LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

ブログも卒業~感謝

2012-03-31 19:51:07 | 徒然日記
  

明日から4月ですね。新しいスタートです
我が家も長男がいよいよ小学生、次男が幼稚園。母である私も新しい気持ちで

というわけで、7~8年?に渡って続けてきたブログですが、ハイっ、卒業します!
書くのは好きだし、書きたいことも山ほどあるけれど、なんというか次の段階に進みたいなあ、というそういう気持ち
継続することで意味がついてくることもあるけれど、いったんやめよう、そうだ、やめよう、とふとお風呂の中で(笑)思いついたんです。ブログも断捨離。ネットから少し距離をおこう。
前に進むために

今まで読んでくださった方、コメントくださった方、ブログがなければ知り合えなかった方たち、出会いがとーっても嬉しかったです
本当にありがとうございました。

書くの好きなので、またすぐに復活しちゃうかもしれないけれど(笑)、そのときはタイトルも変えよう

前回の日記『お宿吉水の暮らし方』で、“また次回~”と書いたこと書いてから終わりにしますね
本の中でハッとした章、それは、

『天気予報に頼らない生活』

という章でした。「お天気くらいは自分で判断してはどうかしら」と。
湿った土のにおいで翌日の雨を感じたり、小鳥がしきりに鳴く声で雨がやむのを知ったり・・・。おおー、軽く衝撃!
我が家はテレビがないので、起きるとまずPCの電源入れて天気予報をチェックしてた。起きてまずするのがそれって心のどこかでいやだなーって思ってた。自分で判断しない情報に頼って当たったとか外れたとか・・・天気予報=ネット上の情報を見るのが当たり前だと思ってた

“手のひらサイズのパソコン(携帯、iPodとかね)は、またまた感覚を使わない方法を教えてくれる、自身の「生きる力」を弱めてしまうことにもなる”

にもドキッ。
iPodいいねー、とハマりつつある今日この頃だったから。でもね、心のどこかでは気づいていた。ネットを長く見ているとね、無気力になるんです、私。分かっているのに、子供が寝た後とかまずPCの電源入れちゃう。ついついブログめぐりをしてしまったり。気づくと夜中なんてときも。
昨年の秋頃からネットより読書に傾き始めて、あらためていかに時間を無駄にしてたかに気づきました。それでも、情報収集したいときは気づいたらずーっとPCの前なんてことも。

で、その収集してる情報ですが、吉水の女将さんは、"「情報を生で」の姿勢を大切に”とおっしゃっています。今はいろんな情報がネットで得られて、それに大いに助けられてきたことも事実だけれど、情報があまりにも増えすぎてしまった。使いこなすんじゃなくて、いつの間にか使われていたのかも、私。

"大切にしたいことは、自分で行動して自分の体験の中から知識を得ること”

“知りすぎないことは、好奇心をかきたて、自らの行動の源となる・・・多すぎる情報は、「やっても無駄」という情報が選択される”

にストンと納得してしまったのです

ちょうどブログをやめようかなと思いついたときに、この章に出会ったので、これもシンクロかと
そうだ、これからはもっとアナログに生きよう。もちろんネットも時々は活用するけど、頻度を極端に落としてみよう。今年の目標は「書く」だから、書き続けるけれど、これからはノートにね

というわけで!!!
みなさん、いままで本当にありがとうございました。たくさんの感謝の気持ちをこめて、このブログを閉じたいと思います。

アディオ~ス



ふふふ、最後にずうずうしくも、読んでいただいた足跡に(?)ポチっとお願いしま~す↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへにほんブログ村

お宿吉水の暮らし方

2012-03-17 01:38:12 | 本・映画


“母ちゃんが図書館で予約してた本がやっと来たよ。半年以上待たされたよ”

と父から手渡されたのがお宿「吉水」の女将の書いた『本当に大切にしたい日本の暮らし』

“お前をここに修行に入れようかって以前話してたんだよ”

