LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

プチ田舎の冬支度

2010-11-25 11:38:49 | Nature
  

いままで冬支度っていう言葉を聞くと、「あー、衣替えしなくっちゃあ」と気が滅入る感じでしたが、今年はワクワク!まあ、いままでも今年も冬支度してるメイン担当者は相方ではありますが

『14匹のもちつき』のごとく、かーんこーんと森に響く父さんの薪割りの音
薪割りがほかのDIYより何より優先されることにピキピキきていたワタクシですが・・・、あまりにも楽しそうな子供たちにほっこり。薪割りの音を聞き、日々色づいていく谷戸の木々を見ていると、ああ、冬支度が始まったなあ、ってしみじみ感じるのです。季節の移り変わりを山見ながら肌で感じられることがなんだかとっても嬉しくて。ああ、感性の鈍い私でもじ~んとできるんだ、って。
薪は鎌倉山からもらってきたり、同じ町内の豪邸(2億とからしいですぅ~)のお庭の剪定木をいただいたり、お金を払わなくてもたっぷり。豪邸じゃあないけど、積み上げられた薪の山見ればリッチな気分デス♪ いや実際買ったら何十万円相当分だからこれは大きい。相方のおかげ。一年間は乾燥させなければいけないので、初年度の今年は最低量だけは買いましたが、この薪屋さんがまた面白い人で。こういう出会いも楽しいです

軽トラからどさっと家の前に置かれた剪定木の山(写真左)は子供たちの格好の遊び場!あ~、楽しいんだろうなあ。チビチビも家に入りたがらず、ひたすら兄いにと木の山で遊ぶ遊ぶ。電車になったり、キッチンになったり、想像力を駆使して遊ぶ姿はどうしてこんなにも創造的で美しいのかしら。うるっ。また、薪割りをすると木屑がたくさん出るのだけれど、これに子供たちの目はもうキラキラ。「薪割り終わったら集めてもいい?約束だよ!」と木屑を集めるのを待つことにワクワク。あの食いしん坊のチビが食事もいらず遊びたいという。寝る前も朝起きて開口一番も
「粉(木屑)集めていい!?」
よっぽど楽しみなのねー。おもちゃを買い与えなくてもいいのって、ありがたい。公園で遊具で遊ぶ子供を見守るのは結構苦痛なのだけれど、こういう風景は大好き。ああ、やっぱり子供たちは日常的に自然の中にいてもらいたいなあ。そうしたら親も子ももっとラクになる気がする。もちろん人によりけりだけれど、私みたいなタイプには子育てが楽しくなる気がする

さて、この秋は、ホントにしいの実もよく食べました!剥くそばから食べていく子供たちとバトルを
繰り広げながら(!?)、しいの実ご飯(写真真ん中)も作ってみたら、これが絶品。栗ご飯みたいだけれど、栗よりも優しいお味で大好きになりました~。
しいの実クッキーも作りましたよん。本当は米ヌカみたいなので素朴にしたかったけれど、配る近所の子供たちの好みを考えてココアクッキーに混ぜ込んだら喜んでもらえました。ほっ。自分の好みより相手の好みを優先させて正解だったかな~?
“しいの実採りすぎないでよ~”って言いたいのか、最近ではリスもよく我が家のウッドデッキを駆け抜けていきます。落ちたのしか拾ってないから一緒に楽しませて~。
あとは近所のツルとカラスウリでリースを作ったり、ノビルやムカゴ(写真右)を採ったり・・・かなり自給自足率高いかも(笑)。
ノビルやムカゴはいっぱい採れるわけではなくて、探す感じなのだけれど、これまた見つかったときが宝探しみたいで嬉しい
ムカゴはオリーブオイルで炒めて、塩と粗挽き黒コショーで味付けするのがお気に入り。ただいまプチ自給自足生活研究生な気分です。これから読むのですが、同じ町内に住んでいらっしゃる方が書いた本、『野草の料理』(甘糟幸子著)この辺で採れる野草情報満載のようです↓



ところで、薪割りとか楽しそうだけれど、うちは旦那さんがやるタイプじゃないしな~、とかマンションだから無理~とか時々言われます。私みたいにセンスオブワンダーが鈍ってるとこのくらいの自然に囲まれていなくっちゃ色々恵みを実感できないのだけれど、『子供を日常的に自然の中に』、って何もみな田舎に引っ越そう~、ってことではなくて、都会の中でもできることなんだと思います。
レイチェル・カーソンが言うように、都会のマンションにいたって空みあげて、ベランダで風吹くの感じて、植物に触れていれば・・・。
ただ、私みたいに植物枯らしちゃうタイプの方は、おすすめですよ、借景に感謝する日々。自然とふれていれば、大人も子供も自然体でいられる気がします。

さて、だんだんと寒くなってきて、薪ストーブが本格的に活躍しそうです!まだ日中は全然いらないのですが。薪ストーブ料理も研究できるかな?研究料理の実験台になりたい方or ストーブ料理教えてくださる方募集中です!


