LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

メキシカンにくらくら

2009-07-29 23:21:12 | イベント
  

子育て仲間のありがたさを実感する日々です
夏休みに入ったら、毎日ひまひまでどうしよ~と心配してました。今のチビと私は家にいるのは親子ともどもあまりいい影響を及ぼすとは思えず・・・。結局毎日のように出歩いてま~す。特に相棒Cさんには世話になっていて、彼女が遠回りをしていつも車に乗せてくれるおかげで、いろんなところに行けちゃってます。Cさんよぉ~、ありがとう(涙)。なのに昨日はシートごめんね

毎日がプチ祭りでいいのかしら~ん???日常が大事なのにこんなに出歩いてばかりで・・・。いや、私たちは旅が日常なのさ~、とCさんと開き直り!?でもね、もしチビがおうち大好きで、親子だけで心穏やかな日々だったら、きっと私ひきこもってたと思うんです。めんどくさがり屋なので、実家との往復で満足しちゃったりして。チビが外に連れ出さないといられないような状況のおかげで、積極的に色んな人と会って色んな話ができてる
『人生ぼーっとしてたらあっという間に過ぎちゃうから、色々な人に出会って刺激受けて、いまのうちに吸収して!』
とチビから言われているような気がしてきた。ん、都合よい?でも、ホントそんな意味を感じている今日この頃。チビよ、ありがとう

というわけで、ここぞとばかりにいろんな人と遊んでもらってま~す。親の都合???ノンノ~ン。母がリラックスしてるせいかチビもやっぱり楽しそう。価値観合う仲間だとスナック菓子もナシ、出てくるスイーツも手作りナチュラルスイーツだしね。もう嬉しくなっちゃう。みなさんのセンス抜群の素敵なおうちでまったりさせていただいて、LOHAS系の雑誌を眺めながらのおしゃべりは都内のおしゃれなカフェなんかよりある意味もっと贅沢なんだからっ

そして、昨日はメキシカンランチでした~。南米の大使館で働いていたスペイン語通訳のMさんからのご招待。トルティーヤパーティーです。んもぉ~、これ楽しい!メキシカンにくらくらよ~。MASAと呼ばれるとうもろこし粉をこねこねお団子状に丸めて、それを専用のプレス(コレ、ほしいぃぃぃ~)で押すと、おお~っ、丸あるくきれいな形のトルティーヤがそれを次々にほっとプレートで焼いていく流れ作業(写真真ん中)。これが、また楽しいのなんのって。
実は、この日とても落ち込む事件があって、いたたまれなかったんだけれど、この作業のおかげで無心になれて。落ち込んでるときは、単純作業に限るとよく言われるけど、そのとおりみなさん、ありがとぉ~
家主のMさんがアボガドディップをはじめ、トルティーヤにはさむ具財
をたあくさん用意してくれていて、それらをちゃんちゃん挟んでいくのはもう無条件にワクワク。ビールの代わりに『ただの炭酸水』(ネーミング最高!)という名の炭酸で乾杯すれば、ノンアルコールでもじゅうぶんハイテンショ~ン
さんざ食べたのに、そのあとCさんの米粉マフィンと私のキャロブケーキまで食べておなかパンパン

昨日もみなさんのおかげで充実した一日でした。以前だったら、ただ“楽しかった♪”で終わりだった。でも、いまのようにチビの情緒が難しい状態にあると、ああ今日も平穏に無事一日が過ごせたぁ、と毎日がある意味いい緊張感で、一日一日がなんだか大仕事(!?)なのよ。しみじみ周りのみなさまに感謝。みなさん、ありがと~

TAKEMOTO@代官山

2009-07-29 02:37:02 | Shops


日曜日は相方の誕生日でした~。せっかくの日曜日だし、私が腕をふるうよりプロのお味堪能ほうが断然いいだろうと、いざ代官山~。目指すは日本料理『TAKEMOTO

正統派の日本料理のお店に子連れで行けるなんて、なかなかないので幸せなり~。こちら、私の女子校時代の同級生の旦那さまが店主なのです。センス抜群で、とっても素敵な彼女が選んだ旦那さまだから、きっとお味も間違いないと思ってました。かのジョエル・ロブション氏にもお褒めの言葉をいただいたんですって~。料理人対決のテレビ番組でも勝ち抜いてたよね~。きゃ~、ミーハーな私はこういうところにも反応