って、前に話したのに覚えてないのかなー?吉水、とてもお世話になりました。懐かしい
チビが生まれる前だから、さかのぼること7,8年前!?当時田舎で宿をやりたいと夢見ていた私たちは銀座吉水の門をたたいたのです。・・・正確に言えば殿が。私はシャイでそんなことできませーん。ぐずぐずしてる私と対照的な殿は目標に向かって突き進むタイプ。かなり暴走気味ではあるものの、私たちはこれでバランスを取ってきた・・・のかな

熱烈な古民家LOVEの殿(なんてったってハンドルネームがKo Minka)だったので、私たちにいいかもしれないと長野のほうまで古民家を紹介していただいて連れて行っていただいたりしたこともありました。とりあえず、吉水の厨房に修行に来ない?という話もありました。
でも、どれも躊躇してしまったのです
女将とその息子さんとは色んな話をさせていただきましたが、そのとき強烈に印象に残っていたのが
「宿をするということが日常生活の延長線上にあること」
ということでした。日々の暮らしを丁寧につむぐ、まずはそこから、と。

テレビなし、電子レンジなし、本物の厳選された調味料しか使わないといったような暮らし方は私も実践していたけれど、なにせ根が大雑把。野菜の切り方ひとつこだわる吉水の厨房に入ったら色々と呆れられるんだろうなあ、とゆるゆるな私は吉水のストイックさに気後れしてしまったのです

宿という夢が遠のいたのにはほかにも色々と理由はあるけれど、でもこのとき女将と息子さんに言われたことも強く影響していて。これから子供も産むだろうし、まずは子育て。日常生活を丁寧に過ごして、たくさん人をおうちに呼んで、その延長線上に宿がありますよ、だから今は焦らなくていいんじゃないですか、って。
当時の私はなんかそれにいたく納得してしまった。でも、目標に突き進むタイプの殿にはただウダウダしてるようにしか写らないだろうから本当の気持ちは言えなかった。そして、今も日常を丁寧に紡いでるとは言いがたいので、これ書いてても殿に呆れられるんじゃないかと内心ドキドキしてるのだけれど

夢があるのっていい。そういう人は応援したくなる。
けれど、ないからって焦るものでも、恥じることでもない。
夢や目標を持たなきゃっていう脅迫観念みたいのが現代人にはどこかある気がする・・・のは気のせい?

宿をやりたくて、殿と古民家めぐりをしていたときこれはいけるかもと不動産会社の人を期待させてしまったことがありました。結局見送りますということを伝えたとき、はき捨てるようにその人が言ったのです。

「そういう人はね、いつまでたっても言い訳して結局は夢はかなわないんだよ。いろんな人見てきたけど、夢をかなえる人はすぐ行動に移すもんだ」

そんなようなこと。傷つきました。・・・若かったので(笑)。一理あると思う一方で、そうとも限らない、売れなかったからあなたがくやしいだけだと心の中で反発する自分もいて。その不動産会社の人自身が別に尊敬したいタイプではなかったので、気にはしないけど印象に残ったできごと。

本の中でも強調していたけれど、吉水の女将さんが一番伝えたかったことはこの不動産会社の人とは対照的でした。まずは足元。遠回りのようでも夢はそれから、って。
今の私は夢や目標を追いかけることはしなくて、今を大事に生きてればおのずと未来は見えてくるかな、とプロセスを楽しみ中。おいおい、一体いつ見えるんだ!?ってときどき焦りますが
時期と準備が整えば、あとは空から降ってくるハズ(笑)。

本を読んであらためて、何か世間に認められることをしなくたっていい、人に認知されなくったっていい、日常を丁寧に暮らしていくぞー、ってすがすがしい気分になりました。日常・・・雑な私にはそれが一番ハードルが高かったりするのだけれど
吉水の女将さんが提案しているちょっと前の日本の暮らしをみなが実践したら、エコだなんだと騒ぎ立てなくても、自然に自然と共生する暮らしになるんだなあ。

もう一つ、今この時期にこの本が来たこと、自分の中で思っていたこととシンクロしてびっくりしたのだけれど、長くなるのでそれはまた次回。


日常を楽しむことって実はみなが思っている以上に大事、と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへ
にほんブログ村

