LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

空想と菜々ランチと

2008-11-30 02:17:22 | 子育て
 

昨日は毎月恒例の(!?)日常生活の達人宅@逗子へ
(電車で行きたがってたのに、私のわがままで大渋滞の中運転してくれた相方、ありありがとう

今回は行ったらお父様作の素晴らしい手作りキッチンの上に布がかかっていて、素敵なシュタイナー空間になっていた~。さらに子供たちが遊べるようにあけてある押入れもバリ風に布がかけられていて、ワクワクのお姫様空間に。両方とも子供しか入れない秘密の場所。いいな、いいな~。ワクワク

このお宅に行くといつもやっぱり空間作りというか環境って大事だなあ、って思う。いつもは駆けずり回って元気な子供たちも、それぞれ空想の世界に入り込んで静か、穏やか、楽しそう
親子共々ストレスフリーで私も何しに行ったんだか、すっかり横になって寝込んでしまいましたわ。くつろぎすぎ?ほほほ
そして、やっぱりおもちゃは遊び方が決まってないできるだけ、“素材”に近いもののほうが、想像の余地があっていいな、って改めて思いました。布一枚あれば、ドレスになったり、屋根になったり・・・青い布は床に敷かれて、川になって、そこから水を汲んで料理をする子供たち。なんて、愛らしい姿。こういう空想力を駆使する遊び方だと、子供たちもいつまでたっても飽きることなく、ケンカも起きない
子供向けのキャラクター類やグッズが苦手で、子育てに魅力を感じれなかった私だけれど、こういう素材に近いものに囲まれているといいわあ。

面白いのは、シュタイナー的要素を多分に取り入れつつも、家主のMりんは、シュタ的な人よりもフツーのお母さんたちとの交流のほうが実は気がラクだってところ。同感。
価値観を共有できる友は貴重なんだけれど、そういう人たちで固まって、頭でっかちの世界を作りたくないというか・・・。実は全然違う価値観でも“良識(常識?)”ある普通の人たちとのほうが自然体で好きだったりするのデス。シュタ的な人ももちろん魅力的だけど、集団になると少々苦手・・・。いろんな人がいいていいよね。

で、今回のランチは!?
“何もないよ~”と言いつつ、いつものように食べて幸せの菜々ランチが並びました~。焼きカブグリルのトマト煮込み、里芋のカレー、セロリと納豆炒飯にジャパニーズポテト。う~ん、どれも素材の旨みが存分に発揮されていて、シンプルながら本当に美味しぃ~。おやつは子供たちは果物にすりおろしりんごクッキー、大人はカボチャのジンジャータルト。
どれも動物性フリーとはいえ、今回も食べすぎましただ

毎回言ってる気がするけれど、Mりんの肩に力の入らない(笑)ホスピタリティ、見習いたいものです。
ありがとう


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穴場の森&榲里湯

2008-11-25 23:27:35 | Nature
  

湘南からだとちょっと遠いけれど、同じ県内。連休はとおっても素敵な森に行ってきました~
箱根近く南足柄郡にある

21世紀の森

とにかく広い いろんな散策路があって、でもヘクタールで書かれていると正直どのくらいの広さかワカラナイ。で、甘く見てましたわ~。散策路という名称だから軽い遊歩道だと思っていたら・・・これが結構な山。体調の悪い母は動けず、チビも落ち葉の海で楽しそうだったので、運動不足の私は一人“天然の森コース”へ。他のコースをまわる余裕もなく、そこだけで終わってしまいましたが、一人っきりになれる時間って貴重だわ~。相方に感謝
この森は、のんびり散策というよりもひたすら一本道を登るというどちらかというと体育会系な道。しかし、一歩一歩前に踏み出す心地良さ、聞こえるのは落ち葉を踏みしめる自分の足音、鳥や虫の声、風の音のみ。途中には宝の地図を隠したら楽しそうな木の切り株がいくつかあって、ワクワク童心に返れます。
ふと視界が開けると、丹沢連峰にはるか彼方には海が広がるの~
うわ~、これだけで大満足。チビも気になるし(&正直思ったより疲れたし)、そくささと一人旅は退散(笑)。
その後は、みんなで落ち葉のお布団の上に寝転ぶ怪しい一家。これがポカポカと暖かくて気持ちいい~。昔ネイティブアメリカンのサバイバル技術を学ぶワークショップに参加して落ち葉のシェルターというのを習ったのを思い出しました。これで一晩過ごせるのよね~。やってみたいわ。
運動不足の身には体育会系の山道もいいけれど、やっぱりこうやってのんびり大地に寝転ぶのが私には合ってるみたいです
夏は学校関係の団体さんで混むようですが、秋はモッタイナイくらいがらがらの穴場の森。木材工芸センターでは工作も楽しめるし、一日楽しめるお勧めの森です