お店はカウンター8席、個室6席とこじんまりとしていて、日本料理ながらモダンで落ち着いたカジュアルな空間でした。こういうお店いいな~。作り手と食べ手の顔の見える関係で、コミュニケーションが取れるにはこの大きさがいいんだろうな。おかげでかしこまらず、ちょっと小さめの声でハッピバースデーの歌を歌ったら、ここでサプラ~イズ店主の武本氏が歌声を聞きつけて、相方にナント花束(写真)が。誕生日と伝えてあったので、同級生のKちゃんが気を利かせてくれたのです。あ~ん、ありがとう
そして、出てきたお料理・・・もうどれも絶品 ランチメニューではなく、シェフお任せコースで頼んだのだけれど、予想してないような料理が出てくるので、もう楽しくって。次はなんだろう、次は・・・とワクワク。日本料理なので、シンプルなのだけれど、出汁ひとつひとつがすっきりと透明感があって、実に奥が深いんです。出汁には数百ものパターンがあるんだとか。釜で炊いた麦とろご飯ももう美味しくて。こういうお店でおかわりができるのも、お米命のエンロハ一家としては嬉しい。心と身体に染み入る味でした~。日本ってやっぱりいいわ~ん
それにしても、料理ってホント創造的。お皿というキャンバスに描かれていく素材たちを目で楽しみ、五感で味わう。Kちゃんが惹かれたわけが分かったような気がしたわ。都内勤務だったら、通いたくなるような素敵なお店でした。写真を撮らなかったので、ぜひぜひHPをチェックしてみてくださいね~

さてさて、誕生日といえば、ケーキ。せっかく都内まで出てきたんだからと、この日はナチュラルスイーツなんて忘れてしまおう。いざ自由が丘モンサンクレールへ。やっぱり美味し~い。しかし、喜んでたのはバースデイボーイより・・・私?相方のほうは、
「なんだか味覚が変わってしまったみたい」
とのことで、甘すぎると。ナント、全部食べれないというから、これ幸いともらっちゃいました。あ~ん、デブ一直線。私より相方のほうが自然食という点では敏感になっちゃったのね~。私の地味ぃ~なナチュラルスイーツのほうを喜んでくれるんだから、それはそれで光栄としますか!?
日を改めて、相方へのスペシャルスイーツを作りたいと思いマス。

近未来クリニックえなのさと

2009-07-25 09:18:27 | 自然療法
不思議クリニック神ノ木に続き、お友達に聞いて以来行きたかったもうひとつのクリニック - えなのさとクリニック 
自然育児の人たちの間ではメジャー(=世間ではかなりマイナー)で、興味津々だったけれど、遠い(東京)しぃ~、高しぃ~(初診料1万円+処方箋料で保険きかず)で躊躇してました。
ところが、チビの過食が笑える範囲でなくパワーアップし、おなかもこわしはじめたり、癇癪もエスカレートしてきてことが背中を押し、相方に有休とってもらって、えんやこら、いざ東京。相方、ありがとう

えなのさとクリニックは、神ノ木同様、統合医療という考えに基づいてホメオパシーを中心とした診察を行ってくれるところ。でも、ちゃあんと西洋医学のバックグラウンドも持ったお医者さんだからバランスが取れてるの。一番惹かれたのは先生が女性だったから。母と子の外来とのことで、子供の病気は母親の精神的なものと密接に結びついてるという事実は、自然育児の世界では周知のもの。だから、ともすると母がいつだって悪者にされて、追い詰められる。でもさ、でもさ、女性で自分も母である経験を持つ人なら分かってくれるよね~。正論だけじゃあまわらないこと
母と子の外来とのことで最初は親子(母子)診断をしてもらう予定でした。が、事前に記入する問診表を書き始めたら・・・私ってば健康で書くことがあまりな~い。ということで、急遽相方に変更(笑)。私にしては落ち込んでると思っていたけれど、当日現場でYES/NOで記入させられた診察表に丸をしていくたび、あら、私ってば精神的にも強いし健全じゃんと実感。問診表で、チビの癇癪について書くところで「母親の姿の模倣だと言われます」と書いたら先生ってば笑って一蹴。からかうように「あら、お母さんこんな癇癪起こすの?違うわよねぇ~」って。先生、大好きっ。確かに私は逆ギレする(家族に対してだけね)けれど、チビのは私ののまねじゃあないぞ~
それとね、ぼそっと言った言葉聞き逃しませんでしたぞっ。「たまには、お母さんの味方もいなくっちゃね」。あ~ん、先生、それもっと大声で、あと3回くらい言ってください(笑)。こちらが何も言わなくても先生には予測がついていたみたい、母がどう追い詰められていくのか。まあ、神ノ木や家族からガツンと言われることも必要なんだけどね、それだけじゃあ救われない。いろんな角度から助言をもらい、サポートしてもらえる私はなんて幸せなんでしょう。辛口意見も謙虚に受け入れますよ、ハイ。でも、久々に訪れる心の平安。やっぱり北風と太陽は太陽のほうが効果てきめんナリ

