「猫の展覧会」に参加

横浜 Art Gallery 山手で毎年開催されている人気の企画展「猫の展覧会」が、明日25日から始まります。

今回も参加させていただきます。

11人の作家による猫・ねこ・ネコの展示会です。

ゴールデンウィークを挟んで5月7日までの約2週間･･･。　
ぜひお出かけください。

　　

肖像画『瞳の中の想い』

　　　　　　　　　　『 瞳の中の想い 』パステル（擦筆彩色） 10cm×10cm

久し振りの作品紹介です。
実は2月の入院前に完成して、依頼者Mさんの元にお届けしてあります。

モデルは「あんず」ちゃん。　
“瞳に映るもの･･･”シリーズの雰囲気で･･･というご希望に副って擦筆彩色画法で描きました。

ここ数年の傾向ですが、擦筆彩色画法で肖像画制作を希望される方が多くなってきているようです。
もちろんこれまで同様に細密画法も多く、実際に個展等で原画をご覧いただくことが可能でしたらその上でお好みの絵の雰囲気を決めていただければと思います。
これからも依頼者の方々の想いと共に肖像画制作を続けていきたいと思います。

2023年12月のカレンダー

　　　　　　　　
いよいよ今年も残すところあと一ㇳ月となりました。
例年だと12月は個展等は無しで肖像画制作とか年明けの聖路加個展の準備を･･･ということになるのですが、今年はもう一つ展示会があります。
以前よりお付き合いのある画商さんからのお誘いで、水戸京成百貨店のギャラリーで個展を開いていただくことになりました。詳細は改めてご案内させていただきますが、私は16日（土）・17日（日）の2日間だけ在廊の予定です。
なつかしい作品から擦筆彩色画シリーズまで、30～40点展示販売される予定です。

コロナ禍は一見落ち着いたかのように見えますが、その他の感染症の流行など、まだまだ油断できない状況が続いています。 どうか気を緩めることなく、お元気で年末年始をお過ごしください。

12月のカレンダーは、クリスマス作品から『 How Many ･･･？』（パステル 40cm×28.5cm）を選びました。 一年の最後を楽しんでいただければ嬉しいです。

以下恒例のカレンダーに添えたコメントです！
あっという間に過ぎた一年。 今年の〆の作品は遊び心満載のラフタッチで描いたこのクリスマス作品。 ご覧になる方にも楽しく参加していただける絵を･･･というテーマを掲げて描いてみた。
さてこの絵の中には何匹の子猫がいるでしょう？
たわいのないことを素直に楽しみ喜ぶことが出来る。 新たな年がそんなやさしい一年になることをただただ願うばかり。 2024年が皆様にとって笑顔がいっぱいのより良き一年となりますように･･･！

2023年6月のカレンダー

久し振りに投稿です。
引っ越しを終えて早2週間が過ぎました。 2週間も経てば何とか･･･と思っていましたが、甘かったようです。 20年振りの引っ越しは想像をはるかに超える大変さでした。 それは心身共に厳しいものでしたが、特に身体への負担は相当なもので･･･。 そりゃそうですよね。　20年前と同じように動くはずはないですね。
いつになったら絵を描けるようになるのかと不安を感じながら、それでも少しずつ少しずつ平常を取り戻しつつあるようです。ここに来てようやく気持ちが作品制作に向き始めました。
7月には毎年恒例の聖路加個展と、ギャラリー来舎さん企画展「猫駄楽毛展」への参加が控えています。 まだまだこれまで同様にという訳には行きませんが、さすがにのんびりしては居られないようです。

6月のカレンダーのご紹介もすっかり遅れてしましました。 今月の作品は『 らくがきしたのは誰？』（パステル 15cm×40cm）です。 雨の多い鬱陶しいひと月になると思いますが、ほんの一瞬でも和んでいただければ嬉しいです。

以下、カレンダーに添えたコメントです。
一生懸命に踏ん張って伸ばしている短い（？）後ろ足。 そして、ちょっと太めのお腹･･･。 「この姿がたまらない」と感じるのは私だけ？
実はこの子を描くよりも難しかったのは、視線の先にある“落書き”だった。
上手下手ではなくただ思うまま感じるままに描く純粋な子供の心を想い出すのは実に難しかった。 しかし同時に不思議な楽しさも感じていた。 はたしてどこまで童心を取り戻して描くことができたか？？？ その判定は絵の中のこの子に任せることにする。

