Sleepy！ Sleepy！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　『 Sleepy！ Sleepy！』


“ 春眠暁を覚えず ”ならぬ、“ 秋眠暁を覚えず ”状態が、ここ何日か続いている。

横浜個展が終わるのを待っていたかのように（？）、一気に秋の気配が漂い始めた。
つい一週間余り前まで続いていた真夏のような暑さが嘘のよう・・・。　明け方には肌寒くさえ感じるほどだ。
身体がついていかないョ～～～！

夏の疲れがドッと出始めると同時に、寝苦しい熱帯夜からも解放されたせいか、とにかくいくら寝ても眠い！
仕事の合間のちょっと一休み・・・のつもりが、しっかりどっぷり夢の中・・・なんてこともよくある。
こういう時は素直に寝てしまうしかないのかな。
睡魔と闘うだけでも余計に疲れてしまう。
無駄な抵抗は止めて、先ずはゴロン！　
すっきり目覚めて、さあ仕事・・・という具合にうまく行けばいいが、現実は・・・？？？？？
やらなければならないことが山ほどあるのに～～～ッ！
こんな思いをしているのは、私だけだろうか？


そんな毎日の中で、2001年秋に描いた懐かしい作品を思い出した。
『 Sleepy！ Sleepy！』
まさに今の心境そのもの・・・。
しかし、「 寝るのが仕事！」と猫のように威張っていられればいいが、残念ながらそういうわけにはいかない。
段々と本格的な秋になり、夏の疲れが少しずつ取れていけば、きっと“ 秋眠 ”の誘惑に負けることもなくなるだろう。
何よりも気候の変化に体調を崩したりせぬよう気を引き締め、これから描き始める一作一作と新たな気持ちで向かい合っていこう！


睡魔に翻弄されている言い訳と共に、自らを戒める独り言・・・でした。

皆さんも、夏の疲れが出ませぬように・・・！
くれぐれもご自愛ください。

“ 震災で消えた小さな命展 ２ ” 岩手県巡回のお知らせ

宮城県2か所の展示が終了し、明日28日からは岩手県内の3か所での展示が始まります。
10月6日には、釜石市でシンポジウムも開かれます。

前回ご紹介した“ ゆいちゃん ＆ くろちゃん ”二匹の絵の依頼者 S さんは、現在釜石市にお住いとのこと。　
この岩手県巡回中にご覧いただくことがあるのかな・・・？
ちょっと緊張します。
喜んでいただけるといいのですが・・・。

他にもきっとたくさんの方々が、絵の中で愛する家族たちと再会されることと思います。
どうかどうか皆さんの心に、穏やかな安らぎの風がやさしく吹いてくれますように・・・。


◆2012年9月28日（金）～30日（日）
会　場：　　岩手県釜石市/シープラザ釜石2階ホール
住　所： 　〒026-0031　岩手県釜石市鈴子町22-1
時　間： 　9：00～19：00（最終日は16：00まで）
問合せ先：　沿岸広域振興局保健福祉環境部（釜石保健所）環境衛生課　電話/0193-25-2702


◆2012年10月2日（火）～8日（月）
会　場： 　岩手県大槌町/シーサイドタウンマスト マストホール
住　所： 　〒028-1121　岩手県上閉伊郡大槌町小槌27-3-4
時　間： 　9：00～19：00（最終日は16：00まで）
問合せ先：　沿岸広域振興局保健福祉環境部（釜石保健所）環境衛生課　電話/0193-25-2702


◆2012年10月6日（土） 「東日本大地震津波で消えた小さな命を考えるシンポジウム」
会　場： 　岩手県釜石市/岩手県釜石地区合同庁舎4階大会議室
住　所： 　〒026-0043　岩手県釜石市新町６－５０
時　間： 　13：00～15：00
問合せ先：　沿岸広域振興局保健福祉環境部（釜石保健所）環境衛生課　電話/0193-25-2702

※詳細はホームページこちらのイベントのページをご覧下さい


◆2012年10月12日（金）～14日（日）
会　場： 　岩手県盛岡市/大通会館リリオ
住　所： 　〒020-0022　岩手県盛岡市大通一丁目11－8
時　間： 　10：00～19：00（最終日18：00まで）
問合せ先：　019-623-2520

