LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

作家のお庭でキャンプ

2010-07-12 15:59:07 | 本・映画
  

ブヨ事件で、素敵な週末レポートが吹っ飛んでおりましたが~、そして、もう1週間たってしまいましたが~、忘れないうちに書いておこう

先週末は長野の南佐久に行っておりました。お隣さんに誘われて行ったのは、アウトドアライター&自然派作家の田渕義雄さんのところ。
んもう、んもう溜息が出るばかりの素敵なところ。田渕さんはご本人書いてるところ、禁欲主義者ではなく快楽主義者。だから、寒いところには住んでいるけれど、家の中は薪ストーブでいつもあたたかさなどの快適さを求める。シンプルリビングに憧れてはいるが、本来シンプルではなく、何かにつけ、かぶれやすい質のシティーボーイ。
そういうだけあって、シンプルながらそこにストイックさはなく、全てがかっこよかった!表札も巣箱も家も手作りの家具も、そして窓からの景色もココ、ホントに日本デスカ~?
『森暮らしの家』(小学館)にその全てが収められているので必見です。そう、私も見た目はシティ派ではないけれど、実は中身というか感覚的にはシティーガールなのです~(ちょっと、笑ってるそこのアナタ!そうなのよ、私)なので、共感するところも多かったのです。私も自然の中に本を片手にでかけたいタイプ。ハードな登山ではなく、ただゆっくり歩いたりぼーっとするのが好き。そしたら『21世紀の自然生活人へ』というエッセイ集の中で、田渕さんは自然に逆らわず、挑戦を好まない「ウォーカー」だっていうじゃあありませんか。そう、私もウォーカーでありたい。ソローを信奉し、文学部卒の田渕さんのエッセイは表現が実に文学的で、久々に自然を表現する言葉の美しさにも出会った気がします。
文章からしてインテリでプライドが高い方なのかな~、とドキドキしたけれど、とっても柔和な方でした。今はずいぶん丸くなったけど、昔は違ったのよ~、とは奥さま談。自然の中にいると人間まあるくなるのかしらん。
ご本人に会えてライフスタイルを拝見させていただいたことも大きいけれど、これからも田渕さんの著書を読めると思うと嬉しいなあ。新しい出会いが嬉しい
ちなみに田渕さんの薪ストーブ日記はコチラ


  

さて、田渕さんのお宅を拝見した後は、お庭にある100坪ほどのプライベートキャンプスペースでキャンプです!なんて贅沢な空間・・・
ぱらつく雨もなんのその。陽気なアメリカ人のお隣さんはジョークが絶えず、楽しい。お隣さんのビジネスパートナーは実は私が留学してたニュージーランドの町の生まれということも分かり、懐かしい話しにも花が咲く。子連れは私たちだけだったこともあって、なんだか大人なキャンプで、こういうのもいいな~、って。
漆黒の闇に包まれ、静寂の中キャンプファイヤーの火をひたすら眺める・・・はずでしたが~、あはは、煙に好かれる女、キャンプファイヤーから逃げ回る現実。トホホ。しかし、私の作った夏野菜の重ね煮スープの評判がよくてうれしかった!みなさんしつこいくらいに作り方を聞いてくれて、「ホントに塩だけなの?」って。そうそう、こういうのが目指すところなんです。ウンチクじゃなくて、先に“美味しい”ありき。言葉で相手を説得するのではなく、よかったから真似したいと思ってもらえる・・・なんだかすごく嬉しかったなあ

ところで、田渕さんもほとんどお肉は摂らないそうで・・・そしてお隣さんも以前はベジタリアンだったそうで(しかも25年も!)なんだか不思議なご縁です。
初めてお隣さんにお呼ばれしたのが、ターキーパーティー(そのときの日記はコチラ)だったからまさかベジタリアンだったとは思いもしなかったわ。
翌日の朝食は久々のホットサンド。炭の香りが移ったホットサンドはもう最高。食べ過ぎましただ~
ランチまでは田渕さんの案内で廻目平キャンプ場近くの林道を散策。途中野苺を摘み摘み喉を潤しながら、ついたところは、ミニ『リバーランズスルーイット』の世界!フライフィッシングがやりたくてこの地に移ってきたというのにも納得です。
ああ、いつかはこういう土地にも暮らしてみたいなあ。でも、今の私たちは今の場所が好き。鎌倉の自然を堪能しつくしたら次のステップが待ってるのかな?
ブヨには参ったけれど、また訪問させてくださ~い。奥さまのつけたスパイスとハーブがピリリと効いたピクルスと、田渕さんお手製の木の器をお土産にいただきました。大切に使わせていただきますね。ああ、素敵な週末だったなあ。誘ってくれたお隣さんに感謝


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