当ブログでも電話機については数多くご紹介していますが、今回ご紹介する電話機は何と「携帯」。
今では当たり前の「携帯電話」です。
コーションプレートが示す通り、昭和35年11月製:製造番号8番 富士通信機製造㈱製。
ダイヤル、受話器、内部の機械等は全てオリジナルの「富士通信機製造㈱製」で揃っております。
外観はゴム製のショルダーベルトが着いた木箱。
今時、このような木箱の携帯電話を肩から下げていると目立ちますねっ。(笑)
内部は4号Aのそれと全く同じ仕様になっています。
受話器が弱冠、通常の4号Aより軽く感じるのは気のせいでしょうか・・・。
当然、無線ではなく有線(弱電)が必要です。L1、L2端子にモジュラーケーブルを接続し、家内電話用接続端子に
接続し、発信着信共試験済みです。
後、通常の電話とは違いフックボタンがありませんので、このレバーがフックボタンの代わりになります。
レバーを「通話」側にすれば、通常の受話器が上がった状態になり通信が可能となります。
この、滅多に出ない「携帯型自動式電話機」。それも完動品であることと、センターラベルを含め
全て当時のオリジナルであることは希少品と言えます。
SOLD OUT
この「携帯型自動式電話機」については価格未設定のため
「価格応談」になります。
大変、希少なものとなりますことが理由なのですが
宜しいければ「希望価格」をコメント欄よりご提示ください。
コメントは承認後の公開となりますので、未公開とさせていただいても構いません。
再度、コメント欄よりご連絡お待ちしております。
父が元電電公社の社員でしたので、
子供の頃に公社を見学させてもらった時
同じタイプの端末を見た事があります
今となっては、随分大きな携帯ですよね~
懐かしがって頂き光栄です。
この携帯型自動式電話機も当然、完動品で十分使用に
耐え得るものでしたが、ご縁があり大切にして頂ける方へ
お譲りいたしました。