親和会だよりH29-3
1.会長挨拶
日差しも一段と明るくなり小鳥も囀り、木々も小さな芽を出し、沈丁花の甘い香りが漂い春の気配が色濃くなってまいりました。会員の皆様、衣を一枚脱ぎ親和会の催しに是非お出かけくださります様お願いいたします。
2.報告事項
3月のサロンは4日に雛祭りを行いました。暖かい日差しに恵まれ参加者31名。今回も鈴木さんが主となり女性方々のご協力によりに楽しいひな祭りとなりました。鈴木さんが毛筆による達筆な式次第を作ってくださり、ひな人形は井下田さん掛軸は岩淵さん、生花は鈴木さんと立派な会場となりました。坂場さんの司会により開始、初めに金留さんより、親和会発足より7年、雛まつりも女性だけで細やかに行っていたが、男性も参加するようになり年々賑やかに開くことが出来る様になりましたとご挨拶され、続いて広瀬さんのリードによりひな祭りの歌を全員で歌い、白酒・甘酒による乾杯,ちらし寿司、澄まし汁、鈴木さんお手製の煮物、桜餅・いちごのデザート等を食しながら歓談、約1時間後に鎌田さんご持参の混声合唱フォレスタ・コーラスのDVDを投影し、荒城の月、大きな掛け時計、ちいさな秋など懐かしい歌声をハミングしながら鑑賞いたしました。なお皆さんで歌える曲を楽しむことは時間切れとなり、次回のお楽しみと。
3.例会報告
3月例会は18日、参加者17名と低調な集まりでした。坂場さんの司会により初めにラジオ体操、次いで会長挨拶。年度末に当たり総会の準備に入りたいと、
来年度の事業計画に対しご意見はとの呼びかけに、参加者より自治会だよりに,『夫婦とも80歳を過ぎ自治会の幹事としてご協力が出来ないので役を免除してほしい』との意見が載っている。これに関して老後のことについて民生委員に相談するにしても連絡先が分からない。また介護について相談するについてもあんしんケアセンターの場所が分からない等とご意見があった。たまたま15日の市政だよりに地域ごとのあんしんケアセンターの案内が掲載されて、畑町・朝日が丘5丁目は
にれの木台ケアセンター(朝日が丘2-1-7-2)電話445-8012
これらについては親和会だけの問題でなく自治会として取り上げて欲しい問題である。
写経の会が3月8日、9名で門前仲町にある成田山深川不動堂に納経に行かれ、食事ののち清澄庭園を散策されましたとの鈴木さんより報告がありました。
4月1日のサロンは長年教職に携わっておられた永島さんが『現在の教育と課題』として、不登校問題、いじめ、教員の長時間勤務などについてお話をして頂きます。教育の問題となると無関心な方が多く,聴きに来られないのではと危惧を持たれております。親和会の会員のみならず、自治会の方々も是非多くの方のご参加をお待ちしております。
終わりに広瀬さんのリードにより春らしい曲、おぼろ月夜を合唱し例会を終了。次いで総会準備のため臨時役員会を開き、28年度の会計報告の案を提示し、次年どの事業計画・予算案についても協議し、4月15日の総会に向け準備を開始いたします。 小井沼 記
親和会だより平成29年2月
- 小井沼会長挨拶
立春を迎え陽の光も明るさを増し、ところどころにある河津桜や各家庭の梅
も咲き誇り、沈丁花の香りも漂いなど春が近づく兆しが見えてまいりました。
インフェルエンザも猛威を示し多くの患者が出ており、畑小学校でも一部学級
閉鎖もされました。
季節の変わり時、会員の皆様も健康に十分にお気をつけ下さい。
2.報告事項
2月のサロンは4日に行われました。すでに前からのお知らせ通り,畑が丘
自治会の会員の柳澤先生にお願いし、下記のテーマでお話をして下さりました。
A 薬の服用について、
Q1: どうしてこんなにたくさんの薬を飲まなくてはいけないのでしょうか?
● どうして薬の量を増やすより、2つ以上の薬を組み合わせた方が効果が
高く、副作用が少ない
- 年齢とともに病気が増える
- 薬は少ないほど良いのが原則だが、いろいろな理由で薬が増える、しか
し薬を多く出すことで医療機関が儲かることはない
Q2:: ジェネリック医薬品(後発医薬品)のメリットとデメリットは?
- 後発品のメリットは値段が安いこと。
- 後発品の中にも信頼できるものとそうでないものもある
Q3: 薬の副作用が心配です。何に気を付ければ良いのでしょうか?
- 自覚症状のない副作用が問題。定期的に採血等の検査が必要
- 自覚症状がある時は、遠慮しないで主治医に相談を
Q4:: お薬手帳の意味は?
- 受診の時は必ず持参を 特に複数の医療機関に受診いている時は薬全体
のチェックが必要
- 災害等で非難するときは必ず持っていくことが大切
Q5: 薬の飲み忘れを防ぐにはどのような方法がありますか?
- どの薬が何に効く薬なのかよく知っておく
- 薬を分包(一包化)してもらう
- 飲む曜日ごとや日にちごとに分けて保管する
Q6:: 薬の値段がどんどん高くなります。なぜでしょうか?
- 新薬が次々に開発され、これらの開発費・製造費が高いため
- 高い薬がよく効くとは限らない
- 実感として、新薬の開発競争が激化しており、同じような効果が高い薬が
次々に出てきている。これが本当に患者さんのためかは疑問。儲かるのは製薬会社と調剤薬局だけ
B: 医療機関のより良いかかり方
Q1: どうも体調がすぐれない・症状が気になる・検診で異常を指摘された
こんな時どうしますか?