「こんなところにもねこ2023展」出品作品

　　　　　　　　「瞳に映るもの･･･67」

ギャラリーBlau Katze 企画展「こんなところにもねこ2023展」に出品する4点のご紹介です。
いずれも擦筆彩色パステル画による10cm四方サイズの作品です。

　　　　　　
　　　　　　　　「瞳に映るもの･･･62」

　　　　　　
　　　　　　　　「瞳に映るもの･･･58」

　　　　　　
　　　　　　　　「瞳に映るもの･･･52」

2023年 ご挨拶

明けましておめでとうございます！
アッという間に三が日が終ってしまいました。 新年のご挨拶が遅くなって、失礼いたしました。
卯年だからってそんなにピョンピョン日々が過ぎていかなくても･･･と恨み節を言うよりも、卯年だからこそピョ～～～ンと大きく飛躍できるように･･･と前向きな気持ちで毎日を過ごしたいと思います。

今年のお正月用の絵は、年賀状にも使った『 新たな日の出 』（パステル 28.5cm×39cm）です。
実はこの四匹の白うさぎ、年末大晦日に新たな落ち着き場所へピョ～ン大きく飛び跳ねていきました。 急に決まった驚きと、気に入っていただけた喜びとで、新年に向けて大きな励ましと力をいただきました。

今年もたくさんの方々に楽しんでいただけるような絵を精いっぱい描き続けたいと思います。
皆様にとって、どうか笑顔がいっぱいの素晴らしい一年になりますように･･･！

月白の光

　　　　　　　　　　『 月白の光 』　パステル（擦筆彩色）　14cm×14cm


6日スタートが目前に迫った横浜個展には、擦筆彩色画シリーズの新作も出品します。
そのうちの1点のご紹介です。

タイトルに付けた「月白」は日本伝統色の一つです。　
「げっぱく」とも「つきしろ」とも読み、特に後者の読み方は、月が東の空から上がり始めた時にだんだんと明るく白んでいく様子を指すとのことです。

月が美しさを増す季節･･･。　この子も感じているかな？？？

藤黄の瞳

　　　　　　　　　　　『 藤黄の瞳 』　パステル　15cm×21cm

瞳シリーズの新作は久し振りです。

10月6日から始まる横浜Art Gallery 山手での個展に出品します。

タイトルは恒例の日本の伝統色の中から付けました。
「 とうおう 」と読みます。

まだまだ素敵な名前が付けられた伝統色がたくさんあります。　
これからも魅力的な猫の瞳と美しい日本の伝統色のコラボを続けていきたいと思います。

ありったけの気持ち届け！

　　　　　　　『 ありったけの気持ち 届け！』　水彩＋パステル　64cm×42cm

10年以上も前の作品です。
18回目となったボザール・ミューでの個展のメイン作品として描いたのが、この『 ありったけの気持ち 届け！』でした。
私が描く作品としては一番大きなサイズ（額）ということもあり、その後何回か聖路加個展に連れて行ったあと、ここ数年は日本橋のとある展示スペースで常設展示していただいていました。
今年になって、日本橋界隈の再開発に伴ってその展示スペースが閉じることになり、7～8年振りに帰ってきました。
そこで来週開催予定の聖路加個展に久し振りに連れていくことにしました。

ここ数年は世の中全体で不安なことが重なり、私自身もなかなか自分のペースで制作することが難しい時期が続いています。　そのせいもあるのか、ふと自分を見失いそうな不安に駆られることがあります。
「 時間に追われて、いい加減なことをしていないか？ 」
「 制作はもちろん、ご案内の一つ一つにもしっかりと気持ちを籠めているか？」
自分自身にそんな問い掛けをしながら、あっと言う間に過ぎてゆく毎日に焦る気持ちを抑えられないでいます。
そんな時久し振りにこの作品を目の前にして当時考えに考えた末に付けたこのタイトルを改めて見た時、まさに今の自分の心の中とピッタリだと思いました。