さてさて、話は戻って、マンションの一室に私服で座っていた先生は、お医者さんというより優しい近所のおばさんでした(失礼かな?ほめ言葉なんだけど)。そのおだやかなお顔を見るだけで、緊張感がほわ~とほぐれて、友人宅に相談に来ているようなそんな錯覚に・・・。

診療がはじまると、友人宅は一転、占いの館へ!?
ラヨメーターとゼロサーチという怪しげな器械が登場
ラヨメーターはHPによると「生体のさまざまな情報を微細なエネルギー波動の共鳴現象としてとらえること」で、ゼロサーチのほうは「“気”の状態を調べるために創られた器械」。あ~、こういう波動とかっていう世界苦手。でも、面白いし、否定しきれない事実がそこにはあるんだなあ。この診療は面白いので、チビも大喜び
まず、右手にラヨメーターの金属の棒を握り、左手に先生が小瓶に入れた漢方薬やホメオパシーの薬を次々に握らせていくの。共鳴反応が起これば、それがいま身体が欲している薬、つまり不調な場所や原因が分かるというわけ。面白~い。はい、次、はい、次と握らせてくさまが占いみたいなのよぉ。

チビのあと、常日頃おなかの弱い相方も診療してもらったのだけれど、次々と言い当てられて感心ひとしきり。こういう不思議世界に興味のあるタイプじゃないのだけれど、こうもあたると“これ、近未来医療だよね”と相方。だって、身体を調べたりしないで、共鳴反応みるだけなんだもの。確かに不思議な器械使ってるし、近未来っぽい(笑)。そして、何がすごいって次回からは写真を送るのでOKなの。それで状態を診察できるということは、初診にさえ来れれば身体が思うようにいうこと効かない人でも遠隔治療(?)できるってわけ。
でも、思った。これって、先住民族の人の間とか古来の人間は自然とやってきたことなんじゃないか、って。いまのような医学がなくても、どの薬草がどの病気に効くかとか、シャーマンたちは共鳴反応を見てたんじゃないかなあ、って。そして、遠隔治療は祈り。そういう能力を人はどんどん失ってきたであって、新しいようで実は古来からの医療なのかもしれない。
こういうクリニックもっともっと増えるといいな


友情スコーンとジュエルケーキ

2009-07-20 20:00:49 | Cooking&Baking
  


んふふ。スーパーポジティブで明るいお友達の協力のおかげで、どよ~んから明るさ復活中少し解決の兆しが見えてきてご機嫌な私。やっぱり何事も“深刻”になっちゃああかんね。深刻になったら負のスパイラルにはまってしまう~。はまってなるものか
不思議なんです。状況事態が劇的によくなったわけじゃないのに、追い詰められていた自分の心が軽くなったら余裕を持って受け止められる。ものごとをいい方向に導くのは正論じゃなくて、発想の転換なのね~、と改めて実感。とはいえ、正論は正論で謙虚に受け止めて反省していきますよ、はい。家族しかそんなありがたい辛口意見は言ってもらえないものね