ところで、この日はせっかくおにぎり持参で行ったのに・・・嗚呼、食いしん坊魂炸裂っ
帰り道に『おんりーゆー』という日帰り温泉があるのですが、食事だけなら入館料なしでOKということを知ってしまったからには、行かねばという使命感が。遅いランチを取りました~。
ここにある膳どころ『悠瑠璃』は京風おばんざいビュッフェ。野菜や雑穀中心で、お肉、お魚もあるけれど、野菜料理は野菜だけでまとまっているものが多いのが嬉しい。調味料まではこだわってるようには見えなかったけれど、こういう内容の食事はほっとするなあ。さらに、山の中にあるので、窓の外は素晴らしい雑木林。景色もご馳走
おなかいっぱい食べて、帰りは夕焼け色に染まる富士を堪能しながら帰りましたとさ。
惚れ直しました、神奈川


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クラストのコツ少々

2008-11-23 01:05:18 | Cooking&Baking
 

今日は数ヶ月前から予約していた、お友達のMMさんちのスペシャル自宅レストラン“シェ・○○(お嬢ちゃまの名前)”にやっとこさ呼んでもらえました~
旦那さまが腕をふるった特製ひよこ豆のカレーや柿の天ぷら、ひじきのマリネ、そして蓮根と高野豆腐のタンドリー風。ベジーな料理はどれも、身体に優しくて美味しゅうございました。デザートはリクエストに応えてくれてリンゴのタルト。ん~、この自然な甘みがたまらない。この味を知ってしまったら、もうコテコテのアップルパイには戻れないわ。MMさんご一家ありがとう

ところで、この日もMMさんと同じレシピでもオーブンが違ったりするだけで、同じ味にならないよね、という話に。
ブログにレシピを載せると意外にも多くの方が試して作ってくださるのだけれど、私のオリジナルを食べたことがある人だと“同じような味にならなかった”という感想をいただくことが多いんです
そこで・・・私自身もまだまだ試行錯誤中(!)ではあるけれど、今日は少しだけタルトクラストのコツをば

私のレシピは油を極力抑えたいので、ポロポロの生地になることが多いです。んが、きちんと粉は混ざるようにタルト型に手でプレスするようにぎゅっぎゅっと押し込めるとクッキーのようなサクサクの生地になりま~す
でもね、クッキーっぽいクラストがいいか、パイっぽいのがいいかはお好みで。
兄嫁さんの作るタルトは絶品で、材料も同じなのにどうして違いが出るのか先日聞いてみたら、兄嫁さんの場合は冷蔵庫で一晩(あるいは冷凍)寝かせてから使うそうです。こうすると生地がなじんでなめらかなより一般のパイ生地に近いものに
ポロポロでなく、ある程度麺棒で伸ばせる生地の場合は、折っては重ね、折っては重ねと層を作るのもコツ。
あとは、オーブンの火力(電気力)はそれぞれだけれど、焼きすぎ一歩手前くらいまでよおく焼くほうが美味しい。大体の人は生焼けというか粉っぽさが残ってしまっているみたい。
どれも、なあんだそんなこと、って感じだけれど、ここで差が出るようです
おっと、一番大事なこと。“美味しくなあれ。美味しくなあれ。”と心の中で唱えながら食べてくれる人の顔を思い浮かべてありがとうの気持ちを込めるのをお忘れずに