※10/13（土）　14：00～　主催者による挨拶

ゆいちゃん ＆ くろちゃん 震災で消えた二つの小さな命

現在東北地方を巡回展示している“ 震災で消えた小さな命展 2 ”。
今回は、私が描かせていただいた二匹の絵をご紹介させていただきます。

柴犬と秋田犬のミックス“ ゆいちゃん ”。　 そして、黒猫の“ くろちゃん ”。

8月23日にアップしたこの展覧会のご案内の中にも書きましたが、この絵を描き始める前に、依頼された S さんと電話で直接お話をさせていただきました。
二匹の想い出を語る勢いに圧倒されながら、同時に大きな力をいただきました。
そしてその時、もう一つ悲しい話を知りました。
この二匹だけでなく、S さんのご主人も津波にさらわれ、未だに行方がわからないままだったのです。
言葉に詰まりました。　
淡々と語り続ける S さんの声が、私にはかえって余計につらく感じられました。

ご主人は S さんご自身以上に動物好きだったとのこと。
ゆいちゃん も くろちゃん も、ご主人のやさしい気持ちに寄って救われた命だったようです。
実は、ゆいちゃん も行方不明のまま・・・。　そして くろちゃん は、震災後一ト月近く経った頃に、ご自宅の跡の居間があった場所で亡骸が見つけられ、家族の方々の手で手厚く葬られたそうです。
“ 猫は家に付き、犬は人に付く ”
よくそんな言葉を耳にしますが、まさに・・・という思いでした。

ゆいちゃん はご主人との散歩が何よりの楽しみだったとのこと。
きっとご主人を独りぼっちにさせないように、一緒についていったのでしょう。　
今ごろは雲の上で、いつものように楽しく散歩しているのかな・・・。


今はただ、縁あって描かせていただいたこの絵が、S さんとご家族の皆さんにとって、たとえ僅かでも心の安らぎになれば・・・と願うばかりです。

ゆいちゃん と くろちゃん は　ご主人と一緒に、いつも S さんを見守ってくれている！
そう信じています。

カル ＆ ミント

この二匹の黒猫の肖像画を描いたのは、今から10年前のこと。
それをきっかけに、依頼主の A さんには、幾度となく個展にお出かけいただいている。
お住いの関係もあってか、横浜山手の個展を始めてからは毎回の皆勤賞。
先日終了した今年の横浜個展でも、初日早々一番に来廊いただいた。
これまでは何人かのお友達と一緒に・・・ということが多かったが、今回はみなさんのご都合もあってお独りで・・・。
そんなこともあって、久しぶりにこの肖像画を描いた頃のことを懐かしく想い出すことができた。

カル & ミント

お預かりした何枚もの写真の中から、二匹揃ってちょっと見上げるようにこちらを見つめるポーズを選んだ。
二匹とも黒猫・・・とはいいながら、向かって右側のミントちゃんには、ご覧の通りちょっとした特徴があった。
胸のあたりに白毛のワンポイント。　そして1本だけ真っ白の立派な髭・・・。　それだけでも、絵を描く立場の私のとっては実にありがたい特徴だった。
外見上はほとんど変わりなく、身近な人にしか分からないそのコらしさを絵の中で表現するのは、なかなかの悩み処。
だから、たとえ僅かでもはっきりとしたこのミントちゃんの特徴には、正直なところ大いに感謝したものだ。

そのミントちゃんが、昨年秋に天国へ旅立ってしまった。　
独り残ったカルちゃんは、それまで以上に甘えん坊になり、よく喋るようになったとのこと。　
何となく、分かる気がする・・・。
ミントちゃんの分まで、しっかり甘えちゃっていいんだよ。

肖像画は、状況が変わると、それまでとはまた違って見えたり、新たな意味を持つようになることがある。
A さんにとって、これから先この二匹の絵がささやかながらも心の安らぎとなりますように・・・。



ここ数年、横浜山手の個展が終わった後の二か月間余りは、私にとって肖像画制作に没頭する季節となっている。
もちろん一年を通して展示会出品作の制作と並行しながら肖像画制作にも携わってはいるが、諸々の予定の流れの中で、この秋の二か月に集中して描くことが多くなった。

