発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。
ポルトガルの田舎の祭り。
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ポルトガル)-629
24)ポルトガルを歩く
日記から-2
9月 21日(土曜日) 快晴
このポルトガルのワインとビールはスペインよりか両方とも味が甘いようだ。
だから、これらは量をたくさん飲めない。
昨日、スペイン側から山を越えて、ポルトガルに入って来たのであるが、木々の種類が増えて来たように思う。
また、木々が多くなってきて、水が豊富になって来た。
それは村に水が出ている所があるばかりでなく、ニュージーランドの様に道端でも水が出ている所があるのである。
これはどこからでも水が手に入り嬉しいことである。
それに従い、風景も乾燥した殺風景ではなく、緑豊かな良い景色になって来た。
昨日はホテルに泊まれなかったので、今日も昨日と同じ様に宿所に泊まろうと探すが、ホテルもペンションもない。
このところこの様に僕がこうあってほしいと期待をかけたことはことごとくその様にならず、裏切られる。
世の中は自分の思うようには行かないものだとツクズク思うのである。
結局、今日もテントを張ることになる。
何時もの様にテントを張り、外で座りながらクッキングをしている時である。小さなアリが足を咬むのである。
その数が普通ではなく、滅茶苦茶小さなアリがいて参った。
数が多いだけならいいのだが、座っていたので、僕の陰部にまで噛み付いたアリがいるのである。
何と言うことだ。
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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。
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