山の宝探し

2012-02-24 10:48:01 | Nature


「おかあさ~ん!早く来て来てっ!!!ほら、アレ!アレがある!」

・・・相変わらずアレとかコレとか語彙の少ない長男の興奮した大声が外から響いてくる
アレって何だ!?ぬくぬくした部屋から外で出るのはなかなかハードルが高い。えいやっ、と重い腰をあげてようやく呼び声に答えれば、曇り空の下待っていたのは、柔らかな優しい萌黄色の宝石・・・そう、フキノトウ
あそこにも、ここにも、色んなところからポコポコと顔を出していました。いつの間に・・・。ぽわっと心の中に春の暖かさが灯る
ぱっと見つかるものは、食べるにはすべて開きすぎていたけれど、かがんで土に顔を近づけてみれば、あるある、柔らかな蕾たち。ふふふ。さっそく狩猟採集(!?)が大好きな近所のおうちをピンポーン。

「ここにはなさそうねー」
とぱっと見フキノトウの見えない手前の山も歩けば、きゃっ、踏んでる踏んでる草の陰。宝探しのような感覚が、なんとも採集魂に火をつけるんだなあ、ふふ

きゃあきゃあと大騒ぎの声に、「なんだ、なんだ?」と別の家からも姉妹がわらわら出てきて採集隊出動!お次は我が家に隣接している山へと移動。こちらは急傾斜なので、壁にへばりつくよう山を探す子供たち。楽し~い
山には境なんてないから、ずんずん前のお宅の敷地内にも入って行く子供たち・・・行きはよいよい帰りはこわい。なぜか帰りはつかまるところや足場が見つからず戻ってこれない~。山の斜面って奥が深いのであった。

昨年の3月以来、放射能が心配で実のところ山の恵みたちも微妙・・・。幸か不幸か子供たちが夏に食べまくる桑の実は剪定されてしまってほとんどありつけず、秋のシイの実も不作。口にあまりできなくて、正直ほっとしている自分もいた。現実に目をつむるわけでもなく、複雑な思いも抱えつつ、山の恵み、ほんの少し感謝していただこう
祭り状態の大騒ぎだったので、前に住む大分年上のご婦人たちにも子供たちが届けにいきましたよ~。自分たちでは山に入るのはもうキツイから嬉しい、と春の贈り物を喜んでくれて、こちらもほっこり。

ちなみに我が家では、萌黄色は消えてしまったけれど、フキ味噌にしました~
実家の床下収納で見つけた亡き母の手前味噌を使えば、作りながらなんだかしんみり。甘くてほろ苦いフキ味噌をお味見してたら色んな思い出がこみあげてきて・・・。ん~、スイート&ビターmemories(←ん?ちょっと違う???)

チビたちも大人になってフキノトウ見つけたら楽しかった幼少時代思い出してくれるのかなあ。忘れちゃうだろうな。でも、潜在的に何かの力になってくれるハズ、うん。
フキノトウより食べるにはタラの芽のほうがホントはいいんだけど~、と内心思っていたのはフキノトウたちには内緒
都心通勤圏内プチ山暮らしの季節のひとコマでした。


ゲームもいいけど、山菜宝探しもいいよね、と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへ
にほんブログ村



チョコ三昧後の毒消しスープ

2012-02-17 09:32:08 | レシピ


う~ん、写真が美味しそうに見えないのですが & 我が家は幸か不幸か、困るほどチョコ三昧にはならなかったのですが・・・世間的にはバレンタイン後の毒消し(デトックス?)スープのご紹介
先日の海藻三昧のところで書いた“しいたけスープ”のアレンジです。とおおっても簡単なので朝の忙しい時にも重宝

・水・・・4カップ
・干ししいたけ・・・5枚
・醤油・・・大さじ3~お好み

≪基本のスープ≫

水と干しシイタケを鍋に入れ強火 → 沸騰したら中火 → 火を止め、しいたけを取り出して、醤油を入れる

なのですが、私はしいたけ入れっぱなし醤油の味がしみて美味しいんだもん。
ここにアレンジで少々具も入れるので通常のシイタケスープよりも醤油は大目で。
私はこの基本スープに

・絹豆腐・・・サイの目切り
・とろろ昆布 or ふのり or 海苔 など好みの海藻類
・万能ネギのみじん切り (冷凍常備しておくと便利!)