今年もそのシーズンがやってきた。
改めて “ カル & ミント ” の絵を見てみたくなったのは、A さんとの会話がきっかけになったことはもちろんだが、私自身の気持ちがすでに肖像画モードに入っている表れなのかもしれない。

さあ、気持ちを新たに、ご依頼いただいた方々それぞれの思いに副って、一作一作を精一杯描こう！

“震災で消えた小さな命展２” 石巻展のお知らせ

先週の仙台展に引き続き、“ 震災で消えた小さな命展 ２ ”が石巻市に場所を移して、今日21日（金）から4日間開催されます。

今回もたくさんの方々にご覧いただけますように・・・！


　会期　9月21日（金）～ 24日（月）
　場所　ナリサワ ギャラリー
　　　 　 宮城県石巻市駅前北通り 2-12-27
　 時間 　10:00 ～ 18:00
　電話　0225－95－4165


その他、今後の予定等々、“ 震災で消えた小さな命展 ”の活動については、ホームページこちらをご覧ください。

6th 横浜個展終了しました！

昨日18日、横浜Art Gallery 山手における6回目の個展が無事終了いたしました。

「暑さ寒さも彼岸まで・・・」
その言葉通り、最終日まで厳しい残暑が和らぐことはありませんでした。　
後半3日間は突然の雨まで・・・。
そんな中をお出かけいただきました皆さま、本当にありがとうございました。
また、今回は残念ながらお出かけいただけなかった皆さま、次の機会にはぜひ・・・。


今年も一週間の会期中、のら猫の 鈴木み～や 母さんが毎日欠かさず来てくれました。　
毎年この時期はやぶ蚊に刺された跡が痛々しい み～や母さんですが、今夏の厳しく長い暑さのせいか、例年以上に迫力の外見に・・・。

　　　　　　　　　　


それでもしっかり招き猫をしてくれて、本当にありがとう！
食欲は心配するくらい十分だから、もう少し涼しくなれば、きっとまた美しいお顔に戻ることでしょう。

そして今年は、その み～や母さんのお子さんの黒ちゃんが夕方になると顔を見せてくれました。

　　　　　　　　　　

まだまだこわがり屋さんで、なかなか傍まで近づくことはできないけれど、搬出作業を終えてギャラリーを出発する際、ちょっと離れた階段の上からじっと見送ってくれました。

親子そろって応援してくれて、ありがとう！
来年もまた逢えるといいね。


さあ、私もちょっぴり休んで、次に向かってスタートします。
ありがとうございました！

“震災で消えた小さな命展２” 仙台展のお知らせ

日が替わって今日14日（金）から、“震災で消えた小さな命展２”の仙台展が始まります。
17日（月）まで4日間の予定です。

来月半ば過ぎまで、宮城、岩手、山形の3県（5か所）を回る予定です。
きっと絵を希望された方々も会場に御足を運ばれることでしょう。
正直ちょっと緊張します。
喜んでいただけるといいのですが・・・。

今回の会場は・・・、
　　仙台市青葉区国分町3-3-7
　 東京エレクトロンホール宮城
　　TEL 022-225—8641
　 開場時間　09:00～17:00

15日（土）14:00から、主催者の絵本作家 うさ さんからご挨拶があるそうです。

お近くの方、ちょっと無理すれば行けるかな・・・という方、大切なことを思い出すために・・・、そして決して忘れてはならないことを風化させないために、ぜひお出かけになってみてください。

また随時お知らせいたします。

横浜個展スタート！

横浜Art Gallery 山手では6回目となる個展が始まりました。

朝から見事なほどの青空が広がり、素直に感謝！
しかし・・・、暑い！
今日も30℃を超え、谷戸坂を上がってきてくださった方々はみんな汗だく。
先ずは駈け付け一杯の冷茶を飲んでいただき、一息入れていただいた後にゆっくりと絵をご覧いただきました。

