これ、アメリカで売り出された 「ドーナツ・チーズステーキ・バーガー」、ヘビー過ぎてじいじには無理やと思う。
久しぶりにエッセイを載せたので、よければ読んでね!
(花 と 殿さま)
新聞の図書紹介欄で司馬遼太郎の 『花妖譚』(かようたん)という短編集の中に 「チューリップの城主」 として、三木合戦で有名な三木城主別所長治の名を見つけたのでさっそく買い求めた。
彼は家来や民衆を助けるために自害するのだが、遺体のそばにはチューリップらしき(確証はないとの注あり)花が一輪生けられていたらしい。この時代に、もうチューリップが日本にあったことと、それを彼が愛でていたのかと思い、この若き城主に 「ロマン中枢」 を強烈に刺激された。
そして、この物語には続きがあった。その約120年後、同じ播磨の若き城主が桜吹雪の下で自害していた。『殿中松の廊下』 の赤穂城主浅野内匠頭(長距)である。
彼は桜の花を好み、自害の日には桜の落花が特に激しかったとのこと。120年もの時を隔ててはいるものの、偶然にも同じ播磨の若き城主と花のロマンあふれる物語に出会い、久しぶりに 『司馬ワールド』 に迷い込んでしまった。
ちなみに、彼の辞世の句は 『かぜさそふ花よりもなほ我はまた春の名残をいかにとやせん』 である。「桜」の名は出てこない。
ところで、花の散り方で桜は 「散る」 椿は 「落ちる」 と表現する。前者は 「はらはら」 か「ちらちら」で、後者は武士のように潔く 「ぽとり」 かと思う。では、チューリップの場合はどうなのか?家人と 「ああでもないこうでもない」 と話し合いの結果、「ぱらり」 が妥当ではないかとの結論に至った。では、長治の最後はどんな散り方だったのか、興味は尽きない。
私の場合は、桜の方が断然好きである。ハリウッドのレッド・カーペットならぬ桜の花びらのじゅうたんが日本的でいい。
来年の春、桜の花びらのじゅうたんを踏みしめ、「桜吹雪」を全身に浴びながら外国の人に姫路城のガイドをするのが、待ち遠しい。