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専業主婦のジレンマ?

2010-11-23 02:10:09 | 子育て


すみません、ちょっとヒガミ(?)入ってるかもしれない専業主婦のジレンマ(というか私のジレンマ)なので、働いてて幸せな方はスルーしてくださいネ

専業主婦っていう言葉になんか抵抗というか違和感がずーっとあります。劣等感なのかなぁ?
母と話してて気付いたのですが、主婦業も立派な仕事だとしたら、あ、そっか、私この仕事向いてないんだ、と。外での仕事のようなやりがいや達成感はない・・・そりゃそうだ、通常業務が回ってないんだから(と相方に思われてる)、達成してないものに充実感覚えるわけないのでした。家事という仕事のやりがいを本などで読んで自分に喝入れてみるものの、どうもモーチベーションあがらないんだなあ・・・。

先日、偶然再会してご近所さんだということが判明した中高時代の同級生が遊びに来たのだけれど、彼女は産休中。彼女と出身大学が同じということで、もう一人ご近所さんも呼んでみたのだけれど、こちらの方もフリーで働いてて子供は保育園。余談ですが、こういう風に共通項のある知らない人同士を結び付けるのが好きデス♪
さて、話題は自然と、育児と仕事のバランスの話しへ・・・熱く(?)参戦してみて、気付いた。あ、私働いてなかった~(笑)。
「(子供を産む前と)同じ働き方だったら、生んだ意味がないよね」
と言い切るお二人。一人はフルタイムから週3日勤務へ、もう一人はフリーの仕事を減らすことを決断。素敵でした~

個人的には働くのも専業もどちらがいいというわけでもなくて、人それぞれ状況も違うから、両方アリだと思うけれど、何が優先されるべきが大事なのかなあ、と思う。
やりがいのある仕事、この人はぜひ社会で働いてほしい、って人いるもの。だけれど、遠い通勤、長時間労働etc.で子供と食べる夕飯が遅くなったり=寝かしつけが遅くなるなど子供のリズムを壊したり、忙しいから夕飯は出来あいのものを買ってくるというのではどうだかなあ、と思ってしまう。『心を癒す食卓』でその大切さを知ってしまったから。
節約すれば何とかなる家計のため(保育園代を稼ぐためになってたり・・・)だったり、まわりがみな産休取って復帰しているからという主体性のない理由、ただ何となく不安だから社会とつながっていたいとかだと何だか違う気がしてきてしまう・・・もちろんケースバイケースだけれど。
相方いわく、子供優先の女性スタッフはやっぱり仕事がやりにくいそうで。が、逆に私みたいに家族を平気で犠牲にしてでも、仕事優先しがちなタイプはそれはそれで危険、キケ~ン。相方から自己チュー太鼓判押されてる私みたいなタイプは、家族にしわ寄せが行くこと間違いナシ
だから、働かないほうがいいね(と言い聞かせてみる)。

もっとママたちが働きやすい環境を!と叫んでいる人たちがいるのは素晴らしいことだと思う。ママがいきいきしてこそ、子供も安心するというのもあると思う。
けれど・・・その一方で、どこかそれが自分本位であり、子供からの視点が抜けているような気がしてならないのは気のせい?

仕事や活動をしやすいように、とDVDにお守りをしてもらったり、大人の都合で動くことに罪悪感おぼえておもちゃを買ったり・・・。
きっと子供が求めているのは、母親の罪悪感から来るご褒美や愛情より、日々の何気ない積み重ねのような気がするんです。いつも同じ時間に同じリズムでお母さんとご飯を食べ、お風呂に入り、絵本を読む。特別な時間より、いつも同じ日常という安心感
働きやすいように、と時間をお金で買うことができるための工夫が、実は地味だけれど大切なことの欠落につながらなければいいけど
いかに子育てから解放されて外で働くための工夫よりも、いかに子育てが今しかない時間で愛おしいものか、そういうことを教えてくれる人がもっとまわりにいればいいのになぁ、って思う。幸い私はまわりにそういう人が多くて、子供苦手だった私は目からウロコのことがいっぱいだったけれど、こういう出会いがなかったら、きっといかに“解放されるか”ばかり考えてたと思うから。