ギャラリーの様子を少しご紹介します。



　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　


ぜひ直にこの雰囲気を味わっていただければと思います。

毎年お馴染みの通いノラ猫 鈴木み～や母さん、そしてそのお子さんの黒猫ちゃんも初日から顔を出してくれました。　（その姿は、また改めてご紹介します）


予報によると、明日からは僅かずつですが暑さも落ち着く気配とか・・・。　
どうかその通りになってくれることを願うばかりです。
始まったばかりで気が早いと笑われそうですが、18日（火）まであと6日・・・。
ぜひお出かけください！

声がした・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『 声がした・・・ 』


目前に迫った横浜個展のために、ペン・墨＋パステルを使った小品の新作を30点近く描いた。

この『 声がした・・・』はその中の1点。
小品群の中では比較的大きな方とはいえ高さは26cmほどしかないが、最初にペンで線描してから、何と7年余りたってようやく完成した作品。
「なぜ？」と訊かれると返答に困る。
自分でもよく分からない。

ノラ猫の何気ない姿に惹かれて、ペンでデッサンを描いた。
すぐにパステルで色を付けるつもりだった。
しかし、いざパステルを手に取ろうとすると、なぜかそこから先に進めなかった。
「じゃあ、この次に描いてあげるね」と言って、そのままに・・・。
数えてみたら、それが7年間にわたって続いていた。

それが今回は、今までが嘘のように不思議なほど自然に色を付け始めることができた。
「そろそろ、いいんじゃない・・・」
そんな声が聞こえたような気がした。

今回の小品群の中で、同じように何年越しかで完成した作品が他にも2点・・・。
機が熟す・・・と言うとちょっと大げさなような気もするが、実はそういうことってあるのかもしれない。
それはきっと、その絵に向かい合う時の自分の気持ちの有りようなのだろうけど・・・。


初日まであと3日。
いろいろな思いを感じながら、今最後の準備に没頭している。

今週も残暑がきびしそう。
もう少し涼しくなってくれないかな・・・と、自然を相手に我がままを言ってもしょうがないか・・・。
天気のことは、まさに運を天に任せ、自分にできる精一杯のことをやって皆さんを迎えようと思う。
ぜひ、お出かけください！

6th 横浜個展のご案内

いよいよ来週の12日（水）から、横浜Art　Gallery 山手 で6回目となる個展が始まります。

DMに使った今年四月の新作『 想い出がいっぱい 』を始めとした元さんシリーズ。
そして今回もやはり外せないのがノラ猫作品。
花火作品も、夏が終り切らないうちに・・・。
数は少ないけれど、もちろんワンちゃん作品も連れていきます。
通常のパステル画は17～8点。

小品群は全部で70点余りになる予定です。
そのうち新作は、仔猫、仔犬、ブー猫、ウサギ、フクロウ等々が20点ほど。
6月の聖路加個展で好評だったミニ額シリーズは10点全て新作です。
さらにモノクロペン画は、先日ご紹介したばかりの新作2点に、何とかぎりぎりで間に合った1点 （↓）を加え、合計5点を展示します。


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　『 ぐっすり その六 』

ポストカードは今年の新作セットを中心に、懐かしいものも含めて約20種類。
一筆箋も昨年と比べるとずいぶん新顔が増えました。
今年も “With Music” クリアファイルも用意してあります。

肖像画のご依頼も承ります。　ぜひお写真をお持ちください。　
もちろんご質問、ご相談だけでも遠慮なく。


例年通り、会期中は毎日朝から終日在廊し、ささやかながら冷たいお茶を用意してお待ちしています。
新顔、懐かしい顔に会いに、ぜひお出かけください。

あと一週間、少しでも皆さんに楽しんでいただけるよう、ラストスパートします！

“ かまぼこ板絵展 ” に参加

私の横浜個展よりひと足先に始まる、こんなユニークな企画展に参加することにした。

銀座STAGE-1の天野オーナーからお誘いを受けた時、直感的に「オモシロイ！」と思った。　　同時に漠然とではあったけれど、様々なアイデアが次々と頭に浮かんできた。

しばらくして8枚のかまぼこ板が送られてきた。　
1枚の大きさは、およそ5cm×11cmという平面に、厚さは1cm弱。　思っていたよりも小さい・・・というのが第一印象。
聖路加や横浜の個展で毎回出品している小品群の中に、ちょうど同じようなサイズのものが結構多くある。
しかし、1枚1枚単独に描いたのでは面白くないなぁ・・・と。
あえて“かまぼこ板”を使うことでこそ生まれる面白さは何なのか・・・と考え続けた末、今回ご紹介するこんな変わった形の作品たちになった。