さてさて、ブログに闇なんて書いたものだから、心配したお友達のMMちゃんが次の日“夜便”で手作りスコーンを届けてくれました。なんて粋な取り計らい。気づいたのは朝だったけれど、温かいメッセージにじ~ん。さらに夜わざわざ車飛ばして届けてくれたことにもじ~んじ~ん。だって、夜ってまったりモードで着替えて家から出たくないものじゃない?メールでの慰めも嬉しいけれど、こういう風に行動に移してくれる人ってなかなかいない。MMちゃん、本当にありがとう。しかし、私にはやっぱり花じゃなくて団子が届くのね(笑)。

話変わって、先日は母の誕生日でした。モノはもういらないというし、日ごろから「もう宝石にも興味ないわ~」と言っていたので、フルーツの宝石をプレゼントすることに
・・・って考えはよかったんだけどな~、実際にはイメージしたようにはできませんでした。ラズベリーマーブルケーキの上にくず粉&寒天ゼリーにカラフルなフルーツをちりばめてみたのだけれど・・・ルビー、エメラルド、サファイヤにトパーズ!?
マーブルは米粉シフォンケーキのアレンジバージョン。
豆乳200mlのところを150mlにし、残りの50mlをつぶしたラズベリー&メープルシロップにかえます。米粉シフォンの生地ができたら、そこから大さじ3くらいをラズベリーソースのほうに混ぜ、生地のところどころにスプーンで落として、最後に箸で混ぜればできあがり
米粉シフォンは簡単で、色々とアレンジが効くので重宝します♪

迷走中&満月smileクッキー

2009-07-13 02:36:41 | レシピ


ルカさんの子連れライブのことやら色々と書きたいことはあるのだけれど、書きそびれてます

実は、ただいま解決策の見えない闇を迷走中でございますぅ~。ブログは日記のようなものなので、日々の葛藤や思いを書き綴ればきっとスッキリとするのだと思う。でも、どよ~んとした思いを共有したって仕方ないしね。常に落ちているわけではなくて、波があるので楽しい幸せな気持ちでいることのほうが多いのだけれど、この闇は私にとって試練のとき。え~加減成長せよとのお告げのようです。解決できたら、そのときはここでもご報告できたらいいな~。って何のことだか分かりませんよね、失礼
え~、そんな闇を言い訳に食べまくってる今日この頃、むろん体重増加中~。きゃ~。新月ダイエットはどこへやら!?今日も疲れを癒そうと楽しみにしていた天然酵母の竹炭かりんとう(これ絶品)を食べようとワクワク2階から降りてきたら、チビたちを寝かしつけてる間に相方が完食してた~。いいのよぉ~、アナタのために買ってきたのだから(涙)。いいの、いいの、でも半分食べたかった。というわけで、なければ作っちゃえ~。この食い意地!ド根性!
自分に笑顔を取り戻したくてニコニコクッキーを作りました。通常満月のときに作るこのクッキーはほんのり黄色。今は半月に近くて満月パワーはもらえないけれど、ニコニコパワーはチャージなりよ~

私にとってスイーツ作りは癒しのプロセス。作ってると気持ちが落ち着いてきて、逆に投げやりな気持ちのときは取りかかれない。クッキーにニコニコっと笑顔を描くとき、自分もニコニコ。これ、いいわ
こちらのクッキー、人にプレゼントするときの定番なのでレシピをアップしちゃうとレパートリーが減っちゃうかな~!?いやいや我ながらお気に入りなのでじゃんじゃん広めちゃおうじゃあありませんか。アップしたところで実際に作る人あまりいないよね(笑)。というわけで、レシピをどうぞ↓

満月smileクッキー】

・薄力粉・・・150g
・玄米粉・・・50g
・ターメリック・・・3振りくらい
・植物性油・・・50cc
・メープルシロップ・・・50cc
・塩・・・ひとつまみ

1.粉類を混ぜ合わせ、真ん中にくぼみを作る。

2.液体類と塩を泡だて器でよく混ぜ、1のくぼみに一気に入れる

3.ボールをまわしながら外側から混ぜ、混ざってきたら手でまとめて生地を切りながら重ねていく

4.麺棒で8mmくらいの暑さに伸ばし、型抜き

5.175度で約20分焼く

サクッサクに仕上がります。型抜きは丸ければなんでも可。私はスコーン型の裏でくりぬいて、目と口は竹串で描いてます。
玄米粉の代わりにきなこ、抹茶、紅茶などを入れてアレンジも豊富。とおっても簡単で失敗がないので、ぜひトライしてみてくださいね。

