昨年7月中旬に『 ねどこ 2』という作品をブログにアップしました。
それからしばらく経った初秋の頃、その記事をご覧になったという方からこんな質問をいただきました。
「2 ということは、1 があるのですか? 」
「はい、おっしゃる通り・・・」と答えながら、季節を意識したらご紹介するタイミングを逸してしまい、そのまま1年が過ぎてしまいました。
お待たせしました。
今回ご紹介する作品が『 ねどこ 1 』です。
『 2 』が、こんな風に ↓ 蚊遣りブタを正面から見た構図に対し、『 1 』はブタさんのお尻から・・・。

『 2 』と同様にまったくの想像図ですが、これもありそうだと思いませんか? 猫はこちらが心配になるくらい狭いところが好きですからね。
この絵は完成直後に展示会に出品してそのまま飼い主が決まったので、私自身も一緒にいる時間がほとんどありませんでした。
『 2 』を見た幼い子供が、「子猫がブタさんに食べられちゃった」と心配してくれましたが、その子がもし今回の絵を見たら、いったいどんな感想を聞かせてくれるのでしょうか?
描き手からの一方通行ではなく、ご覧下さる皆さんの想像力を掻き立てるような相互通行ができる絵も描いていきたいと思います。