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　『 じゃれあいっこ 』


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『 とどくかな・・・？ 』　　　


もちろん問題も・・・。
Pastelistとして、やはりパステルにこだわりたい。　しかし、パステルという画材を考えると、直かに板に描いてそれを定着させるのは、けっして簡単なことではない。
そこで、板を釘と接着剤でしっかりとつなぎ合わせたうえで、その形に合わせていつも使っている用紙を貼り付けた。
額装・・・ということも考えたが、“かまぼこ板絵”ということを強調したくて、今回はあえて額装なしにしてみた。
パステルが落ちることを避けるために、2点は墨で、あとの2点はペンを使い、パステルは重ねたり厚塗りをやめてしっかりと擦り込み、多めの定着剤をかけた。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『 いっしょに グゥグゥ 』


　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 『 なかよく グゥグゥ 』


「思いきり遊び心で・・・」という天野オーナーの言葉を実践させてもらった。
これまでのようにしっかりと額装したものとはだいぶ雰囲気が違うと思う。　しかしそここに描いた絵に対する思いは、これまでとなんの変りもない。
この経験が新たな刺激になり、これからの制作にも必ずプラスになってくれると信じている。


参加される作家さんたちそれぞれ、きっとユニークな作品を出品されるここと思う。　
私は見事に（？）横浜個展と重なって、この“かまぼこ板絵展”の会場にいることはできないが、銀座方面にお出かけの際には、ちょっと足を延ばして楽しんでいただけたらと思う。

　　　


ちなみに・・・、かまぼこ本体の販売はありません。　悪しからず・・・。

二つの展示会 終了！

ご案内してある二つの展示会が、8月31日に終了しました。

一つは、銀座 ボザール・ミューの企画展“ なつのねこさん ひかげでひるね展 ”。
そしてもう一つは、柏 ハックルベリーブックスで開催されていた“ 震災で消えた小さな命展 ２”。

どちらも会期中はずっと真夏の暑さでした。
お出かけいただいた皆様、本当にありがとうございました。

なお、既にご案内してある通り、“ 震災で消えた小さな命展 ２”は、このあと約一年をかけて各地を巡回します。
ちなみに次の開催地は・・・、

9月14日（金）～ 17日（月）
　宮城県仙台市青葉区国分町3-3-7　
　東京エレクトロンホール宮城
　TEL 022-225-8641
　 09:00 ～ 17:00

とのことです。
来場可能な方は、ぜひお出かけになってください。
今後も会場が変わるたびにご案内していくつもりでいます。

先ずは、ありがとうございました。

新作ペン画２点

　　　　　　　　　　『 ごろん 』　　　　　


気が付けば、9月・・・。

いつまでも猛暑が続いているせいか、9月はまだまだ先のような気がしていた。
今年の8月は、この暑さだけでもめげてしまいそうなのに、次々と予想外のことが起きて予定はメチャクチャ・・・。
それでも暦は確実に日を重ね、毎年この時期の恒例となった横浜個展がもう眼の前に・・・。
ちょっと・・・、いや、かなり焦る！
描き掛けのもの、そしてまだ構想過程のままだったもの、すべてをチェックし直して、今最後の追い込みにどっぷりと浸かった毎日を過ごしている。


ここで完成直後の新作ペン画2点をご紹介する。
4月のミュー個展から試みを始めたこのペン画シリーズ。　無彩色ということが一種の新鮮さを感じさせるのか、思いのほかご好評を得ている。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　『 ねぇ・・・ その二 』　　　


今回も我が家の元さんがモデル。
特に意識しているつもりはないが、ペンだけで描く絵は、今はまだ元さんだけ・・・。　追々他の猫たち・・・に限らず、いろいろな動物たちもと思っている。

もし間に合えば、ペン画をもう1点・・・と目論んでいるのだが・・・。

今回も色彩たっぷりの作品たちと共に、このモノクロの中の色彩も楽しんでいただければと願っている。

横浜個展の詳しいご案内は近日中に改めて・・・。