リベンジパスタの会

2009-07-03 05:30:46 | Cooking&Baking
 
思い出し日記ばかりですが・・・火曜日はリベンジパスタの会
リベンジ・・・そう、臨月のときインフルエンザにかかって延期になって早6ヶ月、時が経つのは早いわね~のパスタの会だったのです~

素敵な北欧スタイルにお住まいのKさん宅。参考になるインテリアにメモメモしながらパスタが茹で上がるのをMMちゃんと待つ優雅な私たち(笑)。Kさんはね、以前イタリアンのお店に勤めてて、野菜のソムリエなんです
イタリアンだったので、私は酒粕グリッシーニと米ぬかビスコッティ、ししとうと茄子のイタリアン風を持っていきました~。湿気が多かったのでビスコッティのカリっと感がなくなってしまったのが残念。焼きなおしてもらえばよかったかな。
ちなみにビスコッティは黒糖米ぬかクッキーのアレンジバージョンです。中に炒り大豆を入れてヘルシーに♪


米ぬかビスコッテイ 作り方】

1.黒糖米ぬかクッキーレシピにベーキングパウダー小さじ、炒り大豆1/2カップを足して、なまこ型に整形

2.170度で20分。

3.粗熱が取れたら1.5cmくらいに切り、面を倒してぎゅっぎゅと押すように整形しなおして、ビスコッティ型に。

4.160度で約20分。そのままオーブンに入れておけばカリっと仕上がります。ちなみにビスコッテイって二度焼きって意味だそう。


ところで、豆腐ディップは私もよく作るのだけれど、今回Kさんのは大人味で美味でした!聞いたら隠し味にケッパーが入っているのだとか。梅酢もガツンと効いてて、じゃがいもによくあいました。おかげで食べ過ぎちゃっておなかパンパンよ。罪だわ~。
他の人の作るものって参考になるし、こちらも料理する意欲がムクムク~。ね、家族にちゃんと還元されるから、よそのうちにお邪魔するのっていいでしょ!?

こういう風にイタリアンとかテーマが決まってる持ち寄りも楽しいな。
あ~、早くベジで綴る空想旅行したいわん。次はどこの国にしようかな!?

ソローヒルの休日

2009-07-02 19:03:53 | 


千葉二日目は鴨川へ。今回の千葉小旅行の目的はこちら、ソローヒルでの同窓会だったのです~

母から勧められてベジタリアンの先駆者、鶴田静さんのエッセイを読んだのはかれこれ6,7年前?
『田園に暮らす』『いま自然を生きる』などを読んで、ああいいなあと思っていたら見つけた静さんのワークショップ。しかも、自宅で行われるというではないですか。これは行くしかな~い!と月一回、一年を通して集まった仲間との3年ぶり同窓会だったのです。
私が読んだ本の当時は古民家に素敵に暮らしていた静さんご夫妻。その後終の棲家を見つけて、建てられた木のおうちがこれまた素敵で
いままで見たうちでどのうちが一番好き?と聞かれたとき私の頭に浮かんだのは静さんのおうちでした!もうね、なんていうんでしょう?自然素材で作られた空間が素敵なうちはほかにもたくさん見たのだけれど、窓から見える景色、そして何よりも草花や野菜をすっと暮らしの中に取り入れる静さんのセンスとご夫妻のお人柄。建築にはうるさい相方も、
“素敵に暮らせば、家も素敵になるんだよね”
と感心ひとしきり。周りの自然と住んでいる人と家と・・・全てが生きていて調和しているの。あの“空気”は家という箱だけじゃ作れないなあ

当日はみなで料理をする予定だったのだけれど、多分チビがいてあまりお手伝いできないだろうな~、と予想してたので焼き菓子を三品ほど焼いていきました。テーブルにずらっと並んだベジタリアン料理は彩りもキレイで、見てるだけで気分もほっこり
ガスパチョに夏野菜のキーマカレー、シソジェノベーゼのパスタなどなどテーブルに並びきらないくらいいっぱいのお料理たち。大好きな野菜尽くしのご馳走にチビも大喜びでした~
お庭散策も楽しみにしていたのだけれど、残念ながら雨で外には出れず。でも、みなさんにアマガエルやカタツムリを取ってもらっておおハシャギ。ハシャギすぎで母は多少焦りましたが・・・みなさんお相手ありがとうございました

