10月の初めから「日本の城郭、その美と戦国激動史」という神戸新聞社主催の講座を受講している。 毎回あるお城を取り上げて、その城の政治的、地域的、戦略的背景について教えてくれるので、お城好きにとってはお金を払っても興味深い。1回90分で2000円なり。
講師は武庫川女子大の現役教授で、その講座開設の動機が面白いので紹介する。大学ではお城に関する歴史などを研究してはいるが、なにぶんにも女子大なので講義をしても、おしゃべりばかりして真剣には聞いてくれない。そこで、この講座のように一般人向けなら黙って真剣に聞いてくれるのでやりがいがあるとのこと。 それに、講師が”おたく”的で非常にユニークなトークも魅力である。
で、受講生の方であるが、お城好きな(? 確認はとってない)熟年のおっさん4人とおばさん一人という構成。講習会というよりはゼミ的な感じで、これがまた心地よい。
これまでに”岸和田城”(大阪)と”置塩城”(姫路)が修了、あと”安土城””大阪城””姫路城”など、計12回で来年3月まで続いてゆく。