抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

バカ(=歯科)とインプラントは、使いよう?…それとも、死ななきゃ治らない?

2016-04-30 | 歯科治療


【私が抜くのは、ストレスです。】


《できるだけ、歯を抜かず、ストレスを抜くのです。》



熊本の地震には、驚きました。


東日本大震災、原発事故も、いまだ、終息してないのに……。


《天災は、忘れた頃にやってくると云いますが、忘れてないどころか、

まさに、その災難の最中にやってきました。》


さて、拙い私ですが、またテレビに出ます。(4回目かな。)


【拙い私の本とブログのおかげで、歯を抜かず(抜かれず)に済み、高額なインプラントにもしないで済んだ。と、言ってくれる人、……。

恐縮します。


特に、遠方から来院してくれる人…ありがたいです。】


さて、改めて、真面目に、突き詰めて、考えます。思います。

主張します。知らせます(報せます)。教えます。

…警告します!


《現在、現実として、現状、

歯医者は、過剰、多過ぎ、やり過ぎ、削り過ぎ、
ことに、抜き過ぎ、


患者さんを呼び過ぎ、


全てに、過剰、過剰、やり過ぎなのです。!…!》

……
…人間、(他人事ではありません。)金には、目が眩みます。


金は、人を殺します。(自殺も殺人です。)


これだけ、医学が進歩しているのに、どうして、こうも、歯を抜く人、(抜かれる人)増えているのでしょうか?


まず、それは、
《歯を残す治療の治療費が、低すぎるからです。》

治療費にして、百円、五百円。


しかも、原則、半年で治さないと、後は、0円、再診料しか、請求できません。


しかし、1ヶ月、2ヶ月、中断する患者さんもいます。


また、私のように、歯を残す治療に、丁寧に取り組んでいると、
月1回しか予約が入らない人も、少なからずいますし、…。


【私の所には、しかも、全国、遠方からも来院してくれます。


(セカンドオピニオンだけの人もいますが、)


概ね、(遠方からの人は、特に、)他の歯医者の尻拭い、


大学病院でも、残すのは困難な患者さんです。】


国は、《性悪説で、杓子定規に医療費に縛りをかけます。》

これでは、その苦労、ストレス、プレッシャーのわりには、

苦労が報われません。


だから、(もちろん、私もですが、)自費診療に頼ります。


《負担をするのは、云うまでもなく、患者さんです。》


で、こういう、ご時世、ネット社会、

《アブナイことを、金も入らないのに、やりたくありません。


批難、悪口を言われて、難しい治療はしたくありません。》


【医科は、まだいいのでです。歯科の平均収入の3倍から5倍以上です。】


(中には、10倍以上という名医もいますが、悪徳医師もいますが。)


ここで、出現したのが、歯医者にとって美味しい仕事=インプラントです。

《インプラントは歯を抜かない、残す治療の、最低でも10倍以上、おしなべて、40倍から100倍以上の収入が得られます。》


【金は魔物、宗教です。
インプラント教に入信する歯医者が増えます。

インプラント教に洗脳されてしまうのです。】


初心です! 自分の歯は呼吸しているんですよ。生きているんですよ。


まずは、私がテレビで、言わんとしたこと!

(思ったより、というより、ほとんど、真意が伝わっていません。


【歯周病も虫歯も、歯の病気の最大の元凶は、食い縛り(クイシバリ)だということ。


  今さらですが、歯は臓器。消化器であり。         感覚器です!


で、また、歯は皮膚(ヒフ)なのです。


  歯は生きているんです。

 歯は呼吸しているんです。


 ― そう、今、この瞬間(時=とき)も、呼吸しているのです。】


 《食い縛る(クイシバル)と歯の呼吸が止まるのです。》


  食い縛り(クイシバリ)というのは、歯と歯が直接、直に当たることです。


  【食べてる時は、歯と歯の間に食べ物が介在しているので、
“歯と歯は直にに当たっていない“のです。】


 ゆっくり、顎を楽にして、口を閉じてる時は、歯と歯は当たりません。


  《何も食べてないのに、当てたり、当たってたりしてるのが、

食い縛り(クイシバリ)という病、病気なのです。》


   これが、歯の呼吸を止め、皮膚でもある歯にヒビをいれ、歯がひび割れ(ヒビワレ)して、

  そこに、バイ菌が住み着くのです。


   《歯ブラシでは、なかなか除去できないのです。》


人間、あえて、食い縛らなければ(クイシバラナケレバ)、歯と歯が直に当たる時間は30から40分前後なのです。


   ストレス、癖、(もちろん、中には不都合、不自然な噛み合わせもあります。)等々を治し、


  …癒し、食い縛る(クイシバル)時間を、極力短く、できるだけ、食い縛る(クイシバル)時間を抑えれば、

 毎食後、毎食後の歯ブラシなんかしなくてもいいのです。


私は、いちいち、歯ブラシのことはグダグタ言いません。


  要点は、歯周病のバイ菌は、酸素を嫌うから歯肉の下に潜る。


 で、赤血球が酸素を運ぶのだから、歯だけを磨かないで、指でもいいから、(出血しても)歯肉のマッサージをしっかりやることを強調します。


 《しょっちゅう、歯医者に行ってる患者さんでも、私にそれを初めて言われた、という人がほとんどです。》


  およ世の中に、全く必要のない職業の歯科衛生士とやらに、無意味、無用といいか、(害すらある)歯ブラシ指導をさせて、クリーニングさせて、治療費をフンダクル!

