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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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9、ニュージーランドを歩くまで-5
さて、メルボルンから少し離れた牧場でフェンスをペンキで塗る仕事を始めた。
Shaneの弟Garyと一緒にフェンスをペイントして何日か経った時であった。
昼頃から山火事が起こったということで、注意するようにと警察が来て言った。
その後、私が夕食を作っている時、いよいよ火が近づき危ないということで、避難する様にまた警察がやって来た。
私は「夕食を作ったら避難する。」と答えていたら、それどころではなく直に避難をしろと怒られてしまった。
それでも腹が減っていたので、直に夕食を作って一番良い競馬馬を連れ、町の運動場に避難を何とかした。
その避難した町では人々がごった返していた。
町の人々に話しを聞くのだが、あの方向の家は皆焼けたとか言い、まさに小さなパニックの状態であった。
この様に人々の噂は正しくないようだ。
牧場から一番良い競馬馬だけを連れて避難したが、動きが取れないのでスポーツ施設のテニス場にその馬を入れた。
その後、私が作った夕食を食べ、腹がいっぱいになったら少し平常を作ることが出来た。
後で夕食を作って良かったなとShane達に感謝された。
その日は運動場(クリケットグランド)で寝ることになったが、眠れずに夜を明かした。
次の日、帰ってくる人々や警察にShaneの牧場のことを聞くが、ハッキリしない、噂だけで本当の事が分からなかった。
とにかく、牧場に帰ってみようという事で恐る恐る帰って行った。
幸いなことに、家は火事に合わず無事であった。
しかし、横のState Forestはまだ火が残っていて牧場の芝生を通して火が移り、人間の歩く速さ程度で火が芝生の上を移動して行った。
その火が家に移ったり、フェンスの木の杭に移らないようにしなければならない。
そのために我々が水で濡らした麻袋を持って、その火が移動して行くところを目指して駆けて行くのであった。
そして、麻袋を叩きつけながら火を消すのであった。
一度、火を消すと牧場の家に戻り、よく牧場全体が見える大きな窓から火が移動しないかまた見ているのであった。
その火の移動が一回でなく、一日の内に数回牧場の芝生を通し、移動するのであった。
気が休まる事がなかったし、真っ黒になりながら火を消した。
危険ではあったが面白い貴重な経験であった。その次の日やっと落ち着くゆとりが出来た。
日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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9、ニュージーランドを歩くまで-5
さて、メルボルンから少し離れた牧場でフェンスをペンキで塗る仕事を始めた。
Shaneの弟Garyと一緒にフェンスをペイントして何日か経った時であった。
昼頃から山火事が起こったということで、注意するようにと警察が来て言った。
その後、私が夕食を作っている時、いよいよ火が近づき危ないということで、避難する様にまた警察がやって来た。
私は「夕食を作ったら避難する。」と答えていたら、それどころではなく直に避難をしろと怒られてしまった。
それでも腹が減っていたので、直に夕食を作って一番良い競馬馬を連れ、町の運動場に避難を何とかした。
その避難した町では人々がごった返していた。
町の人々に話しを聞くのだが、あの方向の家は皆焼けたとか言い、まさに小さなパニックの状態であった。
この様に人々の噂は正しくないようだ。
牧場から一番良い競馬馬だけを連れて避難したが、動きが取れないのでスポーツ施設のテニス場にその馬を入れた。
その後、私が作った夕食を食べ、腹がいっぱいになったら少し平常を作ることが出来た。
後で夕食を作って良かったなとShane達に感謝された。
その日は運動場(クリケットグランド)で寝ることになったが、眠れずに夜を明かした。
次の日、帰ってくる人々や警察にShaneの牧場のことを聞くが、ハッキリしない、噂だけで本当の事が分からなかった。
とにかく、牧場に帰ってみようという事で恐る恐る帰って行った。
幸いなことに、家は火事に合わず無事であった。
しかし、横のState Forestはまだ火が残っていて牧場の芝生を通して火が移り、人間の歩く速さ程度で火が芝生の上を移動して行った。
その火が家に移ったり、フェンスの木の杭に移らないようにしなければならない。
そのために我々が水で濡らした麻袋を持って、その火が移動して行くところを目指して駆けて行くのであった。
そして、麻袋を叩きつけながら火を消すのであった。
一度、火を消すと牧場の家に戻り、よく牧場全体が見える大きな窓から火が移動しないかまた見ているのであった。
その火の移動が一回でなく、一日の内に数回牧場の芝生を通し、移動するのであった。
気が休まる事がなかったし、真っ黒になりながら火を消した。
危険ではあったが面白い貴重な経験であった。その次の日やっと落ち着くゆとりが出来た。