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親和会

地域自治会の親睦会の活動&トピックスなどなど~

親和会だよりH31-3H31-2 H31-1

2019年04月05日 21時33分00秒 | 親和会たより

 

 

    親和会だより平成31年3月号

     梅の花も散り、沈丁花の良い香りが漂い、寒緋桜が満開となり春も間近になってまいりました。5月より新しい元号となる記念すべき時期。来月は親和会の総会を控え準備に入る時期となり皆様のご協力をお願いいたします。 

報告事項

 1.サロン報告

   3月2日、午前11時30分より恒例のひな祭りを行いました。天候にも恵まれ

参加者38名、定刻には、ほぼ全員が出席、司会担当の中島副会長のリードにより

女性の祭りにつき鎌田副会長が開会の辞を、続いて福岡さんが祝いの詩吟を詠われ、

すでに用意された白酒を以って乾杯となり宴が始められた。鈴木さんを中心に用意

された祝いの折詰、(ちらし寿司)や煮物など料理を食しながら会話もはずみ賑わっ

てひと時をすごしたのち、カラオケグループの有志がマイクを片手に3曲ほど歌い

アルコールが入った勢いで次ぎ次と飛び入りが入り、大変な賑わいとなった。2時

間と決めた時間もあっと言う間に過ぎ会長の閉会の辞をもって終了となった。

 2.美術鑑賞クラブ報告

   3月7日、雨も止み肌寒い日であったが希望者6名が新検見川駅に集合、有楽町

まで行き出光美術館の世界に花咲く青のうつわ『染付』の美術展を鑑賞してまいり

ました。会場には悪天候にかからず多くの見学者がおり、いかに愛好者が多くいる

ことに感心する、181点の美術品が素晴らしいものばかりで、1点1点丁寧に解

説を詠み乍ら鑑賞した。中近東イランより始まり、東南アジア、そして中国、朝鮮

を経て日本に伝わってきた藍の技法がよく理解できた。特に中国の景徳鎮窯の作品

が多数あり、日本の伊万里・京焼・鍋島で製作された品々も多数展示されていたが、

やはり日本人の美意識との違いが垣間見ることもでき大変興味ある美術展であった。

 

 2.例会報告

   3月16日、午前10時より開始、初めにラジオ体操、次いで会長挨拶、春めい

てまいりましたが、まだ三寒四温、体調管理にご注意を。次いで来月の総会に向け

参加者に対し何か新しい要望はとの問いかけをした。真夏8月のサロン並びに例会

を猛暑対策として休みとしてはの提案があり、了承された。その他親和会の自治会

館の使用届を提出、すべて使用許可を頂いたことを報告、カラオケグループに第1

月曜日午前11時より午後2時までの使用も許可されたことを合わせて報告、次いで

井上さんに先月末、アラスカまでオーロラを観に行かれたことを話して下さるよう

お願いし、ご本人が旅をして分かった事、心に残った以下の諸点について、約30分話しをして頂きました。以下 井上さんのご報告

    <アラスカについて>

   *日本の約4倍の面積に、住民は72万人程度が居住。原住民はアメリカインディアンとエスキモー。火山があり地震も多く温泉もある。津波被害もあるが、居住民が少ないため問題 にならない。地下資源にも恵まれ、且っての「ゴールドラッシュ」時の多くの金鉱脈や最近の原 油の採掘は、アメリカ第49番目のアラスカ州の大きな財産である。原油は北極海からアラスカ湾の不凍港までの1300Kmをパイプラインで運ばれている。原油の利益はファンド化されその運用益は住民全員に配分され、リッチな州である。 自然環境は厳しいが、動物も多くそれだけに自然は豊かで、アメリカの国立公園の80%がここアラスカに集中する。冬のオーロラに加え、4~9月の春夏秋の観光も素晴らしい。アラスカ大学のオーロラ研究は世界のトップ水準であり、その中心に日本人がいて元国際北極圏研究センター所長赤祖父俊一氏はオーロラ研究の世界的権威で第一人者である。

<オーロラ観光について>

*オーロラは太陽からの波が、地球の北極及び南極の磁力に引かれて集まり、酸素、水素、窒素などとぶつかって起こす「放電現象」である。これを地球上から観察するのには、オーロラリンクと呼ばれる、北緯65度~70度の環状地帯の下が望ましい。世界にその適