1gでも計算が違ったらダメという西洋菓子と違ってナチュラルスイーツの魅力はか~な~り大雑把でよいところ(んふ、私向き)。でも、その分、そのときどきの素材の味(かぼちゃやお芋などは特に)によって甘みを変えたり、粉によって水分を変えたり、そういう意味ではよりナチュラルな感性(これも野生の勘!?)も求められるところ。そんなところが好きなんだなあ
ナチュラルスイーツは、何と言っても素材の味が生きるところなので、素材だけにはとことんこだわってほしいなあ。間違っても、普通のスーパーで売られている安い小麦粉は、ポストハーベストがこわいのと、粉自体に風味や力がないから選ばないでくださいね。必ず国産で。
ヘルシーというだけが理由じゃあない。スイーツを作りながら、キッチンで自然の恵みを感じられるから好きです、ナチュラルスイーツ。普通のスイーツ好きの人にも美味しいと思ってもらえるよう、もっともっと上手になりたいなあ。


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伊豆宿② ~ アンダリゾート ~

2008-11-21 20:34:41 | 
二日目のお宿は伊豆高原にあるオールインクルーシブタイプのバリ風ホテル&スパ『アンダリゾート伊豆高原』へ。こちら情報通のMママさんお勧めのお宿

特にLOHASというわけでもないのだけれど、子連れには滞在型のお宿が嬉しいし、一番落ち着けるわ~
伊豆でバリってどうよ?とも思うけど、いざ自分が海外に行けない身重になればせめて気分だけでも~、と都合の良いワタクシ
しかし、オールインクルーシブの意味があまりない私たち!?チビにあわせて夜は早く寝ちゃうし、フリードリンクでも母と私はアルコールはNG。卓球もサイクリングもパターゴルフもしないし、DVDも見ない~。歌好きなチビなので、カラオケだけやってみようとしたら、滝の映像の中に“何か”を見てしまったチビ。最初ご機嫌だったのが、突然恐怖におののき、“帰る!帰る!”と焦って部屋から出て行こうとするではないですか。あんなに恐怖に怯えるチビを見たのは初めて。母には見えなくてよかったよ・・・こわっ。やっぱりうちらは、健康的に生歌で行けってことかしらん

こちらのお宿、かなりリーズナブルなので、高級感はないけれど、バリ風の家具は落ち着くし、やっぱり滞在型はいいなあ。これで、ここをこういう風に変えれば・・・と自分の中でLOHASなお宿の妄想を勝手に繰り広げてみたりしてネ

ここに興味をもったもう一つの理由は、社会貢献活動『がんばれ子供村』に力を入れていたから。LOHASという発想のないいち企業がこういうことに力を入れているのは面白い。こういう組織って、スタッフが活き活きしてるのよね~。どんな社長がどんな志でやっているのかが知りたくて、思わずネット検索

ほうほう、社長はヴィクトリアスポーツの創業者なのねえ。後発で、3坪の自宅車庫から始めたっていうんだから面白い。そして、経営のポイントは『人造り(人財教育)』といい、独立支援や会社内起業を支援しているという。あ~、こういう企業って好きだわ

LOHASだなんだってこだわっていても、こだわりが強すぎると違う価値観の人たちを否定してしまったり、窮屈な思いにさせてしまうことも多い。でも、基本はやっぱりお客さまに気持ちよく喜んでもらうことなのよねえ。これでアンダもLOHASの方面にももう少し意識がいくと、より面白いリゾートになって差別化できると思うんだけどなあ~、なんて
自分の都合よりも相手の立場にたって考え、出てくるアイディアの数々・・・アンダスタッフの基本姿勢、日常生活でも見習いたいものです


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伊豆宿① ~ こだま荘 ~

2008-11-20 18:09:02 | 
 

週末伊豆旅行お宿編。まずは伊豆長岡温泉にある『こだま荘』へ
箱根から伊豆への道のりってきっと自然がいっぱいなんだろうな~、と勝手に妄想を膨らませていた私たち
・・・撃沈
伊豆長岡が近づけば近づくほど見慣れた大型店舗が並ぶ街中へ~
あらら~???HP上からはお宿もどんなところかよく分からずこちらの方も勝手にひなびた山の中の温泉宿を想像していたら・・・え?こんな大通りにあるの!?しかも、知っていたら選ばないような団体客が泊まるような大きな普通の旅館じゃあありませんか。大きな宴会場に部屋に置いてある案内には「芸者」とか「コンパニオン」の文字が・・・。う~ん、テンション下がるぅ・・・