こういうの豊かな暮らしっていうんだろうなあ。うらやましいなあ・・・でも毎日2,3時間草取りってやっぱり私にはできないわ。少~しずつでもね、近づいていきたいな。それには課題がいっぱい。家族や自然と調和するためには、まずはこの自己中生活から卒業しないとね。はふぅ~、スローペースながら精進いたしますですぅ


※写真:ソローヒルの中でも私のお気に入りの場所は、ワークスペースと生活スペースをつなぐ広~いウッドデッキ。ここからの眺めが最高!



あーと山荘@千葉

2009-07-01 23:27:23 | 
  


週末は以前住んでいたなつかしの千葉へGO
しか~し、大渋滞に巻き込まれ、今回は車で子供をつれまわすことにひじょ~に罪悪感を覚えました。子供たちよ親の都合に付き合ってくれてありがとう

まずは急遽大学時代の寮仲間の新生児ちゃんに会いに市川へ。いや~、短い時間だったけど、やっぱりふわふわ、こわれちゃいそうな新生児ちゃんいいわぁ。Kち、自宅出産をしたアナタを訪れてなかったら私助産院で産むことも考えなかったかも。ありがとよ~

その後も渋滞渋滞で、ひじょ~に険悪ムードの車内。色々と予定は変更され、そのまま宿へGO。
え?ホントにここであってる?っていうような狭~い林道をずんずん行く・・・ホントに民家が出てくるのかなあ・・・と不安になった頃ちゃあんと出てきてほっ

今回泊まったのはYさん&MMちゃんお勧めの再生古民家の宿“あーと山荘松下塾”。モザイクアーティストで何でも器用な旦那さまとイラストレーター&絵本作家でほんわか雰囲気の奥さま、そして銀ちゃんという名の渋いワンちゃんが温かく出迎えてくれて、車内の険悪ムードも吹っ飛びます。この日は曇っていて富士山は臨めなかったけれど、古民家からの眺めは最高!見えるのはひたすら山並み。桃源郷。チビは庭で走り回ったり楽しそう。薪で炊いたご飯も美味でした~
古民家の中に入れば迎えてくれたのはノラ・ジョーンズのBGM。あ~ん、いいわぁ。今私たちの頭の中はリフォームでいっぱいなので、このお宿にもリフォームのアイディアがいっぱいでした。メモメモ。普通のアルミサッシの上にうま~く木でカバーすれば木窓に見えるし、お風呂も普通のお風呂に木でカバーして木製風呂の雰囲気をかもし出している(写真真ん中)。ナルホドね
そして、こういう場所に来るとなぜか読書が無性にしたくなる私。本棚に並んでいる文学を手に取るものの、チビからのコールがあるためゆっくりと読む余裕はなし。でも、学生時代に夢中になって読んだ懐かしのヘルマン・ヘッセの詩集をひとつ読んでは景色を眺め、また読んでは眺め・・・ああ、なんて贅沢な時間。幸せです
翌朝はお隣の古民家から聞こえてきた元気な女の子たちの声に誘われて早朝から外へ飛び出すチビ
ちょうど同い年の子と小学校一年生でアニーのようなお姉ちゃんが遊んでくれました。お隣さんは自然農園をしているそうで、この地に遊びに来たときに林道に落ちたのが縁で今の古民家に住めることになったとか。別れ際にもらったおやつ(写真右)・・・“うちの小麦粉で作りました~”とサラッと言うお母さん。か、かっこよすぎるぅ~。小麦作るなんてスゴイっ。そして、その素朴なクッキーは噛むほどにじゅわっと小麦の旨味が口に広がってとおっても私好み。んま~いっ。次回はお隣さんとももっとゆっくり遊びたいなあ。そして、クッキーまた食べたいです(笑)。

ひとグループしか受け入れないので、気兼ねすることなくのんびりできるあーと山荘。チビがもう少し大きくなったらモザイクアート体験もぜひしてみたいな。あと今回は時間がなくて行けなかったライステラスカフェにも行ってみたい。
再生古民家・・・住むには躊躇しちゃうけれど、こういう週末もいいもんです