地が三カ所ある。北欧デンマークの北部(トロムソ、)カナダのイエローナイフそして今回のアラスカのフェアバンクス」である。オーロラの見えやすい冬の一定期間、そのフェアバンクスへ日本から直行便が出る。(片道8時間)往復直行便利用の5泊6日のオーロラ観光に出かけた。オーロラ観光は2回目。最初は北欧のトロムソで平成27年。(一夜だけ見えた)今回は2度目。メンバーは大学時代からの寮の友達4名、昔の山仲間でもある。

<オーロラ鑑賞> 4夜。最初の2夜は、フェアバンクスから車で1.5時間の温泉地チナでオーロラ出現を待つ。2夜とも空振りで水着着用の温泉を楽しむだけで終わる。後の2夜はフェアバンクスへ戻りその郊外の車で30分ほどの、日本人経営のオーロラ鑑賞用のロッジでオーロラを待つ。2夜とも見事にオーロラが出現した。特に最後の夜のオーロラは素晴らしく、北欧と今度の旅の中で尤も素晴らしい規模であった。虹とも雲とも違う、刻々と変わる目の離せないオーロラ、ギリシャ神話の女神の名前を付けられた神秘的で、美しいオーロラ、何回も足を運ぶファンがいることも何となく理解できる。夜10時頃から、真夜中の3時ころまでの徹夜4晩は正直老いの身には応えた。「年寄に冷や水」の譬えが頭をよぎった。しかし他方往復の機窓から眺めた果てし無い且つ真っ白なアラスカの大地、アラスカ山脈の威容とその盟主「デナリ」(昔のマッキンレイ・6190m)の

雄姿、傍らを流れるユーコン川の悠久の姿、氷河の佇まいなどはオーロラとともに忘れがたい旅の土産であった。帰宅の翌日には第3夜に写したオーロラをバックにした記念写真

が、ロッジのオーナーから私のパソコンに送られてきた。便利になったものだ。

尚今度の旅で参考になった資料は「地球の歩き方・アラスカ」と「アラスカ物語」・新田次郎著でした。 以 上                 小井沼記   

親和会だより2019年2月号

   暖冬と言われておりますが、2月に入ると1月の雨なしの乾燥から一変し雪を伴う厳しい寒さとなってきました。猛威を振るっているインフェルエンザも峠を越したのか、子供たちも学級閉鎖もなくやっと平常の状態に戻ったように見受けられます。