が、そんなテンションをも一気に吹き飛ばしてくれたのがお食事でした~(食事が理由でこの宿を選んだから当たり前なのだけれど)。
こちらの『こだま荘』は有名なマクロビ懐石のお宿。これが食べたかったのデス
マクロビの宿というとどうも基本食(ひじき、切干大根に玄米)が出てくることが多くて、美味しいんだけど非日常的な楽しさに欠けることが多い中で、こちらのは懐石。色とりどりのお料理は見目麗しく、玄米菜食にありがちな茶色一辺倒ではないの。う~ん、芸術。料理人の技がキラリンと光ります。これはなあに?とワクワク食べれてボリュームも満点でした
海鮮懐石コースとの組み合わせも頼めるので、“マクロビじゃあちょっと物足りない”という男性陣はそちらにしたのですが・・・、途中からみなでマクロビを取り分けるほど野菜のほうが人気。チビも海鮮には見向きもせず、ひたすら根菜料理に目を輝かせて食べること食べること本能で美味しい本物の食を見分けるベジタリアンなチビ。いいぞ、いいぞ~。
そして、あんなにおなかいっぱい食べたのに朝はスッキリだから不思議。普段朝食を取らない両親もペロリと食べれてしまうのだから野菜の底力はスゴイ

さらに、温泉には興味のない私たちだけれど、ここのお湯がいいことは実感できました。これで自然環境がよければ言うことないんだけれどなあ(笑)。それと欲を言えば、食事だけでなくアメニティ類も自然派にしてもらえたらな~。トータル的なところってなかなかナイ。景色&雰囲気を重要視する私たちなので、もう行くことはないと思うけれど、お勉強代だと思おう
ここのお宿はもともと普通の大きな旅館で、女将が自分が病気をしたことがきっかけでマクロビを広めたいと取り入れ始めたところなので、ぶれることはないから安心。興味がなかった人たちの入り口としてこういうお宿があるのもいいのかも。
感動的なお料理だったので、中伊豆に行く機会があればぜひ。日帰り入浴&昼食プランをおすすめしま~す


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箱根・伊豆 ~自然編~

2008-11-18 23:50:44 | 


出産前おそらく最後の遠出となるであろう伊豆小旅行、しかし、伊豆には紅葉がな~い。ということで、2週連続して箱根にも寄ってしまいました

普段は入園料を払うような場所に行くのに違和感を覚えてしまうのだけれど、この時期しか見れないということで今回は箱根美術館石楽庭へ。そこはまさに小京都でした
その美しさにただただ溜息。色とりどりの紅葉の流れるような繊細な美しさ、足元の苔たちは小雨に打たれてしっとり。言葉が出てきません。
ちょうどヴァイオリンとピアノの生演奏もはじまって、なんて贅沢な空間&時間
より原始に近い森が好きで、造られた庭園というのには興味がないほうなのだけれど、自然を支配するのではなく、調和してしまう日本人。この情緒がたまらなく好きです。

さて、お次は伊豆。
日曜日は小雨で自然の中が歩けないかなと思いきや、少しやんだので、一碧湖のまわりを散策。スタート地点では活気のない(失礼!)土産物屋さんや、予想はしていたものの・・・あ、やっぱりそうきちゃう!?ピンクのスワンがぁ
護岸された遊歩道は情緒もなく、特に期待せず、まあ運動不足解消にと歩き始めたら・・・途中からあらまあ、なんだかいい感じ。まるで尾根づたいを歩いてるかのような緑のトンネルが出現し、森林浴も楽しめました。たっぷり深呼吸して、リフレッシュ

そして月曜日。
天気予報がはずれてくれたおかげで、抜けるような青空の小春日和。こんな日は海でしょう、ということで城ケ崎海岸ピクニカルコースへ
ここはアップダウンが結構あるので、この日特に体調が悪かった母はほとんど歩けず仕舞。ところが、これが幸いして(?)たっぷりとその空間を堪能することができました~。長いコースなので、元気だったらタッタカひたすら歩いてそこにある木や岩や空気をじっくり味わうことがなかったかも。そこかしこのわき道にピクニックにぴったりな場所があるんです。前方に山と海を臨み、背後には森、マイナスイオンをたっぷりと浴びながらみんなでの~んびり。本当だったら、おにぎりやサンドイッチ持参でここでランチをしたいところ。みんなが通り過ぎていく中、ひとつどころにそんな長い間留まってる家族はうちくらい。時間に追われない旅っていいわ~。そういう感覚を楽しめ、かつ共有できる両親&相方に恵まれて感謝です

