決勝は、西根中対遠野中。県北からは、滝南以来7年ぶり。遠野も3種委員長が顧問の時代ですから、10年振りでしょうか。
この試合は、スタンドも遠野応援団で、ほぼ満員でした。地元冥利に尽きます。
決勝は午後1時30分キックオフ。昨秋新人戦と同じ組合せで、新人戦を想い出す。
芝生も大分乾き始め、土の白さがわかる。
開始早々から遠野中ペースで、準決勝の後半の勢いを感じさせ、サイドからしっかりドリブルで仕掛けコーナーキック。
前半の大半は遠野中の攻撃は何度も何度もサイドから仕掛け、西根中は凌ぐのがやっとの状態だった。
右から、左からと小さなゴールキーパーに助けられる。西根中はカウンターで、仕掛けるリズムができ始める。徐々に、中盤が西根中に偏りかけて見えてきた。西根中の守備陣の活躍で、遠野はゴールを割る事ができなかった。
後半も同じくコーナーキックは、二桁までに届くほど。コーナーキック・フリーキックの嵐が西根中のゴールを襲う。
ただ、中盤を西根中が制するようになってきた。明らかに変化し始めている。
小さなゴールキーパーは、ポジショニングがいいのか、途中からは安心しても見える。不思議なものだった。
後半10分頃西根中は、自陣からセンターサークルまでドリブルで仕掛け、左サイドから右サイドにパスで振り、ディフェンス裏へのスルーパス。反応したFWがGKとの1対1を冷静に決め先制した。
遠野中は足が止まり始めたのか、パスミスが目立ち始めた。準決勝の疲れか、思うように中盤が機能しなくなった。ポジションチェンジなど試みるが、リズムを取り戻せず逆に失点してしまう。
残り5分間遠野中の怒涛の攻撃であったが、ロスタイムまで粘りきった西根中が失点したものの逃げ切った。
試合終了のホイッスルが鳴った。西根中の初優勝は、誰しも予想外であったかもしれません。個人の強さは抜き出ていたかもしれませんが、新人戦の準優勝にも関わらず、2部リーグの連敗等が彼らを成長させた事も一面としてあったかも知れませんね。
子供達の可能性とは、素晴らしいものです。感動しました。
なんか、ちょっと想い出しますね。こんな感じだったかな。でも、西根中の応援は静かでしたね。遠慮深い方々が多いのかもしれませんね。最後の最後まで、声が聞こえませんでしたが、子供達が来た時には、ようやく出てきたか!って感じでした。
遠野中は敗れたものの、常に試合を優位に運び王者の風格が漂っていました。東北大会で活躍する事期待しております。
西根中初優勝おめでとうございます。今までの苦労が報われた感じですね。ひとりひとりが、中総体の闘いの場で確実に伸びてきた感じがします。
桜町の前顧問の引継ぎで、春先から熱心に練習試合の申し込みがあり、西根中との練習試合は、必ずするようお願いされました。
ところが、昨年まで使用しグランドもなく、北陵中グランドでの練習試合となりました。
修学旅行疲れもあって北陵中戦で敗退した後は、結構走らされていましたね。私から見ると、結構若いので先生か未だわかりませんが、激烈な先生か迷いますが、どちらかと言うと試合で寡黙な方だと思います。残り時間を、しっかり子供たちに指示してましたね。残り15分!残り10分!残り5分!残り3分!と。
優勝が決まり閉会式の最中には、スタンドの影にいましたが、サングラスの下から涙が見えました。子供達の前で泣けず、表に出さない厳しい指導者の真髄が見えた気がします。
子供は、親の背中を見て育つと言いますが、いい背中を見た気がします。おめでとうございました。東北大会での活躍期待しております。
男は、背中で勝負ですね。あまりにも、かっこいい背中を見た感じですね。
大会を2日間見た感じですが、優勝した西根中もさることながら、敗退した中でも、北上南中の技術・完成度の高さ。そして、大槌中の圧倒的な攻撃等。東北大会に特別推薦したいチームもありました。勝負はその時々の状況によって、勝敗は変るものですね。晴れたり、曇ったり。自然には勝てないものです。
帰路は、釜石をとおり海岸沿いを帰るか迷いましたが、遠野から住田を通り一関までドライブしました。我が家の新車のCDから流れる曲を聴きながら、息子も色んな事で悩んでいるんだろうと、もっと優しくできれば良かったかと反省してます。
Dream Believer ~星に願いを~ / INFINITY 16
この曲ではありませんでしたが、「湘南の風」いい曲歌ってますね。
否定することは簡単で。その中から何かを求めることをサポートできればいいんじゃないかな。
無理せず。
頑張って行きましょう。