をただ入れるだけ。あー、簡単

インスタントヌードルが子供に食べさせるのに朝(!)重宝するというおうちがあるけれど、手作りでも簡単即席スープありますよ~。毒消しうんぬん以前に簡単で、子供たちも大好きなデトックススープ。長男がお友達のおうちで市販のお菓子をたくさん食べた日などにこそっと母が用意するスープの紹介でした~



毒消しうんぬん以前に簡単スープは重宝だ、と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへ
にほんブログ村

迷いつつ・・・海藻三昧

2012-02-14 12:31:14 | Nature


まだまだ夜の薪ストーブは手放せないけれど、春が確実に近づいてきている
だって、メ・カ・ブ♪ひ・じ・き♪ワ・カ・メ~(←やっぱり食べ物系)。
昨年初めて、メカブは春の音だということを知ったのだけれど、トントンまな板で叩いていると幸せな気分になる。ゆがいて、茶色が鮮やかな緑色に変わる瞬間にわあ、って嬉しくなる。でも、今年の胸中は複雑です・・・汚染されてしまった海
大人はともかく果たして子供たちに食べさせてもいいものか。紀伊半島くらいまでの海産物は避けたほうがいいとも言われているし。
今すごく気にする人と、全く気にしない人たちと二極化しているけれど、私の場合は放射能うんぬん以前から前者でありながらも、ケースバイケース。なので、こんなこと書くと前者の人たちからは「子供のこと考えないの!?」って批判受けそうで、ドキドキですが・・・、バランスだと思うんです。

以前このブログで書いた“海辺のモテ男”の御歳71歳のおじさんがせっかく子供たち連れて、ワカメ、ヒジキ、メカブ採りを教えてくれるというんですもの。素人の私たちと違ってどれが美味しいのか教えてくれる。子供たちは自分たちの目で見て、採って、味わう。
買うのなら、やっぱり確実に安全と思える場所のを買うけれど、地元でつながりを感じられて・・・というのはやっぱり食べ物への感謝につながる気がするし、何よりもおじさんから習えるこの機会がとてもありがたくて。人によっては卒倒されるかもしれないけれど、その場で海水沸かしてワカメのしゃぶしゃぶ。鮮やかな緑のワカメに岩塩かけてほうばる子供たちの幸せそうなこと!あ~、楽しかったなあ

ちなみに、ガイガーカウンター借りてきて測ったところ、鎌倉の砂浜自体は0.009~0.017くらい。セシウムならば水溶性なので、持ち帰り分はとにかく何度も水をかえてつけこみ、気休めかもしれないけれど、ホッキ貝殻からできた天然除菌剤『安心やさい』というのにもつけこんでみた。あとは、気になる場合はデトックスのしいたけスープを飲んだり、スピルリナを飲んだり、親が影でできることはやればいいかな、って。
内部被ばくは蓄積だから、外食や中食買うほうがこわいと思ったりもして。ただただイメージだけで、恐怖心を抱くのは免疫力低下にもつながっちゃうかなー、って。幼稚園でも泥団子作りの日、海遊びの日は全部休ませてたおうちもあったけれど、ガイガーカウンターで測ったら砂浜が一番数値が低かった。家の前のほうがよっぽど高くて、あらら
情報はできるだけ正確に、そしてたんたんとやれることをやっていきたい。現実を見ない、行動しないというのではなく、モチロンするけれど、怒りの感情を持ってでなくたんたんとやりたいだけ。
子供たちに伝えたいのは恐怖なのか、それとも自然の恵みへの感謝なのか。後者の気持ちが育っていれば自ずとどう行動していけばいいか分かっていくんじゃないかなあ、と思っています。
なーんて、なんとも勝手ながら、魚とか大量におじさんにもらっちゃったら困っちゃうんだろうけど
というわけで、迷いつつも・・・生ひじき。ぷりっぷりで美味しかった♪ごちそうさまー


親が守れるところは守り、でも時には体験も大事と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへにほんブログ村