とはいうものの運動不足の私はやっぱり歩くこともしたぁ~い。というわけで、その後、父と母を置いて私たちだけで有名なつり橋までは歩きました
が、その間の絶景もやはり見て一瞬感心したら終わってしまう。なんだろう?きれいなポストカードを同じ景色を確認して終わり、そんな感覚。自然を味わうには、やっぱりその場にとどまって、じっくりと時を過ごすことが大事なんだなあ、と実感。潮風感じて、たっぷり深呼吸して、大地に寝転んで・・・ネ
日本の自然はツマラナイと思って遠くへ遠くへ求めていたけれど、なんのなんの自分がじっくりと味わってこなかっただけなんだなあ。ゆっくりの~んびり。
じっくり味わい始めたら、へなちょこ自然派の私でも、少しは野生の勘を取り戻せるかしら?


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秋の黄金タルト

2008-11-14 22:54:12 | レシピ
 

芋・栗・カボチャがたまらない季節。義母からもらった野菜の中に、岐阜高山産地の珍しいスクナ南瓜という大きな大きなカボチャがあって、ポタージュにしたり、普通に煮たりしてたのだけれど、どうしても作りたくなってやっぱり作っちゃいました、エンロハ定番のタルト
サツマイモよりも重たくなくて、上品なカスタードのような味がいくらでも食べれちゃって危険、キケ~ン
自画自賛ですが、美味しくできたのでレシピをどうぞ

かぼちゃのジンジャータルト

◆ タルト生地材料:
 ・アーモンドプードル・・・25g
 ・全粒粉・・・50g
 ・薄力粉・・・20g
 ・玄米粉・・・20g(なければ薄力粉でも可)
 ・自然塩・・・ひとつまみ

 ・メープルシロップ・・・大さじ2
 ・植物性油・・・大さじ2

まずタルト生地を焼きます。
1.粉類をすべて合わせて箸でぐるぐるよくかき混ぜる

2.液体類(メープル&油)を混ぜ合わせたものを1に加え、手でまとめる。

3.タルト型にいれ、フォークでブツブツ穴をあけたら170度に予熱してあったオーブンで10分~15分焼く


◆かぼちゃカスタード材料:
 ・蒸し煮にしたかぼちゃ・・・170g
 ・無調整豆乳・・・200ml
 ・ハチミツ・・・大さじ2~(かぼちゃの甘みによってお好みで)
 ・生姜絞り汁・・・適量(味を見ながらお好みで)
 ・粉末寒天・・・2g

4.かぼちゃ以外の材料を小鍋に入れ、一度煮立たせ、そこに蒸し煮にしたかぼちゃを入れてフードプロセッサーorバーミックスでクリーム状にする。

5.粗熱が取れたタルト生地に上記のカスタード生地を流し込み、あとは冷蔵庫で冷やし固めれば出来上がり。

今回はピーカンナッツを香ばしく焼いたものを散らしましたが、ジャムを塗ったり、豆腐クリームで二色にしたり、カボチャスライスを載せたりと色々アレンジも楽しそう
今回はハニージンジャーにしたかったので、蜂蜜を使いましたが、よりナチュラルにしたければ甘酒でもGOOD。

時間がたっても生地はサクサク、切ってみると切り口は・・・いや~ん黄金色。たまりません
優しい味で、食べても罪悪感なし。熱々の紅茶と共に召し上がれ

さてと、週末はまたまた箱根で紅葉狩り経由で、伊豆に小旅行に行ってきま~す
今回で遠出はしばらくお預けかな。


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優しさだけが・・・

2008-11-13 23:50:31 | 子育て
予定日の2ヶ月前に破水してしまい、入院していた大切な友人Cさんが無事出産しました~。母子共に元気!もう、嬉しくて
自宅出産を希望していた彼女だったので、正直心中複雑だったと思う。でも、それをポジティブパワーというか、状況をとことん“楽しんじゃった”(←ここポイント)のが彼女のスゴイところ。だから、自然出産派の人にありがちな病院批判の目が彼女にはなく、出会う看護師さん、看護師さん面白くていい人たちなの。それってやっぱり彼女自身が引き寄せてるのよね
入院中mixiで日記を一日に3つくらい更新して、臨場感あふれる文体で、面白おかしくその時々の発見や学びをみんなに発信してくれていたCさん。おかげで周りのみんなも感動したよ。ありがとう

