古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

精工舎/黒柿並スリゲル・作業その②

2022年06月06日 | 時計

何とか正確に時を刻み、時打ちも順調にするようになったムーブメント。何故か車庫の中で仮稼働中。

一方、文字盤の補色修正は、この手の経年のためや汚れのため少しグレーが混じると厄介で中々、近似色が出ないものの

この辺りで妥協し、艶消しクリアーを施し保護を施す。文字盤のリング等は既に洗浄磨き済み。

後はガラス押えがGボンドで接着してあったため全て撤去の上、新しく作り直して塗装を施し基本通りの

釘止めを行う。(写真は塗装前の白木の状態で釘用の下穴は明けてある状態)

ガラスも入ったところで蘇ったムーブメントも取り付け本稼働及び調整。

最後に文字盤のベースである部分がラワンベニヤで後年作ってあったため、こちらも新しく作り直すことに。

円形の開口部も整え、端部も見た目が良いように加工。

この部分も塗装を施し、いよいよ最終段階へ。。。

 

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