映画『オーケストラ』

2012-02-11 23:47:43 | 本・映画



最近親子でハマっているもの・・・それは、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です!
私自身に関して言えば、もともと一番好きな曲だったし、個人的な思い出もある曲なので聴くと泣けて仕方がないのですが、子供たちがハマるとは思わなかったなー。特にチビチビのほうは、ヴァイオリンはコワイといって、聞くこと自体をいままで拒否してたんです。それが今では・・・

きっかけは、図書館で借りたオーケストラの絵本。実際はどんなのかを見せてあげようとYouTubeで偶然ヒットしたのが、この映画のラストだったんですねー。この映画自体はもともと見たくて、まさに見ようDVD予約していたところに偶然ヒットだったから必然だったのかも?

そしたら、なんと!チビチビは映画に出てくるソリストのお姉さんに惚れてしまったわけですもう2,3分に一回は「このお姉さんカワイイー」と壊れたテープレコーダーのように繰り返し、ラスト14分だけを繰り返し見ること100回近く!?そして、見るたび泣いてる私って・・・
今では食事のときと寝る直前には必ずヴァイオリン協奏曲を聞きたがり、兄弟でどっちが指揮者でどっちがソリストか争いながら、オーケストラごっこで盛り上がっています

さて、肝心のストーリー。賛否両論ですが、私はこのラスト14分のためだけでも見る価値アリ!と思います。
前半はコメディータッチで綴られ、かなり雑な展開の仕方なのでそこが引っ掛かる人は引っ掛かるみたいロシアの共産党時代のやりきれない暗い時代の話なので、ああいうふうにコメディタッチで描いてくれるほうがなんか個人的には救われるんだけどな~。あらすじ↓

1980年、ロシア・ボリショイ交響楽団から多くのユダヤ人が連行され、それに反対した天才指揮者のアンドレイも楽団を解雇されてしまう。アンドレイはいつか復職する日を夢見て、30年にもわたり劇場清掃員として働いていたが、ある日パリのシャトレ座から送られてきた出演依頼を見つけ、偽のオーケストラを結成することを思いつく

というもの。ロシア人、ユダヤ人がかなりステレオタイプで描かれてるんだけど、なんか笑ってしまう。30年のブランクがあるのに、練習に誰も来ず、たった3日のパリ滞在中もできるだけ外貨稼ぎにいそしむみなさん 2週間で55人集めたり、偽パスポートを空港その場で発効したり、スポンサーはマフィアだし、もうハチャメチャ

で、リハーサルなしで、30年のブランクがある人たちがいきなりぶっつけ本番なものだから、出だしのヒドイことヒドイこと。ここから少々ネタばれアリなので読みたくない人はスルーしてくださいね。
でもね、ソリストのアン・マリーがひき始めるととたんにみなの表情が変わっていく。ここが素晴らしい!うっとりするような何かを思い出すような・・・そして完全なるハーモニーが生み出されていくさまは圧巻!!!アン・マリーの集中する表情からみなの音があいはじめて「やった」という表情に変わり、途中から感極まって涙を流しながら演奏する姿の美しいこと美しいことチビチビと同じく、私も彼女に惚れたー演奏の間に、彼女の出生の秘密などが明かされる場面が挿入されるのでもう涙、涙 圧倒的な14分です!!!

リハーサルなしで30年のブランクであの演奏は非現実的すぎ、って音楽をやったことのない人たちほど言います。でも、不思議と実際に音楽をやったことのある人は「いや、ありうる」って言うんですよねえ。毎日毎日練習して練習して指が覚えてる。そして、人生経験をしなければ出せない音がある。それは、なんとなく分かる気がするんです。昔はどんなに練習しても感情をこめてひけなかったピアノが今母となって、はじめて感情こめて弾けたりするから。一人一人の団員の表情を見ていると、ああ一人一人に人生の物語があるんだなあと思ってしみじみするのです。
この映画は事実ではないけれど、モデルとなるような似たような話はこの時代いくらでもあったそうです。音楽は世界だと指揮者のアンドレイはいいます。これこそ「コミュニズム」なんだ、って。
ちなみに、アンドレイの奥さんもすごーくいい。肝っ玉母さんなんだけど、夫を後押しする姿勢に感動&わが身を振り返り反省
ああ、今日もラスト14分を見てから眠りにつくとしよう。ヴァイオリン協奏曲よ、ありがとう