  《50年前から毎食後、歯を磨け、とか、やたら、同じことを、バカの一つ覚えのように繰り返し、

無意味に歯間ブラシを使わせたり。

バカげてます。》


   歯間ブラシは、使い過ぎると歯肉が傷つき、口中痛くなることあるのです。


  で、肝心の歯肉のマッサージはしない。教えない、指導しない。


歯を悪くして、患者を増やして、儲けようとしているとしか思えません。

 【というより、悪気はないけど、知識もなくて、無知で、歯医者も衛生士もそうしている、というのが実際のところでしょう。】


  要は、間違っていると思ってないから、罪悪感もなく、自信を持って教えているのです。


  そういう[ツヨイ人]がインプラントをするのですから、これまた、ツヨイ、怖い、すごい、酷い、恐ろしい。


 【まさに、盲(メクラ)蛇に怖じずです。】


   《インプラントは、(抜けるのは論外ですが)どこまでもクイシバルことができる。


  インプラントは、自分の歯のようにクッションがなく、
  骨にダイレクトに付いてるから、加減がわからない、伝わらない。


【自分の歯は、通常、60キロ、100キロと噛み込んだり、食い縛ると、それ以上噛むな、骨に悪い。  と、脳に教えるのです。   脳に伝えるのです。】

 しかし、インプラントにはそれがない。


 顎関節が加減するでしょうが、それが、顎骨にいいわけがありません。


  【原因不明の頭痛の7割はクイシバリです。(わりと、医者も知らない。)】


  もちろん、顎関節症も、原因不明の頭痛もインプラントにあることが多いのです。


 特に、顎の力の弱い女の人には、それが顕著です。


 私のところには、たくさん来院します。


 さらに、酷いのは、金儲けため、インプラントに噛ませるのは、インプラントの方がいいから、と称して、

 何でもない歯を抜く。


 更に、インプラントの隣は、インプラントの方がいいからと、(インプラント予定の)隣の何でもない歯をこれまた抜く。

  《都合、1本で済むインプラントが3本、4本にもなってしまうのです。》


    私に言わせれば、インプラント予定の1本(歯)の歯も、抜かなくて済むこともあります。


  全国から、私のところには来院します。(恐縮します。)


   【加えて、インプラント詐欺の全国共通の常套句は、「早く抜かないと、癌(ガン)になりますよ!」です。】


   私は、当初、ほんの一握りの手口かと思っていたら、


  {ビックリするするほど 、共通しているインプラント教、インプラント詐欺、抜け抜け詐欺師達のやり口、手口なのんです。}


   で、私は、歯科の初心に還って、できるだけ歯を抜かないのですが、


  歯をできるだけ抜かないと称している歯科医もそれなりに居ますが


  顕微鏡やら、マイクロスコープやら、CTやら、留学やら…なんやらと、居ます。(その写真やら。)


  私は、学生時代は、映画評論と酒と煙草に明け暮れていて、留学はしてません。


 煙草はやめましたが、酒と映画と乱読は相変わらずです。


  大学院の4年間は、ひたすら、人間の歯と犬の歯と牛の歯の神経の治療に、研究に、指導に勤しみ、励んでいました。

(酒も遊びも相当しましたが。)


  マイクロスコープは、その開発時期に取り組んでいましたが、

  いまだ、過渡期です。  (視野の明示は大切ですが。)


現段階では、マイクロスコープでは、歯の神経は見えないのです。


顕微鏡治療などはありません!騙されないことです。


  【やはり、必要不可欠なのは、優れた治療技術=スキルです。】


  上記、改めてかんがみるに、


 過剰な歯医者と世の全ての歯科衛生士は、教育し直しして、介護従事者になるべきです。


  それなりの知識も勉強もしているのですから、勉強もやりやすいし、教える方も楽です。


 (収入の問題はありますが、歯科医、衛生士は、今だって苦しいし。)


  【いずれにしても、多くの地道な歯医者にも、真面目にインプラントに取り組んでいる歯医者の為にも、衛生士と抜け抜け詐欺師は、排除したいですね》


この際、私はあえて言います。

 [私は、残らない歯も残します。]


  誰もが抜くと言った歯も抜きません。


 断じて、残します。

残らない歯も抜きません、残します。


    何が何でも抜きません、残します。


マイクロスコープも顕微鏡もCTもあって、何故、こんなにも、

これほどまで歯を抜くのですか?(抜かれるのですか?)


マイクロスコープで、顕微鏡で、実際、何を見て(観て、視て、)

何が診えるのですか?


《直接触って、聴いて、嗅ぐことができるのですか?》


何故、歯が残らない、歯を、こんなにも残せないのですか?



《歯を抜くのも、インプラントも、医者でもできるし、医者のが上手いでしょう。》


  【改めて、歯科の初心、原点は、まずはその歯が残るか、残せるかです。
    そこから(抜くことも含めて)治療が開始されるのです。】


  私が抜くと言った歯は、あなたが、その歯があることによって、ストレスが増す時です

   《あなたがその歯が嫌いで、不愉快で、あなたが嫌いな歯は抜きます。》


《その歯がある為に食い縛って

 クイシバリが増す時です。》


   【私が抜くのはストレスです。】


  歯を抜いて(抜かれて)不要に、インプラントというストレスを新たに埋め込み、クイシバルことはありません。


  《金払ってストレスを買うことはありません。》


「私が抜くのは、あなたのストレスです。」

でない限り、私は、ひたすら、歯を残します。


 〔但し、私も患者も選びます。


 私は、私の患者さんを大切にします。

   トコトン親切にして、誠意を尽くし、全力を傾けます。〕


【相性もあります。
私はつむじ曲がりです。】


  どうか、あなたも、原則、自分の歯を邪険にしないで、大切に、いたわってあげてください。


 【あくまでも、私が抜くのは、ストレスだからです。】… …。


ああ、私も、どこかで、ストレスを抜いて、抜いてもらって、クイシバラナイようにしなくては。

日々、勉強と、反省と学習と…プレッシャーの中。……。

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