『 ふと振り返ってみた・・・ 』
昨日は午後から4時間ほど、現在“ 黒猫展 ” が催されている銀座ボザール・ミューで留守番をしていた。
宮地オーナーが所要でお出かけの間、しっかり接客を・・・と張り切っていたのだが、しとしと雨模様のせいか、寂しいことにお越しいただいたお客様は片手でも余るほど。
4時間のほとんどをたった一人で過ごすことになった。
ボザール・ミューでの思いも掛けないそんなひとときは実に久しぶりだった。
ギャラリーの中央に置かれた椅子に腰掛けて何気なく四方の壁を見回していると、私の意識はいつの間にか14年前のちょうど今ごろにタイムスリップしていた。
1999年の2月、既にボザール・ミューの人気企画展になっていた“ 黒猫展 ” に初めて参加させてもらった。
まだまだ怖いもの知らずで、ただがむしゃらに描いていたあの頃が、何だか無性に懐かしく思えた。
あれから14年が過ぎた今、特に自覚はないけれど、私が描く絵は変わっているのだろうか???
むしろ変わらない方が不思議か・・・。
変わったとしたら、はたしてどんな変わり方をしているのだろうか?
ちゃんと良い変わり方が出来ているだろうか?
大切なことを忘れたりしていないだろうか?
忘れた方がいいことに固執してはいないか?
思い付くままに自問自答をしてみる。
しかし、すぐにその答えが見つからないことは分かっていた。
あえて無理に見つけ出す必要もないのかもしれない。
ただ、ときどきこうして振り返ってみることに意味があるのだと思った。
ただ一つだけ・・・、あえて表現するなら“ 初心 ”とでも言うべきものが、ふわ~っと蘇ってきたような気がした。
思い掛けずに自らを “ ふと振り返ってみた・・・” ボザール・ミューでのひとときに、ただただ感謝した。
今回アップした黒猫作品のタイトルは、まさに昨日の私そのものとも言うべき 『 ふと振り返ってみた・・・』。
2003年2月の黒猫展に初出品した作品だが、まだ4回目で既にそんな心境になっていたのだろうか???
今はもう私の手元から旅立っていて、直接その原画を見ることはできない!
しかし昨日のボザール・ミューの壁には、束の間だったが確かにこの絵が掛けられていた。
さあ、またしっかり前を向いて、一歩ずつ進んでいこう!
昨日は午後から4時間ほど、現在“ 黒猫展 ” が催されている銀座ボザール・ミューで留守番をしていた。
宮地オーナーが所要でお出かけの間、しっかり接客を・・・と張り切っていたのだが、しとしと雨模様のせいか、寂しいことにお越しいただいたお客様は片手でも余るほど。
4時間のほとんどをたった一人で過ごすことになった。
ボザール・ミューでの思いも掛けないそんなひとときは実に久しぶりだった。
ギャラリーの中央に置かれた椅子に腰掛けて何気なく四方の壁を見回していると、私の意識はいつの間にか14年前のちょうど今ごろにタイムスリップしていた。
1999年の2月、既にボザール・ミューの人気企画展になっていた“ 黒猫展 ” に初めて参加させてもらった。
まだまだ怖いもの知らずで、ただがむしゃらに描いていたあの頃が、何だか無性に懐かしく思えた。
あれから14年が過ぎた今、特に自覚はないけれど、私が描く絵は変わっているのだろうか???
むしろ変わらない方が不思議か・・・。
変わったとしたら、はたしてどんな変わり方をしているのだろうか?
ちゃんと良い変わり方が出来ているだろうか?
大切なことを忘れたりしていないだろうか?
忘れた方がいいことに固執してはいないか?
思い付くままに自問自答をしてみる。
しかし、すぐにその答えが見つからないことは分かっていた。
あえて無理に見つけ出す必要もないのかもしれない。
ただ、ときどきこうして振り返ってみることに意味があるのだと思った。
ただ一つだけ・・・、あえて表現するなら“ 初心 ”とでも言うべきものが、ふわ~っと蘇ってきたような気がした。
思い掛けずに自らを “ ふと振り返ってみた・・・” ボザール・ミューでのひとときに、ただただ感謝した。
今回アップした黒猫作品のタイトルは、まさに昨日の私そのものとも言うべき 『 ふと振り返ってみた・・・』。
2003年2月の黒猫展に初出品した作品だが、まだ4回目で既にそんな心境になっていたのだろうか???
今はもう私の手元から旅立っていて、直接その原画を見ることはできない!
しかし昨日のボザール・ミューの壁には、束の間だったが確かにこの絵が掛けられていた。
さあ、またしっかり前を向いて、一歩ずつ進んでいこう!