発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。
スペインの町の風景
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(スペイン)-624
23)スペインを歩く
日記から-32
9月 16日(月曜日) 晴れ
今日はCaceres までの距離、26kmだけ歩く。
昨日は暑かったので水を多く飲み、今日は水が足りないと思っていたが、何とかCaceresの町まで来ることが出来た。
それでも、その町に入って民家に水をもらえないか頼んだら、気持ちよくくれた。
その民家の人と簡単な話をした時に僕が歩いて旅をしているのだと言ったら、ビックリして感心していた。
この辺の人は素朴で良い。
この町にはY.H.が2つある。始めに訪ねた所は休みで、もう一つの方に行って泊まる。
そこは古い町の中心にあり、そのY.H.の建物も非常に古く、昔は教会ではなかったかと思われる。
しかし、その部屋は綺麗で、部屋には3つのベッドとバス・トイレがあり、シャワーはありがたいことに暖かいお湯が出る。
また、ここではY.H.と言っても昼間に部屋を空けなくても良いと言う。
このY.H.ではフランス人とよく話をした。
夕方からは靴を修理にしに行く。イタリアで買ったトレッキングシューズがそろそろ駄目になってきた。
新しいのを買うかと思ったが、もう少ししか歩く距離がないので、修理して間に合えばそれで済ませようと思う。
修理屋では1200ペセタで直してくれるという。しかも、次の日に出来上がると言う。助かる。
新しい靴を買うと3500ペセタであり、その靴が足に慣れるまで非常に苦労をするのを考えると修理した方が良い。
また、新しい靴の価格と修理した時の価格の差でもう一泊しても御釣りが来るぐらいである。
と言うことで、このCaceresには2泊することにする。
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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。
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