人生経験を経ないと出せない音って確かにあるよね、と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへにほんブログ村

インフルエンザset

2012-02-08 14:14:18 | 自然療法


たぶんインフルエンザで一週間強親子で寝込んでいました
何年ぶりだろう、こんなにツラかったの~たぶん、というのはお医者さんに行きそびれてしまったので、症状からいってたぶんインフルエンザってことです。いやー、車がないとね、徒歩5分の小児科に行くのもツライ。まず着替えるという時点でハードルがあがる
昔の人が風邪こじらせて死んだというのわかるなー、とか母は毎日こういう状態だったのかあ、「気合いが足りない」とか暴言の数々吐かなきゃよかったなあとかぐるぐる考えてました

自分の中でドロドロした感情がかなり溜まってきていたので、これは一気にデトックス来るな~、と思ってたらインフルエンザという形で来た来た 子供は病気のたびに一つ成長するっていうけれど、大人はどうかなー?何もしなかった一週間を無駄にせぬようデトックス効果を発せねば!

病気のときは精神面も弱くなってしまって、ネガティブなことばかり考えていたけれど、そんなときお友達のMMちゃんがインフルエンザさよならsetを持って訪ねてきてくれたのです
玄関先にすら出れない私。会えない、しゃべれないと分かって持ってきてくれるありがたみよ~。その心があたたかい。車ならね、ぴゅーっと思いつきで来れるかもしれないけれど、最近車とサヨナラしたMMちゃん、不便な場所(失礼)から、電車に乗ってわざわざ来てくれたかと思うと、本当にありがたくて。行動に移せる人って多いようで実は少ない。ありがと~。

さて、setの中身は、

香蓮飴(米飴、蓮根、はったい粉からなる昔ながらののど飴)

手作り大根はちみつ飴

マッサージ用椿油

手作りさつまいも蒸しパン

りんご

笑顔

そして、おまけでマトリョーシカの友チョコ♪
自分がいざ病気になると頭もうろうとして、香蓮飴とか大根はちみつとか思いつかなかった~。おばあちゃんの知恵袋
そうそう、今回熱による関節痛が一番つらかったのだけれど、こんにゃく湿布は効きました!こんにゃくを10分熱湯の中で沸騰させて、タオルにまいて、患部にあてるだけです!

あとは、殿とじいじに最大限の迷惑をかけて治しましたありがとう。

MMちゃんのように人が病気になったら、私も駆けつけられる人になりたいです。恩送り
ああ、家族以外には優しい気持ちになれるのにネー。
課題は家族です、ハイ・・・。


おばあちゃんの知恵袋やってみようかな、と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへ
にほんブログ村

単純で深い

2012-01-24 16:06:42 | 


大切なことっていつもシンプルだなー、って思う。
言葉は多くいらない

しかし、私の場合は・・・はい、簡潔なブログ書けない連盟会員でーす
なんかついどうしてそうなったか経緯という過程の気持ちまでつらつら書きたくなってしまうのよね~

先日、図書館で育児雑誌クーヨンをぱらぱらめくっていたのですが、ちょうど俳句特集でした。
五七五の世界、まさにシンプルの極致!

ちゃんと読んでないけど、俳句こそまさに日常の中にきらめきを見つけるってことなんだなあ、としみじみ思う今日この頃なんです。かといって私には思いつかないのだけれど

うちの場合は両親が短歌と俳句をしていました(父は継続中)。母は還暦のときにいままで作った短歌の自選ベストをまとめていたのだけれど、それらを読んでいると、不思議と写真よりも遥かにそのときの情景や心境が目に浮かんでくるのです。短文の中にぎゅっとエッセンスが閉じ込められていて、ひとつひとつの言葉自体の持つ深さがとてつもない存在感を持って語りかけてくるとでも言うのかしら・・・。小さな箱を開けたら、ぱぁっと中の光が輝き放たれる感じ?
思い出の小箱たち。