春も近づき、紅梅の花が見事な季節となってまいりました。

 報告事項

1.サロン報告

 2日、午後1時より開始、参加者18名、始めに齢と共に硬直している体を解すた

めにラジオ体操、その後、サニータウン自治会の皆様に親和会加入のお誘いのチラシ  

を自治会の回覧に合わせて提示したことを会長より報告有り。

前回の例会の際、手違いで映写できなかったNHKのテレビ番組、新日本風土記より

『高千穂』を鑑賞、高千穂は神が最初に降臨した峰と言われ、そのあと次々と神たち

が降りてこられ、神たちの里と言われる。それぞれの神を祭る神社が多数あり、それ

ぞれ伝統ある神楽舞が残されている。今では観光客のため毎夜、神楽舞が挙行され多

くの観光客を喜ばせている。高千穂神社に纏わる岩戸の伝説の神楽を始め、神楽の数

は三十六曲ともいわれ、先祖伝来の舞を代々引き継がれ祖父、親、こども、孫と継承

され、大切に守られている無形文化財としての価値ある神事で舞を務めることは大変

名誉なことで、文化の継承者として尊敬されている。

各ごとに暮れから正月にかけて神楽を奉納し、家族そろって新年のお参りするな

ど素晴らしい行事であることが映像より感銘を受けた。

続いて、先月佐渡の話を会員の鈴木さんにして頂きましたが、今回 改めてDVDに

より新日本風土記より『佐渡』を映写した。冬の荒あらしい時化た海が漁業にとって

またとない鰤の大漁とつながり、漁師にとって願ってもないお宝がもたらされる大事

な季節であり、また佐渡が北海道と関西を結ぶ北前船の中継点として栄えて文化、ま

た金山の発掘のため多くの人たちが過激な労働により命を失ったこと、文化的には都

より伝えられた文化、特に信仰として各地に神社が立てられ、能楽が地場の文化とし

て栄え、現在でもその地に住む人たちにより能が続けられ、多くの観光客が来る。

2.例会報告

 16日、午前10時より開始、春めいた気温のためか会員の集まりが良く,定刻に

は20名が出席、その後2~3名が遅れてきたが総勢23名ほどとなり、久しぶりに

賑わった会となりました。恒例のラジオ体操に始まり、会長挨拶に続き、4月の総会

の準備に入りたい故、支払いについては早急に会計まで報告されたし。また各サーク

ルは自治会館の使用届を出さねばならぬため従来のスケジュールでよいのか支給検討

をお願いすると要請があり。

 続いて成住さんからヴァレンタインの起源につき話があり。バレンタインデーは、 

2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。元々269年

ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日。バレンタ

インデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼるとされる。当時、ローマでは、

2月14日は女神・ユーノーの祝日だった。ユーノーはすべての神々の女王であり、

家庭と結婚の神でもある。翌2月15日は、豊年を祈願する(清めの祭りでもある)

当時若い男たちと女たちは生活が別だった。祭りの前日、女たちはに名前を書い

た札を桶の中に入れることになっていた。翌日、男たちは桶から札を1枚ひいた。

ひいた男と札の名の女は、祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められて

いた。そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、そして結婚した。

ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士

気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止したといわれている。キリスト教の司祭だったヴァレンティヌスは結婚を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちを憐れみ、彼らのために内緒で結婚式を行っていたが、やがてその噂が皇帝の耳に入り、怒った皇帝は二度とそのような行為をしないようウァレンティヌスに命令した。しかし、ウァレンティヌスは毅然として皇帝の命令に屈しなかったため、最終的に彼は処刑されたとされる。彼の処刑の日は、ユーノーの祭日であり、

ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。

 

 引き続きNHKのテレビの録画 神が降り立った森『春日大社祈りの記録』を鑑賞、

春日の山の広大な原始林に囲まれた大社は1300年前より現代まで引き続き皇室に

よって守られ、年間を通して毎日、古式に忠実に再現した祭事が行われ、多くの神官

によって引き継がれている。祀られている神は常陸の鹿島神宮より奈良の春日神社に

神馬に乗り移られたという起源があり、春日神社には掛軸として神馬に乗った神が描

かれており、神の前には姿が見えないように式紙が置かれている。また大社では神官

により祈りが捧げられ巫女が舞を、また神官の装いも素晴らしく、まさに古代の絵巻

物を見ているような美しさで日本の美を堪能させられる。また伊勢神宮と同じく大社

は20年ごとに屋根は葺き替えられ、傷んでいる個所は修復し、社全体も朱色に塗り

替え、維持されているとのこと。

奈良の多くの寺院と共に春日神社も大切に守る文化的遺産であることが理解できた。

                                 小井沼記     

 

親和会だより2019年1月号                                   会員の皆様、明けましておめでとうございます。平成の元号最後の年となりましたが、穏やかな正月をお迎えのことと存じます。本年もよろしくお願い申し上げます。

  報告事項

  サロン報告                                                       新年早々のサロンには15名の方々がご出席されました。会長は他の会合に出席のため司会進行を中島副会長が務められ、冒頭に、井上さんが平成最後に当たるにあたって元号について、千葉日報に掲載された記事より説明をされた。

   1.日本の元号は古代から1300年以上続いている。中国に発祥し東アジアに広まった元号

     を今でも使っているのは日本だけ。

   2.日本最初の元号は645年の「大化」。以来使われた元号はこれまで247.この5月に新

     たに1つが加わる.

   3.元号は天皇の代替わりによる「代始(だいはじめ)改元」のほか、めでたい前兆などによ

     る「祥瑞(しょうずい)改元」、災害を理由とする「災異(さいい)改元」があった。

   4.現代では「元号法」(1957年・昭和54制定)により、皇位継承があった時に限り政令 

     で定めるとされている。

   5.元号選定の手続きは次のとおり。(昭和54年閣議報告)首相から委嘱された中国古典の学

     者が考案した候補名を 

     ◎ 国民の理想としてふさわしい良い意味を持つ ◎ 漢字の2字 

     ◎ 書きやすく、読みやすい ◎ 一般に用いられていない

       などの基準で、官房長官が調整する。

     ◎ 原案数個の中から、有識者の懇談会、衆参両院正副議長からの意見聴取、全閣僚会議  

       を経て決定することになっている。

   6.今までの元号で   最長は「昭和」の62年、

               最短は「暦仁(りゃくにん)」の2か月余 (13世紀鎌倉時代)

   7.平成までの247の元号に使われた漢字は全部で 72

            その中で多く使われている漢字は次のとおり

      「」・・29回 「」と「」・・各27回 「」・・21回 「」・・20回

      1回しか使われていない漢字は 「」「」など30.  

