徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(パキスタン)-323

2011-07-26 06:21:08 | 世界徒歩旅行記

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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(パキスタン)-323

12)パキスタンを歩く

日記から-20

10月28日(日曜日) 快晴

 
昨夜は星がよく見えた。この様なところでテントを張る。

 昨日は周りに何もない所でテントを張ったので夜には星がよく見えて気分がよかった。
しかし、寒かった。
それで今朝はテントをしまう時、パリパリと音がした。それは本当に乾いたそれでいて凍っているような音であった。
そう言えば、石も転がすとカラッ、カラッといかにも乾いたという音がする。

 今日も多くの車が止まってくれ、乗って行けと話しかけられた。ありがとう。
今日の昼、食べる為のHotel(この辺でもレストランをこの名前で言う。)がない。
仕方なく、Lorlaiまで我慢して歩く。そこのレストハウスに行ったら、車で止まってくれた人に会う。
この人の名前がモハメッドアリーと言い、ボクシングの元チャンピヨンのような名前だ。
この名前は非常に多く何処にでもいるようだ。
さて、その彼が遅い昼食とグリーンティーを奢ってくれ、おまけに車でこの町を案内してくれた。
その上このレストハウスをただで泊めさせてくれた。

 この街は結構大きく人々は忙しそうに働いている。
この辺は高地になって来ているので平野とはまた違った町の感じで良い雰囲気である。
その街の雰囲気の中でもドライフルーツの店は面白く印象的である。
俺が知っているどんな野菜もすべて乾かしているのである。
例えばトマトなどもそのまま乾かしてあるのでペッチャンコのトマトである。
(トマトは水分がほとんどであるから乾かしたら非常に小さくなる。)
そのペッチャンコのトマトを食べるとまさにトマトの味がするのである。
だから、それを買い自炊の時のスープに入れることにした。

出費 8.00パ ルピー

 



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