いや~、出産&子育てってドラマだなあ
母の思いが急に見たくなって久々に『育児日記』を取り出しました。これは、私が出産したときに、私の母がくれた記録で、当時赤ちゃんだった私自身のことが書かれています。
私は家族に対しては素直になれないタイプで、実はこういうのは読むだけでも恥ずかしい。どんなに自分が愛されて育ったかって、ある意味知りたくないのぉ~(だって、知ったら憎まれ口叩きづらくなるから)。
ぱらぱらとめくっていて、ふと目に留まったのは一歳の誕生日の日記。そこにはこんなことが書かれていました。


『・・・可愛い、可愛いと、母も父も、お兄ちゃんも○○ちゃんを中心にいつも大切に育ててきました。どんな子供に成長するのでしょう。
割合に無口で、人見知りが強く、外交的、社交的なお兄ちゃんとは、ちょっと性格が異なるようだけれど、きっと、たくましい独立心に富んだ母にはない強い女性になるでしょう。
これから、優しさ、美しさ、情緒の面で励んでゆかなめればと思っています。何と言っても女性の尊さは、優しさのみ存在するのですから。これから物心がついて、どんなことがあろうとも、優しさのみが、すべてに勝ること少しずつ知ってゆくことになるでしょう。・・・』


そんな母に育てられた私はいま、「親に対して厳しすぎる。口の聞き方がひどい、親をなめてる」と言われてます。さらに相方からもよく「ホント優しくないよね」と言われる始末・・・
あ~ん、思うように育たなくてすんませ~ん。娘は女性らしいというよりも、男らしく育ってしまいました。学生時代よく男友達に、“お前は、男前だ!仲間にしてやる”とほめられた(?)くらい
ちなみに、ここに書かれている外交的、社交的な兄はいまでは逆の傾向に。大人になるまで分からないものです。

そっかあ、「優しさのみが、全てに勝る」かあ・・・なんだかズシンときました。一歳のときから母が私に教えようとしてたことが、ようやく今心に響いたのでした(遅すぎるって!?)。


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都会人な私と野菜

2008-11-11 07:36:49 | レシピ
 

義理の父はとても器用です。買ったおもちゃは遠慮したいという私たちの意向を尊重してくれて、今回たくさんの手作りおもちゃを持ってきてくれました~。竹で作ったままごとセットや竹とんぼ、コマ、竹馬といった昔ながらのおもちゃの数々。いわゆるDIYキットではなくて、ちゃあんと山に行って竹を刈るところから始まるから、そんなおじいちゃんを持ったチビは幸せ者です

そして、今回義理の母もはりきって、色々と畑で作った野菜を持ってきてくれました~
あの・・・お義母さま・・・食べきれないし、周りに配れる人もいないので少量で、と頼んだのですが・・・。感覚の違い!?義母にとっての少量は段ボール3箱その量の多さに一瞬途方にくれてしまったダメ嫁ですが、帰宅後からさっそく野菜類を仕込み始めたらやっぱり楽しい意外と中身都会人の私は、生活スタイルも都会人。なので野菜類もストックしておきたくないタイプなんです。でも、お義母さんのおかげで、半分追われるように(笑)野菜の魅力を再発見中
以前は無農薬じゃないならいらない、なんてヒドイことも言ってたこともあるけれど、それより心込めて作られた野菜、自分の手で作っている義理の両親は素晴らしい。とはいうものの、やっぱり農薬は最小限でお願いしま~す。大切に食べまーす。

そんなわけで、野菜料理第一弾
大量にほうれん草が手に入ると作りたくなるのが異国料理。以前、ほうれん草をクタクタにゆでてヨーグルトにんにくソースで和えるトルコ料理にはまってた時期があったのだけれど、今回はそれを連想しつつオールベジで創作してみました。