楽しみにしてくださる方々に喜んでいただけるように･･･！
たくさんの笑顔と出逢えることができるように･･･！

そんな私の心の中のありったけの気持ちが皆さんに届くことを信じて･･･、さあ頑張ろう！

まなざしの先に･･･

　　　　　　　『 まなざしの先に･･･』 墨＋パステル 21cm×16cm

8日から始まる「猫の肖像展」に出品する4点目のご紹介です。

元さんの同じ横顔をもとに異なった描法で･･･ということで、既にご紹介した3点（擦筆彩色画・細密画・ペン画）に加え、墨とパステルによるラフタッチで描いたこの『まなざしの先に･･･』を間に合わせることが出来ました。　最後に遊び心満載で描きました。

これで何とか4種類の描法で描いた作品を同時にご覧いただける展示が完成しました。

お楽しみいただけると嬉しいです。

「2022 猫駄楽毛展」のご案内

ギャラリー来舎 梅猫庵さんの企画展「猫駄楽毛展」に今年も参加させていただきます。

DM掲載作品「素色の光」を含む8点の擦筆彩色画を出品します。

9人の作家による様々な猫だらけの空間をお楽しみいただけると嬉しいです。

7月1日～16日（月・木は休廊）の約2週間。 ぜひお立ち寄りください。

　　

柳色の光

　　　　　　　　　　『 柳色の光 』　パステル　14cm×14cm

我が家の元さんの同じポーズを異なった描法で･･･3作目のご紹介です。

私にとってはパステル画の原点ともいうべき描法です。

タイトルの「柳色」は日本の伝統色から探しました。

じぃ～～～ その二

　　　　　　　　　　『 じぃ～～～ その二』　ペン描　21cm×15cm

7月のギャラリー山猫屋さん企画展「猫の肖像展」への出品作2点目のご紹介です。

1点目の擦筆彩色による「白藍の光」と同じ横向の元さんです。　今回は全身で･･･。

3点目はパステル細密画法で描こうと思っています。

ねぇ･･･ その四

　　　　　　『 ねぇ･･･ その四 』 ペン描　15cm×21cm

ペン画の新作紹介は久し振りになります。

4月14日から始まるTACT個展に･･･ではなく、同時期に鵠沼海岸のギャラリー山猫屋さんで開催される企画展「やっぱり猫が好き展」に出品します。

私自身の個展のこともあって出品作に悩みました。
そこで今回はペン画に絞って出品することにしました。
本来なら全部新作にしたかったのですがさすがにそれは叶わず、何とか1点だけですが新作を入れて、合計4点を出品する予定です。

「やっぱり猫が好き展」については改めてご案内させていただきます。

ちなみに･･･、モデルは我が愛猫 元さんです！

2022年間カレンダー

2022年 明けましておめでとうございます！
まだまだコロナ禍が続いていますが、皆様にとって新たな一年が笑顔の毎日となりますように！

カレンダーの表紙をめくると1月･･･ではなくて、年間のページになります。
新たな一年を大きく見るうえで大切なページに、今年はこの元さん作品『 信の光 』（パステル擦筆彩色　62cm×44cm）を選びました。
「きっと素晴らしい一年になる！」
そう信じて毎日を精いっぱい過ごしていきたいと思います。

以下、年間カレンダーのページに添えた年頭コメントです。

2022年はきっとたくさんの新しい “ 当たり前 ” が生まれる･･･そんな気がしている。 コロナ禍が世界中に広がって2年近く･･･。 その間にそれまでの “ あたり前 ” がそうではなくなってしまった。
何百年に一度のパンデミックに遭遇してしまったことは、決して喜ばしいことではない。 しかしそのことを嘆いてばかりいても何も始まらない。 今できることを精いっぱいやり続けながら、新しい “ あたり前 ” を見つけていきたいと思う。 他人への感謝と思いやりの気持ちを大切にしながら･･･。
このカレンダーが、今年もまた日々の生活に疲れた人たちの心の栄養素になってくれることを願っている。 どうか笑顔の時がたくさんたくさん有りますように･･･！