そんな働くママたちにも、専業ママたちにもおすすめなのが、
『かぞくのじかん』
という雑誌です。人から借りてばかりで自分で買ったことはないのですが、愛読雑誌と呼んでみたりして~。生活を見直すことが楽しくなる雑誌です。外の力に頼らなくても、色々工夫できるんだな~。

最近、ちょっと働きたいかもという気持ちがムクムクで、それで自分を説得するためのブログでした!?ああ、私このままで終わりたくな~い、という専業主婦のジレンマ
いましかない子供のこの瞬間を見逃してまで仕事する必要があるのか、よくよく自分に問いかけ、いま自分に与えれた仕事(家事)に勤しみたいと思いまする。


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幻の風景に・・・

2010-11-15 12:06:25 | Nature
 


ご無沙汰です。久々にブログ更新と思ったらちょっと落ち込み日記ですぅ~
このやり場のない気持ちをどうしてくんろ~?

近所になんてことのない空き地がありました。草ぼうぼうで足を踏み入れて中で遊ぶというほどではなかったのだけれど、それでも、見て癒される素敵な小さな空間。梅、枇杷の木につくしやヨモギ。
それがです、今朝突然ブルドーザーが入ってきて(写真左)壊されることに!
駐車場になるんですって。コンクリート敷きの・・・。邪魔な木は撤去され、つくしなんてもちろん考慮されるはずもなく。ましてや食べるなどの利用法のない雑草たちは見向きもされないよえ。え~ん、えんえん。写真の風景は幻になりますぅ・・・

う~ん、ムズカシイ。我が家はたまたま車を手放すという選択をしたけれど、持っていたらやはり駐車場は必要だし、ないと困る。ニーズがあるから地主さんもそこを駐車場にするわけなんだけれど、マイナスイオンたっぷりスポットの気温は確実に変わるだろう・・・。
どんどん宅地造成されていく景色にガッカリするけれど、自分の家だってそうしてもらったから住むことができてると思うと何にも言えないなあ。

胸が痛むのはもうひとつ。これまた近所に家を建築中なのだけれど、そこの人が土地を広げるために山を削っちゃったんです。そしたら、山が崩れてきておおごとに結局山の斜面をコンクリートで固めることになったのだけれど、そしたら地主さんの中に眠っていたある思いが復活してしまって、さあ、大変!その思いとは、なんとこの素敵な谷戸をコンクリートジャングルにするというもの。きゃ~、ありえな~い。誰も何の被害も受けてない崩れてない山をコンクリート化するなんて。で、これまた信じられない話しがこの相談を受けた市だか県の担当者。
崩れかかってる一部だけをコンクリート化するには予算がおりないから、するならこの地域の山全体を、ですって。・・・・はい?範囲が狭いと予算がおりないから、莫大な税金使って必要のないところをコンクリート化する?なんですってぇ~!?!?
この話しを聞いて、最初は相方ともう悪態つきまくり~。人間できてないものですから
でもねー、“怒り”が原動力だと何の解決にもならないのよねえ、と思い直す。なんとかガンジーのやり方で地主さんとお役所の方々にもこの緑の素晴らしさを分かってもらないかなあ、と。しかし、新参者だし運動系は苦手・・・どうしたらよいものやら。もう大金持ちになって、地主さんから谷戸全部を買い取るしかないのかしらん?ジェームスラブロック博士のように!?

母なる大地を削るなんて考えられない、といいうネイティブアメリカンの人々に深い共感を覚えつつも、自分のこととしてはいまいち実感がわいてなかったというのが正直なところでしたが、急に実感を覚えてきました。

そんな今日この頃、タイムリーなことに(?)いまチビのはまっている絵本は名作『ちいさいおうち』です。
りんごの木に囲まれ、小川の流れる丘の上に立っていた小さいおうち。時が流れ、どんどん町になり、ビルが周りに立ち・・・というお話しなのだけれど、このお話しがあまりにも現実的で読むと胸が傷んでちょっと苦手。昔勤めていた神谷町付近には、日本版ちいさいおうちのような古民家がビルの谷間にちょこちょこあって、静かに何かを語っていたのを思い出しました。
絵本ではちいさいおうちはまた田舎に引っ越してハッピーになるのだけれど、町は残るし、人々の忙殺日々は加速することを思うとなんだかなあ
この絵本を読んでもらって、チビはいったいどう感じているんだろう?人間にとって便利、有用性が高いということではなく、もっと全体的に見れるようになってもらいたいなあ。何が大切で何を守るべきなのか、そういうものを母みたいに頭ではなくて、本能で感じ取れる人になってもらいたいデス。


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