【中近東風?ほうれん草カレー】

・生姜(好みでニンニク)のみじん切り
・玉ねぎみじん切り・・・1/2個
・トマト粗みじん切り(季節でないもの入れてゴメンちゃ~い)・・・1個
・ほうれん草 1cmくらいに切る・・・1束以上
・クミン&ガラムマサラ(今回はアナン邸のものを使用)
・好みで豆乳&酢(orレモン汁)

1.オリーブオイルに生姜&ニンニクのみじん切りを入れていい香りがしたらクミンを炒める

2.あらかじめ塩をまぶしてしんなりさせた玉ねぎをさっと炒め、フタをして蒸し煮にしながらときどきかき混ぜる
(↑こうすると短時間で甘みが出る)

3.トマトを入れてさらにフタをし、その間にほうれん草を刻む)

4.ほうれん草、塩を入れてフタをしてコトコト煮込む

5.ほうれん草がクタクタになったらスパイスで味付け

ここまでで十分美味しいけれど、ヨーグルト味が懐かしかったので、豆乳に酢を入れてドロっとさせたものを和えてみたら、これまたGOODでした~。鍋からあふれそうだったほうれん草が信じられないくらい少なくなっちゃいます。茹でないので栄養価も逃げないし、おひたしに飽きたらおすすめ~

今回宿は箱根に取れなくて湯河原だったので、湯河原といえば!?
そう、BREAD&CIRCUSのパンのつけあわせに作ったのですが・・・こちらのパンはパン自体がしっかりと粉の味があって味わい深いので、オリーブオイル&塩以外は正直何もいらない感じでした。ほうれん草カレーよ、ゴメンよ~。
いや~、BREAD&CIRCUSのパン、美味しかったです今回の旅行で何が一番印象に残った?と相方に聞いたら、このパン屋ですって~。
“パンたちが喜んでる感じがした”
そうです小さな小さなパン屋さんでしたが、確かに、パンたちは誇り高く美味しそうに並んでました~。また行きたいなあ。結局、紅葉より団子なのでした


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雨&秋の箱根

2008-11-10 01:28:42 | 
 

行ってきました~。義理の両親、姉とのチビを交えての初旅行。
お天気はあいにくの雨&急激に冷え込んだ週末でした~
が、その身にしみる厳しい寒さとしとしと降り続ける雨によって、色づき始めた箱根の山々はしっとりと、謙虚に、でも確かにそこに佇んでいて、なぜか泣けてくる日本人の私。山から流れ落ちるような見事なグラデーションを見せてくれた紅葉。このとき、物言わぬ自然声というか感情を確かに感じ取ったのでありました。この情感、この物悲しさがたまらなく好き。東山魁夷の世界だわ~。

さてさて、雨のため予定してたハイキングコースは中止。登山電車やケーブルカーを使ってのんびりぶらり旅。やっぱり旅はのんびり電車のほうが味があっていいな~。なんて、いいつつ後で芦ノ湖ターンパイクでの絶景に拍手もしちゃうのだけれど

愛知から出てきてもらったので、観光らしい観光スポットを、ということで今回は富士屋ホテルのお庭を散策しました~(泊まってはいません。次回は泊まってみたいわ~)。
和洋折衷のレトロでクラシカルな建物・・・実はそんなに趣味ではなかったのだけれど、こうして自分の足で歩いてみると圧巻しとしと雨の日だと特に、昔のヒゲ男爵や欧風化されたふんわりドレスのご婦人方の亡霊たちが今でもさまよってるような、そんな不思議な感覚に陥ります(妄想族ですから~)。それにひきかえ、機能性だけを追い求めた現代建築のツマラナイこと。断然後世に残そうと思える建物は前者だわ~

相方に比べ建築物にはめっぽう疎く、正直そんなに興味のない私。そんな私でも分かる。現代建築は材料も技術も使い捨てだけれど、古民家や美意識が散りばめられた重厚な造りはそこに引き継がれていく技術と、材料がある。そして、何よりも職人さんのプライドと魂が込められてるんだなあ。ウンチクはいらないわ。
いまさえよければという建築と、引き継いでいきたい建築、ここにも色んな未来へのヒントがありそうです


※写真:今回紅葉の写真は取りませんでした~。
三国峠からの眺めは、雲の上にいるようで不思議。雲の向こうにそびえたつ富士山は実に幻想的でございました。こういう景色を昔の人は自分の足で歩いて山の上から見たと思うと、祈るような厳かな気持ちになります。


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