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精工舎/黒柿並スリゲル

2022年06月01日 | 時計

不動の精工舎「黒柿並スリゲル」。。。当たり前の擬宝珠類は欠品状態ですが、珍しく黒柿の上宮飾りが残ってます。

「並スリゲル」については、明治35年(1902)から大正12年(1923)の関東大震災まで製造していましたので

既に100年以上も前の時計になります。

今までも「並スリゲル」については幾度か紹介してますので以下をご参照。

精工舎 並スリゲル 黒漆塗のレストア

精工舎 並スリゲル レストア第一段階終了

無残な「黒柿」

精工舎 並スリゲル 黒柿

文字盤張り替え

夏休みの工作

夏休みの工作成果「並スリゲル」

文字盤は辛うじて補色修正出来そうなレベルです。ガラスの金細工模様は残っている方かと思います。

渦リンは非オリジナルで、振り子のペイントは既に剥離して剥げ落ちてる状態で、補色は無理なレベル。

早速、ムーブメントを取り出してみると、何とか動きそうなことが分かる。

手元の「黒柿並スリゲル」とでニコイチにするか迷うところですが何せ、修理を進めて行く予定です。

 

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