例会は自治会の敬老会があり休会といたしました. 小井沼敏光記