単純で、深い
祈りが、こもる。

母は理想とする生き方を一ページ目に書いていたのだけれど、辞世の歌となりました。
それに対する父の返歌に、ちょっとうるっときてしまった。死んだ直後はもう俳句も作れないと落胆していた父だったけれど、詠むことは供養になると仲間から言われて復活したのです。

母の辞世の歌 

静かなるみやこわすれの花に似て
          清楚に深く一生(ひとよ)ありたき 

父の返歌

     つつましきみやこわすれの静けさを
            わが身と生きし君を忘れじ   



なんかうらやましい関係だなー。

美しいモノが好きで、音楽はクラシック、美術はヨーロッパのもの、複雑な飾りのほうが好きだったように思えた母。バラのほうを好んでいるかのように見えたけれど、根底は常に野の花があった。モノのない時代に育った母にとって、初めてみた海外の美術品やクラシック音楽は心揺さぶる衝撃だった。でも、短歌を通し、日常のきらめきに目を留めていたら行きつくところは結局シンプルだったんだなあ。


私の好きなマオリやネイティブハワイアンなどの先住民族の人たちの言葉もすべてシンプルなんです。語彙が少ない、けど深い。
日本もどちらかというとそちら寄りなのかな、なんて。

短歌・俳句の世界、日本の美、残していきたいなあ。
どなたかー(笑)?

※ 写真はダイコンの花です。大好きな野の花のひとつ。


短い言葉に込められた力を感じ取ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへにほんブログ村


書いて豊かに

2012-01-16 12:13:11 | 徒然日記
 

今年のテーマには特に掲げなかったけれど、積極的にやろうと思ってることがもう一つ。

それは、ズバリ

 書く 
ということ。書いて書いて書きまくるぞー
タイトルの「書いて豊かに」って儲け話じゃありません
実家を整理していたとき見つけたのは、自分が小学生の頃書きためていた創作童話のノートの数々。うまく書こうとか人にどう思われるとか全く意識せず、ただただ書いて楽しかったあの頃を忘れていました。当時の私は空想の世界の住人で、人生豊かだったなあ。黄金期

そこで、あの頃の私と同じく本に夢中の里子ちゃん(小学5年生)が年末年始に来たときに、よしっ彼女にもこの楽しさを味わってもらおうと促してみたものの・・・

「え~、書けないよお。やだよー。やだやだ!」

と猛烈拒否。そりゃ、いきなり言われたらそうか
ということで、提案したのが、交互に書いていくというもの。それも最初は拒否していたけれど、最初の一文を口頭で言ったら照れながらも彼女の中に隠しきれない好奇心が。「続きやらないのー?」って。あんなに一緒に作りたがっていたケーキ作りも放棄して、お話作りに興味がムクムク~
そこで、用意してあったノート登場!うさぎの写真が表紙だったので、書き出しはこうです。

『それは、キッチンに突然現れた一匹のうさぎから物語は始まりました。』

ん~、どうしよう?と言いつつ楽しそうな里子ちゃん。最初のほうは一文しかつなぐことはできなかったけれど、私に家事をさせてくれないくらい次をせがみ始める。いいぞ、いいぞ
一文か次第に二行になり、三行になり・・・十行くらいまで続けて書けるように。彼女の想像力が詰らないようにこちらも工夫しながら書くのでなかなか頭を使います
魔女ばあさんに捕まった小ウサギのジョンが他の仲間のうさぎたちと友情をはぐくみながら脱走をはかるという内容になってきたのですが、なんせ交互に書いていくので展開が読めない!頭の中で展開を考えていても、次の文章で里子ちゃんにくつがえされてしまう。彼女が詰り始めると、

