東北4日間の旅の最終日も小雨交じりのお天気になったから、ロビーからの志津川湾の色も冴えない。
露天風呂からも日の出が見えるはずだったが……。
昨日仙台駅で牛タンランチをするつもりでいたが、日曜日でもありちょうど昼時だったのでどの店も長蛇の列でまいった。
結局時間がなくて食べれなかったけど、今日も仙台では時間がなくて宇都宮駅で餃子ランチとなった。
宇都宮といえば餃子の町で有名なので、12種類の一番人気の餃子をオーダーしたが、見た目はどれも全く変わり映えしなかった。
宇都宮駅で下車したわけは日本最古の石仏・大谷観音に会いたかったから。
大谷寺の正面には凝灰岩の崖があり、自然の力で削られた雨の当たらないくぼみができている。
そこにいにしえの人々が仏像を彫ったのだが、中でも本尊の先手観音菩薩立像を一目見たかった。
当然写真撮影は禁止だからポスターを撮った。
寺の入り口を入ると寺の本堂に覆いかぶさるような奇岩が目に着いた。
大谷石は海底火山の爆発で噴出した軽石流が堆積し、何百万年もかけて岩石になったもので、凝灰岩に分類されるそうだ。
本堂には本尊の先手観音菩薩立像、釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊の10体の磨崖仏があった。
固い岩面に彫刻して赤い朱を塗り、粘土で細かな化粧を施しさらに漆を塗り、一番表には金箔が押されていたそうだ。
今では見る影もなく色あせているが、平安時代に弘法大師が岸壁に刻んだというから驚きだ。
近くの高さ27mの平和観音(これも大谷石で造られているが)もついでに見に行った。
太平洋戦争の戦死戦没者の供養と世界平和を願って彫刻されたとか。
階段を登って行くと観音様の横顔が近くに拝めた。
採掘場だった岸壁に彫られた平和観音は、思っていたよりビックサイズでビックリした!
近くには天狗の投げ石と名付けられた今にも落ちそうな岩も。
大谷地区は不思議な形の岩の宝庫だった。
自然の造形もあれば、長年の採掘で彫られた垂直の岸壁などもあり、どこにもない珍しい風景があった。
小雨の中奇岩を見ながら歩いて大谷景観公園まで来たが、ずーっと岸壁が連なっていた。
名勝・御止山と呼ばれている岩。
ドンドン歩くに連れドンドン奇岩が現れた。
亀岩、越路岩、ラクダ岩、兜岩、鶴岩、材木岩、達磨岩など、どれがどれだかよく分からなかったけど……。
道路の両側にせり出すように岸壁や奇岩が見られて、そのうちに飽きて来たほど。
でもこれほどの奇岩群が見れる場所は他にはない。
石の里大谷は東北の旅を締めくくるにふさわしい実に魔訶不思議な所だった。
露天風呂からも日の出が見えるはずだったが……。
昨日仙台駅で牛タンランチをするつもりでいたが、日曜日でもありちょうど昼時だったのでどの店も長蛇の列でまいった。
結局時間がなくて食べれなかったけど、今日も仙台では時間がなくて宇都宮駅で餃子ランチとなった。
宇都宮といえば餃子の町で有名なので、12種類の一番人気の餃子をオーダーしたが、見た目はどれも全く変わり映えしなかった。
宇都宮駅で下車したわけは日本最古の石仏・大谷観音に会いたかったから。
大谷寺の正面には凝灰岩の崖があり、自然の力で削られた雨の当たらないくぼみができている。
そこにいにしえの人々が仏像を彫ったのだが、中でも本尊の先手観音菩薩立像を一目見たかった。
当然写真撮影は禁止だからポスターを撮った。
寺の入り口を入ると寺の本堂に覆いかぶさるような奇岩が目に着いた。
大谷石は海底火山の爆発で噴出した軽石流が堆積し、何百万年もかけて岩石になったもので、凝灰岩に分類されるそうだ。
本堂には本尊の先手観音菩薩立像、釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊の10体の磨崖仏があった。
固い岩面に彫刻して赤い朱を塗り、粘土で細かな化粧を施しさらに漆を塗り、一番表には金箔が押されていたそうだ。
今では見る影もなく色あせているが、平安時代に弘法大師が岸壁に刻んだというから驚きだ。
近くの高さ27mの平和観音(これも大谷石で造られているが)もついでに見に行った。
太平洋戦争の戦死戦没者の供養と世界平和を願って彫刻されたとか。
階段を登って行くと観音様の横顔が近くに拝めた。
採掘場だった岸壁に彫られた平和観音は、思っていたよりビックサイズでビックリした!
近くには天狗の投げ石と名付けられた今にも落ちそうな岩も。
大谷地区は不思議な形の岩の宝庫だった。
自然の造形もあれば、長年の採掘で彫られた垂直の岸壁などもあり、どこにもない珍しい風景があった。
小雨の中奇岩を見ながら歩いて大谷景観公園まで来たが、ずーっと岸壁が連なっていた。
名勝・御止山と呼ばれている岩。
ドンドン歩くに連れドンドン奇岩が現れた。
亀岩、越路岩、ラクダ岩、兜岩、鶴岩、材木岩、達磨岩など、どれがどれだかよく分からなかったけど……。
道路の両側にせり出すように岸壁や奇岩が見られて、そのうちに飽きて来たほど。
でもこれほどの奇岩群が見れる場所は他にはない。
石の里大谷は東北の旅を締めくくるにふさわしい実に魔訶不思議な所だった。