仮に二十代の女性が数日前より体のだるさと咳が続いている。肺の病気が
心配。この状態であったなら次の医療行為があるが?
① 自宅で様子を見る ② 市販薬を飲んで様子を見る ③ 近くの診療所
(かかりつけ医)に受診する ④ 専門医が居る医療機関を受診する
⑤ 中小の病院に受診する ⑥ 大病院に受診する 等の方法がありますが
そのメリット・デメリットは?
① の場合、数日で自然に症状改善で医療費はタダ ②の場合 数日で症状改善、医療費は数百円 ③の場合 数日で症状改
善、医療費(おそらく検査は胸のレントゲンとインフルエンザの検査)自己負担医療費は1000~
2000円? ④の場合③と同じ検査で後日肺のCTの予約で医療費はもう少し高くなる ⑤も④と同じくらい
上記のような症状の場合、患者の自己判断が出来ず、親の言う通りに従い大病院
に行けばと勧められるが、まずは②の近くのドラッグストアで薬を買って数日様子をみる、それでも心配なら③のか
かりつけ医を受診が正しいと思う。
必ず医師に相談して、医師の指示に従うことが大切である。むやみに大小の病院に直ぐにゆくことは、病院の混乱を招くばかりである
Q2: 受診しても医者が忙しそうで、聞きたいことを聞けない。医者の説明が難か
し過ぎてよくわからない。こんな時どうしたらよいのでしょうか?
- 遠慮しないで主治医に聞くことです。他の医者に聞いても患者さん個人の経過やデータがないとわからないのでこれは無理
- 聞きたい項目は1つか2つに絞り、関係ない話はなるべく避ける
Q3: 受診しても聴診器を当ててくれない。これで大丈夫なのでしょうか?
- 聴診器でわかる情報は僅か。でも1年に1回も聴診器を当てないものも問
題。たまには弁膜症や肺の慢性的な病気が見つかることもある
Q4: かかりつけ医の選び方は?
- 周りの人の評判はあまり参考にならない
- 特別な場合を除き、有名な専門医は避けたほうが良い
- 説明に対しちゃんと説明してくれる医師を選ぶ
- 内科の病気は内科医 外科の病気は外科医 小児は小児科医 をかかりつけ医に
Q5: セカンドオピニオンの受け方は?
- セカンドオピニオンは受ける意味あり。本人の納得につながる。ただしそのために治療のタイミングが遅れることは避けるべき
Q6: 医者へのお礼はする方が良いのでしょうか?
- お礼をすることでより良い治療が受けられることはあり得ない
- 感謝の気持ちがあればそれを伝えるだけで十分 この方がお互い気持ちが良い
全てのことであるが、情報を鵜呑みにしないこと。TVの情報は全く信用できない
自分で情報を集め、考え、判断することが大切である、病気については、情報を集
ることが難しいですが、解らないときは自分の直観を信じる事だと思います。それ
でも心配の時はかかりつけ医に相談することが一番です。当たり前のことですが
日々の生活習慣の見直しはとても大切です。検診やドッグは100%ではないです
が、定期的に受けることが大事です。
次いで出席者より質疑応答があり最後に
『健康長寿』が謳われています。良い言葉ですが、本当は『健康長寿+幸福度+
感謝の気持ち』が理想ではないでしょうかと結びの言葉で述べられました。
例会報告
2月18日 10時より開始、久しぶりに参加会員22名と多くの方がお集まりされ
お元気になられ坂場さんの司会のもとに、初めにラジオ体操、次いで会長挨拶(冒頭に記載)、各会より経過報告、パソコン研究会より参加者募集・テーマを明確に表示して、自由に参加されます様、成住さんより要請がありました。
写経の会では3月8日,門前仲町の深川不動堂へ納経をして後、清澄庭園に行き散策する計画です。したがって3月の写経は中止となります。
次にDVDによる“心の旅 国宝 京都・奈良の仏像”を訪ねるを鑑賞。このDVDは俳優・水彩画家である榎木孝明と1000体の仏像を写した写真家・三好和義氏と共に訪ね歩いた映像で、初めに東塔で有名な真言宗総本山 教王護国寺東寺を訪れ、多くの仏像は曼荼羅を立体的に表現したものとのこと。また奈良の宇陀市にある女人高野で名高い室生寺を訪れ、五重塔や金堂の釈迦如来像、十一面観音菩薩像や弥勒堂の日本一美男と言われる釈迦如来座像を観る.金堂は昔、薄暗い中での仏像鑑賞であったものが、いまやLED照明により明瞭に像を見ることが出来るようになったことは驚きである。次に仏師を訪ね、どのようなことを目指して仏像を作成する
のか?に対して「人から自然に拝まれる仏像を作ること」・「手を合わさられる像」が
よい仏像であるとのこと。作家の井上靖氏が東洋の宝石箱と言わしめた洛北大原にある三千院、阿弥陀三尊座像・勢至菩薩像これらの像には平安末期(900年前)の創建時の金箔が残っている貴重な仏像とのこと。また截金細工師による作成映像に、その繊細さに驚く技術。いずれの仏像も平安時代のもので凡そ1200年前の制作されたもので,多くの人々に心の安らぎを与えて下さったものと感銘した。
次回の例会は総会の準備のための打ち合わせと致します。各会の担当者は経過報告・
次年度に対する計画・予算をご準備をお願いいたします。
小井沼記