「・・・どうやら○○にカギがありそうです。でも、どうやって?」
「○○と△△、一体どういうつながりなんだろう?」

のような疑問形を最後の文にすれば答え(=展開)を彼女が考えるので面白い。彼女から引き出していくのが私もたまらなく面白い作業で二人で夢中になってしまいました

あー、でもね、これ、この楽しさ、分かってくれる人なかなかいない。
「今日お話作って書いたんだよ!」
とお隣さんにうれしそうに報告する里子ちゃんだったけれど、返ってきた反応は冷めた声で
「ふーん、へー、ま、続かないだろうね」
・・・って、子供のワクワク壊さないで~。養護施設の先生は、「へえ~、すごいねー」とは言うものの「お話?」ポカーンという感じで、一生懸命合わせてる感じ。まあ、「本ばかり読んでないで外で遊びなさい」といつも言われるそうだから、そういう反応なんだろうなあ
殿に言ってみたところで、「読ませてよ」なんて反応はもちろん返ってくるハズもなく・・・
うん、いいのさ、周りの反応なんて(←負け惜しみ)。彼らは人生の中で損してることに気付いていない!ってことにしておこう、うん

書くって不思議。書く前は書けないと思っても、いったん書きだすと勝手に筆が走り出す。
ブログも毎日書いていた頃は書きたいことが次々と起こってきた。書かないとただ日常が流れていくのに・・・。
今回、母が残してくれた育児日記が私の宝物になっているので、いまさらだけれど、自分も子供たちにと思って振り返り(笑)育児日記用のノートも買ってきました!

書く(手書きね)と記憶に残る。発見がある。書くと・・・日々が豊かになる

読書ノート、日記、創作、手紙・・・もう何でも思いつくまま書いて書いて書きまくろうと思います。


PCの日々で手書きの感覚忘れてたけど、確かに書くと発見がある、と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへ
にほんブログ村

買い物で被災地支援

2012-01-12 00:10:42 | お気に入りのモノ



先日おひとり様時間をいただいて(殿ありがとう!)話題の辻堂のテラスモールに行って参りました~。
いや~、ほしいものがナイっ すぐさまいつもの本屋に飛び込みました~(笑)。
で、見つけたのがスポンジワイプ。有隣堂では雑貨と本が置いてあるんですね~。楽しい 知り合いへの贈り物に「これだ~!」と見つけてうれしくなりました

自分が断捨離始めて少々困ってしまうのが人への贈り物。もらうほうの人もモノ増やしたくないだろうなあとか考え始めるとあげたいものが出てこない 胃袋に消えてなくなるものとか日常使いの消耗品でセンスがいいものとかがいいのかなー?

スポンジワイプとは北欧からやってきたエコキッチングッズで、水ぶきに使うスポンジ。使い勝手がいいのはもちろんのこと土に還る素材。ムーミン柄とかデザインもかわいいので置くだけでもワクワクできそう
しかも、今回見つけたのは『おひさま復興支援プロジェクト』と言って、1枚につき30円被災地へのソーラーパネルの設置に使われるんですって

「売り上げの一部を被災地支援に使います」
と記載されてる商品はほかにも見かけるけれど、具体的に「ソーラーパネルに」と書かれているのがうれしい。
だって、どういう未来を作りたいかにちょっとだけかかわれるんだもの。10人のデザイナーさんのデザインから選べるので、何枚か持っていても楽しい♪ 家事しながら、見るたびに被災地に思いをはせられるし、届くのがソーラーエネルギーだと思うと未来への希望がわいてくるような気がして・・・。自分用にも買おうかな。

1枚につきたったの30円。ソーラーパネルの値段を思ったら一体何台贈れるんだろう?って正直思う。
でも、流れを作るのは消費者の私たちじゃないか~?おうよ。
Coop Americaによれば市場の2%が変われば流れが変わり残りの98%も変わるという。フェアトレードコーヒーはイギリスの学生たちが運動はじめて一年で市場の3%を占めたおかげでいろんなところで買えるようになったんですって。

政治に私たちの声を反映させるのは遠い道のり。もちろんそれも大事でやっていかなくちゃいけないけれど、日々の自分たちの買い物で流れを変えることができるのなら、すぐできる。毎日できる。消費者が流れを作って企業や政府を引っ張っていこうじゃあないの
たった一枚買っただけで、この壮大な計画(笑)。いやいや、でもバカにできませんよー。
これからはちょっとした贈り物はコレに決定です


買い物で流れが変わるならちょっと希望がわいてきた、と思ってくださった方、ポチっとお願いしま~す↓↓↓

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ロハスへにほんブログ村