   以上が説明の骨子で、果たして4月1日に発表の新しい元号は何となるか?

  続いてこのところ恒例となっているウインフィルのニューイアーコンサートを鑑賞する。

  今年の指揮者は現在最も人気のあるクリスティアン・ティーレマン(ドイツ人)で、テレビでの

  解説を永年ウインフィルのコンサートマスターを務められたライナー・キュツヒルと日本人の奥様、キュツヒル・真知子夫妻と現同フィルの楽団長であるダニエル・フロシャウアーが語っていたことは、今回の演奏会のための全プログラムを今回の指揮者と楽団長が1か月間にわたり過 去30年にわたり演奏された曲ならびに譜面を調べ上げ、今回のプログラムを作り上げたと話 されていた。またこの演奏会のテレビ放送は30数か国で放映されているとのことで、いまや新年の大きなイベントとなっている。

  例年の如く終曲は『青きダニューブ』に続き『ラディッキー行進曲』で,演奏会は2時間20分

  の長時間にもかかわらず、一人も抜け出ることもなく静かに楽しんでいた。

 例会報告

   19日参加者、約20名、インフェルエンザが蔓延している気候にもかかわらず元気な姿で

  集まり、初めに体をほごすためにラジオ体操、続き会長より小学校が風邪のためクラス閉鎖が

  おきてるほどインフェルエンザが猛威を振るっているのでご注意を、ついで体調不良のため親

  和会を脱退したいと中西さんより申し出があったとの報告、またサニータウウン自治会の方で

  親和会に加入できるのかと問い合わせがあったとのことで、今後いかにして親和会をPRする

  か,自治会だよりを回覧する際、合わせて会の実態報告とともに募集のチラシを作成、配布を

  してはと意見が出ました。

   次いで会長より最近読んだエッセイ集の本の中に目に留まった記事があったので披露したい

  宗教学者 山折哲雄の「出迎え三歩、見送り七歩」、の題で、ある人と待ち合わせをしたとき、

  ちょっと約束の時間に遅れ、急いでいったとき、その方がすでに入り口のところに立っており

  二、三歩体を運んできた。ものの一時間ほど話をして出口に向かうと、その方もついてきたの

  で、恐縮して立ち止まり、改めて礼を述べると、すると控えめな声が返ってきた。

  「いや、出迎え三歩、見送り七歩といいますから・・・」といって。この軽快なことばこそ

  「もてなし」という大和言葉だった。改めて初めて聞く言葉で胸の高鳴りを覚えた。以上

  続いて新年に因んで「高千穂」のDVDを鑑賞する予定であったが、手違いで見ることが出来

  ず来月の予定を切り上げ「佐渡」を鑑賞、終わって佐渡の出身者、鈴木美紗子さんが佐渡につ

  いての説明があった。佐渡にいたのは高校までの短い期間であったが、真冬の佐渡は日本海よ

り吹き付ける風により、吹雪となり、前を見て進むことが出来ず後ろ向きになって電柱を目印

にして歩いて登校した。それほど吹雪は強く、冬は厳しい大変な島、人口は5万数千人でも面

積は沖縄に次いで2番目に大きな島である。しかし江戸時代までは流刑の島であり、また金山

として流刑者は金の発掘に従事させられ、過酷な環境により命を亡くす人が大勢いた。佐渡の

花の季節は美しく多くの観光客が訪れるが、また能楽の島とも言われ、現在の能楽の基礎を成

し遂げたといわれる世阿弥をはじめ多くの文化人も流刑として、この地に流され、この地に住

み着き文化の継承を図った。昔は多くのに必ず神社・能舞台があり、そこに住む人達によ

り能も上演された。現在でも37の能舞台があり、地元の人により年1回薪能も上演され、ま

た多くの観光客を集めている。

  当日参加の会員の中にも佐渡を訪れた人も多数おり、その人たちからも質問もあり、今や新潟

  よりジェットホルで1時間、大型船でも2時間で行ける花で有名な島、ぜひ観光にお出かけを

  と呼び掛けられた。                            小井沼記 

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